Pfadfinder24
ドイツ留学なら、ドイツのエキスパートPFADFINDER24にお任せ!
   お申し込み    お問い合わせ    会社案内    利用規約    サイトマップ
ドイツ&周辺諸国観光案内
Wasserburg am Inn

> ドイツ&周辺諸国観光案内 INDEX
  
街の紹介

ミュンヘンから55km東、アウグスブルクからだと133Km東に"Wasserburg am Inn"という町がある。人口は1万2千人。オーストリアへと流れ込むイン河がちょうど弧を描いている部分にある町で、3方を自然の要害(河川)で囲まれており、町を防御するにはうってこいの場所。町の歴史はあまり探求されていないので正確な年代は不明だが、発掘によると9世紀に建造された城壁の跡が見つかっているという。すでに当時から、この場所の戦術的な意味をよく理解していたようだ。町の名前が、「水の要塞」となったのもうなずける。
11世紀の書簡で"Dietrich von Wasserburg"という貴族/諸侯の記述が見つかっており、これが町に関する最古の言及だ。その後の町の発展は記録が残っていないので不明だが、塩の交易で豊かになったと言われている。なにしろ町の三方を水で囲まれており、交易には便利な場所にあった。13世紀に村落から町に昇格すると、付近の権力者にとって町は金のなる木。欲深いバイエルン公爵が、「俺の物」と軍を進めるが、そこは防御にやさしく、攻撃に難しい土地柄、公爵は攻めあぐねて4ヶ月も町を包囲する。17週目に町は陥落、以後、この町はバイエルン州に帰属することになった。

ヴァッサーブルクの一番の見所はイン河にかかるイン橋と門。「レーゲンスブルクのような立派な石の橋じゃない。」という苦情を言う人がいたら、「この橋は敵の進行に備えていつでも壊せるように作られていた。」と教えてあげよう。石造りじゃ、そう簡単に撤去するわけにはいかない。この橋の手前、右手に大きな無料駐車場があるので、無理して市内に入らないで、観光客はここに車を停めて行こう。橋を渡る前に対岸に建っている綺麗な家屋を眺めよう。デユッセルドルフのライン対岸よりも、こちらのほうが綺麗だ。橋の袂の門は"Brucktor"と呼ばれ、「14世紀にはすでに存在していた。」というのでかなり古いものだ。門の裏には16世紀になってから壁画が描かれた。この門を抜けるともう町の中心地。右に行くと教会市庁舎、それに見事な"Fassade"(表面)の建物が並んでいる。その中でもとりわけ立派なこの波を打ってる建物は"Kernhaus"と呼ばれ、18世紀にミュンヘンから宮廷建築家を招いて築かれた。

市役所の横の建物、かってここでひずめを製造していたのが壁画になって残されている。この先に建っているのがかわいらしい"Max-Emanuel-Kapelle"、早い話が礼拝堂だ。中も立派です。市内を歩いていると、建物がまるでレゴのように四角形になっていることが気になる。しかもお隣同士、いつも違う色。「ピンクなんて嫌。青は俺が使う。」なんて言い出したら、どうするんだろう。この建物だけは凹んだ屋根。そして色もステキ。観光客なんで道に迷わないとやってこないのに、ここまで町並みを手入れするのはドイツ人ならでは。道に沿って歩いていると、"Roter Turm"(赤い塔)が見えてきた。これが唯一残っているかって城壁と繋がっていた見張り台だ。この先の通りがヴァッサーブルクの並木道。とっても綺麗なのでキョロキョロしながら歩いていると、怪しそうな門が見えてきた。「きっとこの先に何か先にあるぞ。」と狭い道に入ってみると、えらく立派な門が立っている。門はかっての城壁に埋め込まれるように建設されており、門の外には共同墓地があった。この辺りには昔の城壁がまだ残されているので、興味のある方は歩いてみてください。


      
並木道に戻って両脇の綺麗な家屋を見物しながら歩いていると、左手に丘の上に登れる階段がある。上から眺める景色は綺麗なので、階段も短いから挑戦してみよう。かってここには"Burg Wasserburg"(ヴァッサーブルク要塞)が建っていた。今日ではバイエルン州の穀物倉庫として使われていた巨大な建造物と礼拝堂、それに現在は老人ホームとして使用されている見事な屋敷が残ってる。そのお向かいにさも古そうな建物がある。これは"St. Michael"教会だ。町の観光案内には、「かっての町の"Wahrzeichen"(象徴)」なんて書いてる。今ではみすぼらしい小屋にしか見えないが、昔は塔もあり見事な建物だったそうだ。この教会の横に市内に通じる階段があるが、これを利用しないで坂道を歩いて下ろう。この坂道の両脇に建っている建物がと〜っても綺麗だからだ。この先はもう町の中心部だ。写真中真ん中にある汚い、もとい、古い建物が気になる。この建物は"Ganserhaus"と呼ばれるかっても裕福な市民の家("Bürgerhaus")で、建造は16世紀。ヴァッサーブルクの芸術家の家になっているそうだが、現在は修復のためか、空き家になっていた。

ここまで来たらほぼ町を一周。なんだが先の道を右に曲がって路地に入ってみよう。この先に町の(現在)の象徴になってる"St. Jakob"教会が建ってる。現在の姿になったのは14世紀。ご覧の通り宗教壁画が有名だが、壁の随所に埋め込まれてる彫刻も立派なもの。教会自体は修復中のため、現在は立ち入り禁止です。教会の前を通り過ぎて脇道に入ると、これまたカラフルなら建物が「見て!」とばかりに並んでいます。

アウグスブルクから車で向かうと、渋滞のない週末なら1時間半で着きます。観光客はゼロ。ローテンブルクで観光名所を占領している中国人の団体閉口した方は、こちらで心を癒してください。写真撮ってる人は居ません。ローテンブルクと比べると史跡は少ないですが、町、建物は十分に綺麗で見ておく価値があります。写真を撮りながらゆっくり歩いて3時間、写真を撮らないなら2時間程ですべて見れてしまうので、すぐに飽きてしまうお友達やお子さんと一緒でも安心です。


> ドイツ&周辺諸国観光案内 INDEX

(c)Pfadfinder24   > HOME   > お申し込み   > お問い合わせ   > 会社案内   > 利用規約   > サイトマップ