海外移住

今回は、庶民的(bulgaer)なテーマ、ドイツのテレビ番組について。

ホームページでも書いたことがあるんですが、ドイツのテレビ番組、つまらないです。
精神構造が違うので、コメデイーなど、全然、笑えません。

ドイツ人に人気があるのが、ドイツ版、NHKのZDFが放映している、Wetten das.

参 http://www.wetten-dass.com/

日本人にもファンが居るようですが、激退屈。
どこが面白いのか、全然、わかりません。


この為、主に見るのは、経済番組、ドキュメンタリー、国内、海外のレポタージュ番組。
特に、国内、海外のレポタージュ番組は面白い。

例えば日本について取材する際は、日本語を話し、日本文化を理解しているアジアの事情に詳しい担当者が取材するので、表面だけではなく、ちゃんとその裏面まで取材、報道するので偉い。
例えば日本の食文化を紹介する番組では、北海道から沖縄まで巡って、その地の特産を紹介するという手の込んだ番組。
豆腐を紹介する際も、店頭で豆腐を買って食すという手抜きではなく、ちゃんと早朝から豆腐屋へ取材に行って、豆腐の作成現場を撮影するだけでなく、豆腐の「残りかす」の「おから」の食べ方まで取材する徹底振り。

その他に面白い番組といえば、ドイツ人の海外移住(Auswandern)。
その名の通り、ドイツ人が海外に移住して、そこで苦労して生活していく様を紹介します。
この番組は大ヒットして、ドイツ中のテレビ局が真似、似たような番組を放映しているので、オリジナルが何処だったか覚えていません。

そのひとつが、VOXというテレビ番組が毎週火曜日に放映しているこの番組。

参 http://www.vox.de/vox-dokus_1228.php

結構、笑えます。
移住するドイツ人の多くは、ドイツで職が見つからない失業者。
英語もできないのに、わずか2000~3000ユーロの資金源で、ドイツ人の大好きなカナダやニュージーランドに移住、そこで仕事を見つけようと奮闘しています。
大体、労働許可もなく、英語もできなくて、仕事が見つかるわけないんですが、そんな事は考えもしないで、移住するのだから、凄いです。

その中でもとりわけ痛快なのが、タイに移住するドイツ人(中年)男性。
休暇で行ったタイで、タイ女性に魅せられて(騙されて)、家族、仕事を捨てて、タイに移住していきます。
現地でタイ女性に金を絞り取られれると、家から追い出され、路上で乞食をしています。

中には、ドイツでタイ女性と知り合って、タイに移住するドイツ人男性も居ますが、末路は同じ。
タイ人奥さんと、その家族に最後の1セントまで、搾り取られています。

この詐欺はかなりクラッシックな詐欺ですが、未だにその魅力を失っておらず、餌に食いつく男性の多いこと。
針の付いた餌を喉の奥まで飲み込んでいるので、騙されていても、なかなか気づかないようです。

こうした海外移住の理由の大半は、休暇で行って気に入ったから(言葉もできないのに)移住するというもの。言葉の通じるドイツでうまくいかないのに、言葉も通じない海外で成功する筈もないのですが、ごく稀に成功する例も紹介されています。

例えば、初めて休暇で行ったタイのコサムイ島で、「レストランでもやってみないか。」と聞かれて、これを承諾、何も考えないで移住したドイツ人カップル。

「これは間違いなく、失敗する。」と思っていたら、(3ヶ月遅れて開店した)レストランは(1年後には)大繁盛。コサムイ島に住むドイツ人のハート(味覚)と捕らえて、毎日、ドイツ人客で一杯。
このレストランの横にも同じようなレストランがあるのに、何故か、このレストランに客の人気が集まっています。
移住する前に、料理人(Koch)のAusbildung(見習い)を終了してから移住したので、本当のドイツ料理の味」を出している為かもしれません。

以前見た別の番組では、ドイツで事業に失敗、破産したドイツ人がタイに移住(逃走)していました。現地で生活費を稼ぐため、悩んだ末、現地で中古の手回しのミンチ機を買い、自宅のキッチンでソーセージを作り始めました。昔、肉屋で働いていたそうです。
これが最初のタイで作られたドイツのソーセージで大ヒット。今では工場を持って、大手のスーパーにソーセージを卸すまでに大成功、ソーセージ キング として紹介されていました。

やっぱり手に職(Handwerk)があると、何処へ行っても、使えるもんですね。

ドイツに留学する前に、是非、日本で何か職を習っておくといいです。
きっとドイツで役に立つと思います。

旅の恥は掻き捨て

日本でドイツ語を勉強する際の最大の欠点は、ヒアリングが上達しないこと。
そして意外と知られていないのが、ドイツ語の発音。

ちょくちょく、
「ドイツ語の発音はローマ字読みなので、簡単。」
という意見を読みますが、これは大きな間違いです。

日本でのみドイツ語を習って、ドイツに来ると
「ドイツ語」
が、ドイツ人に全く通じないことが頻繁にあります。

典型的なところでは、「R」の発音。
日本人は、これで苦労するケースが多いです。
これが問題ない人でも、「L」,「OE」、「PF」の発音で苦労します。
又、「B」と 「W」も正しく発音(区別)できません。

しかし、発音の最大の問題はイントネーション。
日本語は雨と飴などの例外を除き、イントネーションが必要のない言葉で、単語を平坦に発音します。
しかし、西欧の言葉は単語にイントネーションの場所があり、文章構造で音声を上げたり下げたりします。
これを知らない日本人は、ドイツ語を日本語のように読むので、ドイツ人には聞き取りできない言語のように聞こえます。

日本でドイツ語を勉強すると、こうした弱点を認識していないので、ドイツに来て苦労します。
例えば、ドイツ語で「根」をWurzel(n) と言いますが、日本人の苦手なW,R,Lが混じって、日本人にはほとんど発音不可能な単語。

あるいは、 「Koeln」という単語(街)。
簡単な単語に見えてますが、日本人にとっては(発音の)鬼門です。
親切なドイツ人なら、2~3回、聞き直した後で、Koeln?と聞き直してくれます。

先日、あるテレビ局が1週間、日本特集という企画を組んで、1週間に渡って、日本関連の番組を1日、2~3時間報道し続けました。
もっとも90%は再放送。

この番組の最終日、討論番組があり、ここに日本人の大学教授が招待されていました。
この番組を見て、びっくり。
以前、日本のNHKでドイツ語講座を司会していた、某大学の教授が
「日本代表」
で出演してました。

日本に居た頃、ちょくちょくこの番組を(日本に居た頃)見ていたので、懐かしいこと。
「目からうろこ」
だったのは、某教授が話すドイツ語が、すっごく下手だったこと。

発音が哀しいくらい下手。
おまけに文章(文法)も間違いだらけ。
1文として正しい文を話していません。

当時、この教授のドイツ語講座を見て、ドイツ語を勉強していたとは、、、。

余計なお世話と知りながら、テレビ局に、
「何を言っているのか、全然、理解できなかった。」
と、メールを送っておきました。

先日、返事が来て、
「ドイツ語が母国語でない外国人を招くと、度々、そのような問題があります。」
との事。

往々にして日本人は頭の中で作文してから、発言するので、授業中、なかなか発言をしません。
間違いをする事を恥じているが為です。

でも、そんな余計な心配は無用です。
「旅の恥は掻き捨て。」
という通り文章なんか構成できなくっても、ガンガン、発言するべき。

発音して、その間違いを早い段階で修正しないと、それここの大学教授のように、一生、おかしなドイツ語の発音をすることになります。

大学の先生は、本を読んで論文を書けばいいので、発音はそれほど問題とされません。
しかしドイツで生活したり、仕事をする際は、正しい発音は必修です。
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