プノンペン物語 その弐

話は冒頭から横にに逸れますが、ベトナム戦争中、べトコンとの戦いに手を焼いた米軍は、第二次世界大戦でばらまいた以上の大量の爆弾をベトナム(とラオス)に撒き散らしましたが、それでも戦争には勝てませんでした。
まあ、数千メートルの上空から爆弾を落としても、ジャングルに潜んでいるべトコンに当たる確立は低いですから、とても効率が悪かったわけです。

戦争が終わって、ベトナムはドイモイにて大幅な経済発展を遂げています。
その結果、道という道は、原付で埋め尽くされています。
交通ルールなんか知らない国で、交差点には信号もない国ですから、毎年、交通事故での死者が1万1千を超えています。
楽に日本の2倍です。

この為、「米軍は、爆弾を投下する代わりに、べトコンに原付を与えていれば、もっと多くのべトコンを殺傷することができただろう。」というジョークを、ベトナム人から聞いたことがあります。
それくらい、ひどいです。

カンボジアもこれに負けていません。
ただ、タイなどと違って、カンボジア人は穏やかな性格のせいか、歩行者を見ると(下で述べるように見ない場合が結構多い)、大抵はスピードを落としてくれます。

それでも交差点を渡るのは、結構、大変。
日本なら信号だけみて、交差点を渡ればいいですが、プノンペンでそんなことをすると長生きできません。
逆走するバイクが多いので、右と左を交互に見ながら渡らないと、とんでもない方向からバイクが飛んできます。

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上述の写真でもわかるように、交差点を渡っている女の子が、信号機を注視せず、交通の流れを疑い深い目で観察しているのが、よくわかると思います。

さらに状況を悪くしているのが、携帯電話の一般化。
初めてプノンペンに来た際は、アンテナがないので、携帯電話なんか役に経たないし、電話線もボロボロで、通信事情はかなり粗悪でした。
ところが今や、高校生でも携帯電話を持っています。
そして、この高校生が原付を運転するのですが、3人乗りをして不安定な状態で原付の運転をしながら、SMSを打ちます。


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連中、信号や歩行者なんか全然見ていません。
お陰で、道端で足や腕、中には顔面を半分なくした乞食が小銭をせびっています。
暗闇で、顔が潰れた乞食に出会うと、一瞬、心臓が止まります。

プノンペン最後の夜はリッチに、中華系のシーフード屋。
何故か、カンボジアでは中国人が多く働いているんです。
ビザの問題とか、ないんでしょうか?
現地人で賑わっているシーフード屋を探して入たんですが、大正解。
ソフトシェル クラブのから揚げ、とっても美味でした。

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500gで7ドルなり~。

いよいよ、次回は、タイに「帰国」です。
飛行機を逃さないように、今晩は徹夜です。

進路をプノンペンに取れ!

さて、サイゴンでおいしいものは大方食べたので、バスに(7時間、12ドル)乗って、プノンペンに来ました。

最初に来たのは8年前くらい前。
当時は小銃を持った子供が徘徊。

街灯のない横道に入ると、
「ホールドアップ!」
なってことが日常茶飯事。

道路は99%舗装されておらず、埃の街。
遠出なんかすると、髪が真っ白になりました。
ちょうど当時、メイン通りのモニボン通りで、舗装が始まったばかり。

ところが、今や道路は町の隅々まで舗装されて、スラム街は取り壊されて(住民は強制追放)、そこら中でビルが建築中。
進歩が目覚しいです。

さて、プノンペン、巷では同性愛者の町として知られているそうです。
ちょうど泊ったホテルが西欧人の同性愛者のオーナー。
言うまでもなく、従業員はピチピチした、カンボジアの若者ばかり。
宿泊客は、、、言うまでもないですね。

えらい所に泊まちゃった。
そこら中、西欧人とカンボジア人の(同性愛)カップルばかり。
ホテルの壁には、ピチピチしたカンボジア男性の上半身裸の写真が貼ってあります。

ここのホテル、西欧で有名なTripadvisorで見つけたんですが、同性愛者の愛の巣になっているなんて、何処にも書かれていなかったぞ!!
チェックインした際、ものすごい頭痛に悩まされ、早く楽になりたかったので、チェックインのカウンターでカンボジアの若い男性が働いていることに、注意を払っていなかったのが致命的。

しかもすでに4日間、前払いしてしまったし、、。
参った~。

又、ホテルの部屋は20ドル程度の内容。
16㎡ほどの狭い部屋で、シャワーとトイレが一体になっており、いつも湿っています。
朝食は、ケロッグとスイカ、パイナップルにバナナだけ。
あ、オレンジジュースとコーヒーもありました。
かなり悲しい内容です。

これで一泊48ドルも払ってしまいました。
というのも、仕事があるので、インターネット(Wifi)は必需品。
このホテルには、Wifiがあり、ちゃんと使用可能なんです。

「当たり前じゃないか!」と、言われるかもしれませんが、安いホテルに泊ると、Wifi有りと書かれているのですが、実際には稼働していないことが多いんです。
Wifi有りというのは、Wifiが使用できるということではないので、タイやカンボジアではこの辺、注意が必要です。

で、今、このブログもこのホテルのWifiを使って書いています。

さて、本題。
今日は、川辺の近くにあるサンドイッチ屋で、サンドイッチを食べてきました。


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このおフランスのバゲットパンを使用したサンドイッチですが、どこの店でも同じ味がするわけではありません。
おいしい店とおいしくない店があります。
目安では、おばあちゃんが経営している店はおいしいです。

数年前にプノンペンに沈没していた際、偶然見つけたサンドイッチ屋のおばちゃん、まだ健在で、同じ場所で営業していました。

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値段は(確か)当時2000リエルから、4000リエル(約1ドル)に値上がりしていましたが、味は落ちておらず、美味。
嬉しくなって「お代わり」してしまいました。
今日の昼食は、8000リエルなり~。

お腹がかなり膨れたので、消化の為に、川沿いを歩いてみました。
ここは、住民のそして観光客の憩いの場なんですが、これを狙って、現地人が飲みたくもない水や、食べたくもないスナックを売りに来ます。

しばらくその様を観察していると、まだ小学生低学年みたいな女の子が口をかみしめて大きなクーラーを抱えて、水を売っていました。

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「こんな小さい子供が、働かされて、、。」と、悲しくなり、つい、出来心で(欲しくもない)水を買ってしまいました。
水を買えば、クーラーが軽くなると思ったからです。

一本、2000リエルなり~。
道端のキオスクで買えば、たったの700リエルくらいなんですが、流石、カンボジアの水売りっ子。
観光客を見ると、ぼることを忘れていません。
この年齢で、その精神は立派!
この子の将来は安泰です。

いざ、ベトナム!その弐

ブログ、ホームページの更新と違い、更新が楽です。
何も下調べが要らないし、主観的な印象を書けばいいので、楽チン。
実際、ホームページの更新で、ドイツ最新事情などの新しい記事を書くには、1週間ほど時間がかかります。
起承転結つけて書かなきゃならないし、数字だけ挙げても、それがいい数字か悪い数字かわからないので、比較、例えば日本との比較が必要になります。
このデータを探すのが結構、大変。
おまけに、文章なんてものは書けばいいというものでもなし。
臨場感にあふれる文章にするには、文章の構成をあれこれと考えて、時には、段落を丸ごと書き直したり、最後の最後まで校正が必要になります。

そして一番大事なのが、「筆」が進んでいる際の、思いつき。
大まかな筋書きは頭の中で描いてから書き始めますが、個々の表現方法は、その場の思いつきによります。
日により思いつきに溢れる日もあれば、これが枯渇して、自分で再読しても一向に面白くなく、1日を費やして書いた部分を翌日、すべて消してしまうこともあります。

これだけ頑張って書いても、お金を取っているわけではないので、楽なブログなんてものがあると、どうしてもそちらで「済ませて」しまいがちです。

それでも今、頑張ってドイツの最新事情を(昨晩から)書いていますので、「更新が遅い!」とお嘆きの方、今、しばらくお待ちください。

さて、話はベトナムに戻ります。
予想と違い、サイゴン市内にはそれほど見る価値のある物、正確に言えば、見たい物は少ないですね。
なので、結局は飯だけが楽しみに。

今回は泊っているホテル、Beautiful Saigon Hotel という40ドル程度のミニ ホテルの経営する同名のレストランに行きました。
ホテルの宿泊客には20%の割引が効くことに釣られ、又、なかなか感じのよさそうなレストランなので入ってみました。
勿論、典型的なベトナム料理ばかり注文しました。

まずは、春巻き。


spring.JPG

よく作り置きだったりすると、味が抜けていますが、これは美味。
ちゃんと注文が入ってから、揚げており、ジューシーで合格点。

お次は、ベトナム ソーメン。

noodle.JPG

作り置きの店ですと、ソーメンがくっついて、大きな一塊になっており、食べる際にばらばらになります。
ドイツで食べたこともあるんですが、残念な味でした。
しかしこれは流石は本場だけの事はあり、しっかり堪能できました。
ソースの味が微妙で、ぺロリといけてしまいます。

最後にまたしてもフォー(ベトナム人はファーと言います。)

pho.JPG

シーフード ファーですが、美味。
道端のファー屋もいい味を出していますが、さらに洗練された上品な味で、これもスープお最後の一滴までぺロリといけてしまいました。

ついでにデザートなんぞ食べて(大食いです)、お会計、20%の割引が効いて、110000ドン。
ユーロに換算して4ユーロ30セント。
激安です。

サイゴンにお越しの際は、是非、ブイ ビエン通りのBeautiful Saigon Hotel 2 のレストランをお試しください。
ホテル、Beautiful Saigon Hotel 1 も、そこそこ快適でした。

いざ、ベトナム!

日本人にも人気のあるベトナム料理。
タイでも食べれますが、やっぱり本場はベトナム。
ドイツでは、何度かベトナムレストランに行きましたが、おいしくないので、ベトナムまで来てしまいました。

ある程度、前知識はありましたが、空港でタクシーを捕まえるのが大変。
タクシーはあるんですが、すべてぼったくりタクシー。
乗った途端、あるいは目的地に着いてから、「20ドル。」と、ぼってきます。
本当は5~6ドルが相場なので、流石、ベトナム人。
あの米国、中国を相手に戦争をして、負けなかっただけのことはあります。

タクシーを10台くらい変えて、やっと7ドルでOKするドライバーを探しました。
目的地に着いて、お金を払う段階でも、お釣りを誤魔化してきます。
「もうお金がない。」と、言っても、手をひっこめなければ、幾らでもお金が出てくるから不思議。
たかがつり銭の支払いで、こんなに手間隙かかるとは流石、ベトナム人。
あの米国、中国を相手に戦争をして、負けなかっただけのことはあります。

さて、そのベトナムで一番庶民的な料理はフォー、うどんですね。
日本ではラーメン、タイではクイティアオやバミー、ベトナムではフォー。
どこの店がおいしいかわからない場合、現地人が多く入っている店に入るのが、見知らぬ土地で旨い飯を食う秘訣。
そこで、現地人で一杯の(外国人が一人も居ない)一膳飯屋(フォーしかメニューがないので。)で、フォーを注文。


fo.JPG

その日はホテルで食べた朝食だけで、腹が減っていたせいか、感激する旨さでした。
酸味のあるスープでちょっぴり辛く、また、中に入っている具が抜群。
これでこそ、ベトナムまでフォーを食べに来た価値があるというもの。
たかがうどんにこれだけ手間隙費やすとは、流石、ベトナム人。
あの米国、中国を相手に戦争をして、負けなかっただけのことはあります。
値段は32000ドンなり。

その後、路上で「赤飯屋」を発見。

rice.JPG

ココナツと砂糖をかけて出されました。
う~ん、抵抗感があり、おいしいのか、おいしくないのか、判断しかねる味でした。
20000ドンなり。

その後、入ったファーストフード風のベトナム料理屋は、失敗。
おいしくありませんでした。
そこそこ客が入っていたんですが、主に外国人が客でした。
やっぱり明日は、地元の人間でj繁盛している店に!

いざ、ベトナム!

旨い物は高し。

やっと待ち待った休暇の到来です!
今年の冬は長かった、寒かった、暗かった。
ドイツで冬を過ごしたことがない方には、きっと今の、わくわくそわそわした気持ちが理解できないと思います。
すでに2月になると、天気のいい日には、すでに十分、日光の強さを肌で感じます。
冬のように日に当たっても、暖かさが感じない弱さではなく、しっかりと日の強さを感じさせます。
そんな瞬間は、10分でも15分でも、少しでも長く日差しを肌に浴びようと、ドイツ人は寒い2月でも、喫茶店で外に席を取っています。

初めてドイツに来ると、ドイツ人が排気ガスをもろに浴びる道路の横の席に座っているのを見かけて不思議に思います。
しかし、ドイツで冬を越すと、そのドイツ人と同じ行動をしている自分を見出します。

さて、休暇。
11時間も飛行機の狭い席に座って、タイまで着ました。
話はまた横に逸れますが、ドイツ語ではエコノミークラスの席をHolzklasse、「木の座席クラス」と、言います。
これは昔、ドイツ鉄道の2等車は、クッションのない木の座席だったことが原因で、飛行機の席でも「2等車」は、Holzklasseって言います。

なんでタイかというと、昔、自衛隊で一緒に苦しんだ(そして一緒に辞めた)友人がタイで働いている為。
ドイツで修道院生活のような生活を送っていると、たまに理解し合える人間にあって、意見の交換をするのは楽しいです。

又、太陽なんぞ、「履いて捨てるほど在る。」ので、これまでの日照不足を一気に解消できちゃいます。
さらには、タイでは日本食の大ブーム&日本人の大コロニーがあり、日本とほとんど変わらない日本食を食べることができるので、休暇になるとどうしても、タイに逝ってしまいます。

さて、その友人に、「おいしくて安いすし屋を紹介してくれ。」と、聞くと、諭すような口調で、「西君、おいしいものは高いんだよ。」と、言ってくれました。
その返事を聞いた途端に、「馬鹿な事を聞いてしまった。」と、思ったんですが、一度、口から出た言葉は取り消せません。

というのも、「安くていい語学学校を紹介してくれ。」と、聞かれても、やはり言葉に詰まってしまいます。安いのには、すし屋だけでなく、語学学校にもその理由があります。
つまり仕入れ材料が安いのです。
安い二流の素材とどうひねっても、所詮は、2流。
だから、それ相応の内容(味)になってしまいます。

そこで、今日はバンコクはタニヤにあるすし屋、築地に行ってきました。

tsukiji.JPG

前日に行った別のすし屋で失敗していたので、ちょっと不安だったのですが、口に入れた途端、味のレベルの違いに気づきました。
「日本のすしとほとんど味がかわりませんね。」と、言うと、「材料の多くは日本から直輸入しています。」との事。
本当においしかったです。

やっぱりおいしいものは高いんですね。
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