Kochendes Blut

実は、別のテーマを取り上げる予定だったんですが、「面白い」体験をしたのでご紹介しちゃいます~。

今、ドイツで一番有名で、一番費用の高い語学学校への手配をしています。
これが大変なんです。

お客さんが来月始めにボンに渡独されるのですが、一向にホームステイ先の案内が送られてきません。
この学校は、毎回、こうなので、もう驚きもしません。

そこで2週間前に、問い合わせのメールを送りましたが、今日まで返事が来ません。
無視(消去)されたようです。
この学校は、毎回、こうなので、もう驚きもしません。

そこで学校に電話をすると、「ホームステイ先の案内は学校で行うから、事前には知らせない。」と、(自分の都合に合わせて)これまでの方針を変更しています。

「ああ、そうですか。」と、先方を信用するには、こちらもドイツでの経験が長過ぎます。
「ステイ先が決まっているなら、これを事前に連絡するのに何が問題があるの?」と聞くと、
「担当者が居ないから。」と、逃げます。

「じゃ、その担当者とはいつ話せるの?」と聞けば、
「月曜日の11時から。」というので、ここは一時、引き上げます。

で、今、電話しました。
すると、「担当者が居ないから、詳しい案内はできない。」と言いまつ。

「じゃ、その担当者はいつ来るの?」と聞くと、
「わかりません。」と、臆することもなく、立派な返事。

「11時に来るんじゃなかったの?」と言うと、
「それは予定です。」との事。

「じゃ、今わかっている部分でいいから、ステイ先の情報を教えてください。」と、(まだ爆発しないで)自制して聞くと、
「ステイ先には独自のキッチンがあるので、自分で食事を調理できます。」と言います。
「良さそうだね。」と、褒め言葉をもらした途端、

「ステイ先の○○さんは朝食を提供していないので、自分で調理できます。」と一言。
ここで警笛が鳴ります。
お客さんのブッキングを見ると、朝食込みで予約して、すでに(去年の12月に)支払い済み。

「お客さんは、朝食を希望しているので、朝食を用意してくれ。」と、半分自制心を失いながら言うと、
「無理です。」との一言。

「何故無理なの?」と聞くと、
「食事を提供するステイ先は少ないんです。」との事。
「だから去年の12月に申し込んで、費用も払っているんじゃないか。」と、言えば、
「お客は、あなただけじゃないんです。」と言い切ります。

「100件も申し込んでいるんじゃない。たったの一人だけ。それも半年も前からの予約で、朝食さえも手配できないの?」と叫ぶと、
「私は記録に書かれていることを言っているだけで、それ以外は何もできない。」と、また責任回避。

「じゃ誰が、何かできるの?」と聞けば、
「日本食の準備なんかできない。」と問題転換。
朝食が手配できない理由を、どうしても客のせいにしないと気がすまないようです。

「日本食を用意してくれなんて一言も言っていない。」と、私。
「じゃあ、担当者が来たら、相談してみます。」との事。
この言葉だけで先方を信用するには、こちらもドイツでの経験が長過ぎます。

「いつ返事が貰えるの?今日、明日、それともお客さんが着いてから?」と嫌味を言うと、
「今日!」と言って、電話が切れました~。

この学校、いつもこんな調子なんです。
先回、年末年始にこの学校のコースを予約したお客さんが、
「12月~1月のコース休止期間中の宿泊費460ユーロを払ってください。」と言われ、寝耳に水。

「何故?」と聞くと、「契約書に書かれている。」との事。
当然、弊社に苦情が入ってくるので、学校に電話して、
「契約書の何処にそんな事が書かれているの?」と聞くと、
「、、、、。」

「どこにも書かれていない費用を、要求するのは理解できない。」というと、
「そういう決まりです。」との事。

言っている事が、今と最初では違いますが、この学校は、毎回、こうなので、もう驚きもしません。

ミュンヘンにある本部に、
「契約書に書かれていない費用を、現地で客に請求するのは貴社の方針ですか。」と書くと、
かなり早く返事が来て、

「申し訳ない。学校のミスです。勿論、無料で宿泊できます。」との事。

本部には仕事のできる人が居るようです。

とにかくこの学校、特にボンの学校は毎回、トラブル続きなので、ここに通われる方はご注意ください。
毎回、血が沸騰します。

もっとスマートに仕事がしたいっ!

ココン-プノンペン

本当はココンで3日ほどゆっくりする予定だったのですが、

1. 毎日オープンエアのカフェでメールの送受信に2時間も費やして、


2. あまりおいしくない肉まんや、

kokong6.JPG

3. 孵化しかけた卵を食べるのは、

kokong5.JPG


しんどいので、ここは2日で切り上げて、さっさとプノンペンに行く事にしました。

そこでまたしてもミニバスに乗って、移動することに。
ところで、ココンって正確にはKoh Kong、つまり島(Koh)なんですね~。
移動をして、初めて気が付きました。

カンボジア本土に行くには、海だか河だかを6~7回、横断していく必要があります。
勿論、こんな辺境に橋なんてないので、ボートを結びつけた怪しげな「フェリー」で対岸に渡ります。

kokong7.JPG

いつ沈没してもおかしくないです。
実際、沈没している車やトラックを見かけることがあります。

kokong8.JPG

最初の頃は、フェリーに乗るのが珍しく、クーラーの効いた車内から、車外に出て写真を撮っていましたが、これが4~5回も続くと、気温の変化に体が馴染めず、しんどくなってきます。
これが6~7回も続く頃には、もういい加減、車から下りるのが面倒になります。

でも、車に乗っていてフェリーが沈没すると、それこそ「人柱」です。
大戦中に輸送船で支那に移送される際、潜水艦の魚雷攻撃に遭い、輸送船が沈没、翌朝まで泳ぎ続けて生き延びた叔父の話が脳裏に浮かびます。
人柱になりたくないなら、面倒でも、しんどくても、車から降りるべきです。

さて、何度フェリーに乗ったか、数えるのも面倒になった頃、よくやく大陸上陸。
しばらく行くと、赤土に舗装されたばかりのアスファルトの道路が見えてきました。

ここでミニバスは止まり、プノンペン行きの乗客は、ミニバスから放り出されます。
20~30分ほどすると、ようやく一台のバンが通りかかります。
このバンがプノンペン行きだとわかると、乗客は一人1ドルで身売りされて、明らかにあまり快適に見えないバンに乗り換えです。

kokong9.JPG

背もたれは壊れており、勿論、クーラーなしのバンで一路、プノンペンに向かいます。
幸い、車が走っている限りは、涼しい風が入ってきます。
が、それも長続きしませんでした。

途上、次々と「乗客」を道端で広い、8~9人乗りのバンに、最高で16人も押し込まれます。
当然、風なんて入ってこないし、そのうち、オーバーヒートで車がエンストしてしまいます。
明きからに積載量オーバー。

するとペットボトルを抱えた運転手が田んぼに下りていき、これに水をに詰めて戻ってきました。
ボンネットを開けて、この(汚い)水をエンジンにぶっ掛けます。
これを3~4回繰り返すと、エンジンが息を吹き返します。
再び出発~。

暑くて身動きもできない状態で気が遠くなる頃(4時間ばかり)、ようやくプノンペン到着。
バンが止まると、生ごみに群がる蝿のように、バイクタクシー、通称、バイタクが押し寄せます。
その一人に、予約していたフラミンゴホテルに行くように言うと、

「どうしてそんな高いホテルに行くんだ?!」
「もっと安くて、いいホテルを紹介するぞ。」と、コミッションのもらえるホテルに連れていこうとします。

疲れて交渉(説得)する元気もないので、 " Go Flamingo, Yes or No?"
とやって、やっとホテルまで連れて行ってもらえました。

flamingo.JPG

運良く部屋の予約がキープされており(カンボジアでは、予約していても早いもの順で部屋は埋まります。)、ちゃんと部屋に入れました~。

朝の8時に出発して、到着したのが夜の8時。
実に12時間もかかりました。

普通の観光客なら、「疲れた~。食事を済まして、すぐに寝よう。」なんて気楽なものですが、仕事をしながらの旅行では、そうはいきません。

リュックサックに仕事の7つ道具を詰めると、レセプションまで下りて行き、ケーブルをノートパソコンに繋ぎます。
ところがネットに接続できません。
どうもIPアドレスの設定が必要なようです。

レセプションに「IPアドレスの設定を教えてくれ。」といいますが、首をかしげるだけ。
仕方ないので、備え付けのPCのIPアドレスを書き取って、これをノートパソコンに(一部変えて)入れて、やっとネットに接続。
(自営業は会社の経営だけでなく、経理、PC設定、ウエブ更新、なんでもできないとうまくいきません。)

こういうときに限って、メールの量が多く、結局10時過ぎまでお仕事。
やっと仕事を済ませると、街に出て、夕食。

無茶苦茶疲れました~。
もう辺境はこりごり。
次回からは、スマートに生きたいっ!!

パタヤーココン

旅行の楽しみは、日本(ドイツ)ではお目にかかれない現象(景色、慣習、食事など)を体験できる事。
これは楽しい体験もあれば、それほど楽しくない体験もあります。

楽しくない体験の一例を挙げると、パタヤーから陸路、プノンペンに移動した体験。
パタヤーにてまずはカンボジア国境までのトランスファーを予約。
俗に言う、「南周り」です。

翌朝、「本当に(ホテルまで)迎えに来るのかな?」と、心配していましたが、ちゃんと迎えに来ました。
立派、立派。

ミニバスに乗って、隣町に移動、ここでさらに数人が乗り込みます。
でも、なかなか出発しないのでイライラしていると、やっと出発。
と思ったら、15分ほど走ってから、ドライバーの携帯電話が鳴り、何か携帯電話に怒鳴っています。

悪い予感が、、。
案の定、次の交差点でUターン。
集合時間に遅れてきたオランダ人カップルを拾いに、また同じルートを戻る羽目に。

集合時間に遅れてきた人の立場から見れば、タイ人は偉い。
「お金をもらった以上、仕事をする。」という姿勢が見て取れます。

でも、これから1日中、バスで移動する身にとっては、あまり嬉しくありません。
まさか、「タイ人の几帳面さ」にガッカリする事があろうとは、、。
他の乗客も同じ考えのようで、文句こそ言いませんが、険悪なムードで、「ごめん。」の一言も言わないオランダ人カップルを迎えます。

この苛立ちも消え去る頃(3時間)、カンボジア国境の町、トラートに到着。

trat.JPG

タイにも同じような名前の街が多いのですが、イサーン(東北部)の大都会コラートとは別の街です。

ここで地元のドライバーに「身売り」されて、地元のミニバス(ボロボロ、エアコンなし)に乗り換えて、カンボジア国境に向かいます。

trat2.JPG

ここからさらに2時間くらいかけて、ボコボコに舗装された道路を走っていきます。
「もう辛抱たまらん。」と、思いかけた矢先、やっと到着。

インターネット上で悪評の高い国境でビザの申請。

kokong.JPG

確かに愛想はなかったですが、ベトナムの国境の方がもっとひどかったです。

ちなみに国境に着いた途端、カンボジアのドライバーに囲まれます。
明らかにタイの国境に入っているんですが、その辺はタイ、大目に見ているようです。

で、皆が口を揃えて、
「何処に行く。」
と、聞いてきます。

タイでは賭け事が(公式には)禁止されているので、カンボジア国境のカジノまで金をすりに来るタイ人が多いんです。
賭け事には興味がないので、カンボジアの国境町、ココンに直行する事に。

ビザの申請を(無理やり)助けてくれた、ドライバーの後部座席(車ではなく、原付です。)に座って、ココンに向かいます。
しばらく行くと、(仲の悪い)タイとカンボジア国境の象徴である「友好橋」が見えてきました。

kokong2.JPG

半日の移動で疲れたので、橋の袂にあるホテルで2~3日静養することにしました。

通常の旅行者なら、「疲れた~。」などと言って、シャワーを浴びて静養できますが、仕事をしながらの身では、そんな贅沢はできません。

リュックサックに仕事の7っ道具を詰めると、街に出て、インターネットカフェ探しです。
マーケットの横に2件、インターネットカフェを発見。

ネットに繋いで、メールをダウンロードしますが、半端じゃない遅さ。
なんと24kbps。
メールをダウンロードするのにたっぷり1時間かかりました~。

kokong3.JPG

メールの返答を書くのに1時間、これを送るのに、又、1時間くらいかかり、オープンエアのネットカフェなので、もう汗だく。
仕事も体力勝負です。
自衛隊での3年間は、無駄ではなかったです。

さて、義務(仕事)を果たしたら、あとはフリ~。
カメラを抱えて、ココンを歩き回りました。
もっとも小さな村なので、一時間で十分。

望遠を利用して、市場の片隅で戯れる(それとも仕事をしている?)、子供をこっそり撮影。

kokong4.JPG

したつもりですが、しっかりばれていました。
でも、よく見ると、三つ子でした。
写真の左端に「手」しか移っていない子、同じ顔をしていました。

この何もない村に、Ottoというカフェがあります。
そう、ドイツ人の経営です。
なんとココンに30年も住んでいるとか。
つまり戦争中も住んでいたことになります。
何処の国に行っても、「筋金入り」の外国人は、いつもドイツ人です。

ココンを一言で形容すれば、「何もない。」という言葉がぴったり。
ココンが「歴史」に登場するのは、カンボジアの内戦中、国王のシアヌーク殿下がここに軟禁されていたくらい。
軟禁されていた家も見に行きましたが、カメラの電池切れで写真が撮れませんでした~。

次回は、ココンからプノンペンまでのOdysseeについて紹介します~。

Made in Thailand

タイで電化製品、特にPCやカメラ用品を買うなら、まずはバンコクのパンテイップ プラザ(通称、パンテイップ)に行きましょう。

赤バスの2番に乗って「パイ パンテイップ。」と言うだけ。
以前はたったの3バーツ。
ただ同然。
最近は原油価格の高騰もあり(確か)7~8バーツ。

akabus.JPG

初めて乗ったときは、サウナのような温度に死にそうになりましたが、慣れれば、市民の足で、快適です。
スマートに行きたい方は、クーラー付きの511番をどうぞ。
ただしバスの中は泥棒が多いので、鞄は膝の上に置いて、抱えてください。

ビルの前には、訪問客を狙って屋台が所狭しと軒を連ねています。
お勧めは、ここでも唐揚げの屋台。

chicken.JPG

「35℃の炎天下で唐揚げですか?」と、言われそうですが、一度食べたら病みつきになります。
大人気なので、唐揚げが冷める前に売り切れ、いつもホカホカです。
でも、週末しか店を出していないようです。
土曜、日曜にお買い物に行かれる方は、空腹のまま買い物に出かけましょう。

話を元に戻します。
何故、パンテイップかと言えば、ここではカメラ、PCなどが消費税なしで売られているんです。
(当然、空港では消費税の還元はありません。)
おまけにここでカメラを買うと、なんと日本仕様のカメラが買えます。

ちょうどベトナムでカメラを盗まれたので、しぶしぶタイで買い直すことに。
しかしいろんな機種があるので、そう簡単には決まりません。
かなり悩んで買ったカメラはパナソニックのFZ-18。

fz-18.JPG

当時は珍しい18倍ズーム。
外見はあまり気に入らなかったのですが、「ノイズが少ない。」というドイツの雑誌の評価が背中を押しました。
さらには、広角レンズなので、「語学学校などに出張に行って撮影をする場合も便利なんじゃなかろうか?」と、仕事のことも考えて決定。
(会社の経費で落とすので。)

悩んだ甲斐あって、実際に使用して、満足できるカメラでした。
コンパクトカメラ(デジタル カメラ)にもかかわらず、いろんな設定が可能で、仕様説明書を読んで、なんとか使いこなせるようになるまで1年もかかりました。

また画像も(望遠しない限り)昼間の撮影では申し分なく、手軽でとても重宝しました。
敢えて苦言を呈するなら、ちょっと暗い場所で、RAWで撮影するとISO200くらいでノイズが出て、「使えない。」事。
この為、RAWで撮影するのは昼間で、ガンガン、太陽が照っているとき。
昼間でも店内や蛍光灯の下ではJPWGで撮影する事で、「問題」は解決しました。

新しいカメラを買ったはいいが、タイではちょうどソンクラーンの時期。

songkran.JPG

「外国人」だろうが、現地人だろうが、カメラを抱えていようが、容赦なく水をぶっかけられます。
一部のファランはすっかり現地人の仲間入りして、通行人に水をかけて笑っていますが、氷水をかけられた方は笑う気がしません。

現地人の風習をどうこう言うつもりはないんですが、1週間も続く狂気の沙汰で、毎年、数百人が死にます。
大方は、アルコールを飲んでの飲酒運転が原因ですが、氷水をかけられた挙句に、ピックアップトラックに轢かれたのでは、目も当てられません。
タイに行くなら、4月12日から1週間は避けるようにしましょう。

運悪くこの期間に休暇が重なってしまったので、18倍ズームを利用して、遠距離から写真を撮っていましたが、ビルの屋上からバケツの水をばらまくファランがおり、結局、ずぶぬれ。

ホテルに帰ってカメラを乾かし、以後はカメラをナイロン袋に包んでお出かけ。
その後、機能に支障はなっかたので「大丈夫だったのかな。」と思っていましたが、ちょうど3年目になって不具合が出て来ました。

今回、やっとの思いでタイに着き、空港からホテルに向かうタクシーの中で、着陸体制の飛行機を撮ろうとしたら、ズームレバーが固まって動きません。
休暇の始めの日にこれはショック。
写真のないブログなんて、自費出版の無名な著作と同じで、誰も読みません。

「またしてもパンテイップで買い替えか?」と、タイに着いて1時間でブル~な気分。
ギリシャのお陰で、ユーロは15%くらい価値を落としており、文字通り「高い買い物」は避けたい。

ホテルに着くと、私物をばらまいて醜くする前に、まずは部屋の写真。
電源を入れてみると、ズームレバーは固まっていますが、撮影機能だけはまだ使える様子。
一安心。

いつ壊れるかヒヤヒヤしていましたが、休暇中、なんとか最後まで持ちました。
今になって思えば、3年前のソンクラーンでカメラが濡れて、内部で錆が広がったのが原因かもしれません。
それともただ単にカメラの「寿命」なのか、(修理に出さないので)真相はわかりません。

さて、ドイツ語で、"Nach dem Spiel, vor dem Spiel." と言うように、「ひとつ休暇が終わると、次の休暇前」です。
新しいカメラを調達しなければなりません。
タイで買ってもいいのですが、修理は(日本仕様なので)日本まで送らなければなりません。
これでは割に合いません。
熟考の結果、少々高くても、今度はドイツで買うことにしました。
ドイツで買えば2年間保障付きだし、「元が取れる。」かもしれません。

かなり悩んだ結果、これまでは「高嶺の花」と思っていた、ニコンの一眼カメラに決定。
(会社の経費で落とすので。)

勿論、休暇でも使うので、多少のズームはあった方が重宝します。
そこで18-105mmのレンズとセットで買いました~。

nikon.JPG

ついでにカメラ バッグと書き込みの早いSDカードも買い、860ユーロなり~。
もうじき後続機が出そうなので、値段が安くなっていました。

カメラが届いて裏面を見ると、Made in Thailand。
あら、ニコンはタイに組み立て工場があるんですね。

あとは仕事で使うために、明るいレンズが欲しい所、、。
これが揃って、火山灰が収まったら、5月は出張です。
語学学校を訪問して、授業風景や学生寮などの写真を撮ってきます。
又、経営が危うくなっていないか、おかしな先生が授業をしていないか、写真を撮るフリをして見極めてきます~。

Just in Time

自衛隊では、
「3歩以上は駆け足!」
と、朝から晩まで走らされ、やっと終業時間になったと思ったら、非常招集で、30kgのリュックサックを背負って、銃を抱えて、朝まで行軍。
足の裏には水泡ができて、歩いているうちに潰れてしまいました。
行軍が終わってブーツを脱ぐと、水泡の跡の「皮」だけ、残っていました。

ところが今では「3歩以上は車で移動。」という有様。
まだ通勤していた頃は、毎日電車に乗っていましたが、いつも遅れてくる電車に嫌気が差して起業。
会社を作ってからは、通勤もなくなり、電車に乗る機会がすっかり少なくなりました。

さて、ドイツでは空港が(ミュンヘン空港を除き)比較的、市内にありアクセスが非常に容易です。
デュッセルドルフもこれは例外でなく、今住んでいる場所(アパート)からS-Bahn(近距離電車)の7番に乗れば、乗り換えなしで20分で空港まで行けちゃいます。

以前、スペイン(バルセロナ)への社員旅行の際、寝坊をかまして、フライトの1時間前に起きたことがあります。
最初に自分の目、次いで時計を疑い、
「電池が切れたんじゃないか?」と、思いましたが、
「電池が切れたら、時計は先に進まないで、遅れる。」事に気づくと、まるで非常招集がかかった時のように、超高速で着替えをすまして、空港に直行しました。
ちょうどゲートが閉まる前に滑り込みセーフ。
出発30分前でした~。

この「記録」を持ってるので、これから飛行機に12時間も座らなきゃならないのに、航空会社が言う台詞を真面目に受けて、搭乗2時間前までに空港に行くなんて、とんでもない。
デュッセルドルフのようにアクセスがいい街では、1時間で十分です。

でも今回はそわそわして(それとも胸騒ぎ?)フライトの2時前には仕事も手につかず、1時間半前にはもう待ちきれず、自宅を出てしまいました。
予想通り遅れてやったきた電車に乗車、「バンコクに着いたら、何処でご飯を食べようかな~。」と、久々の日本食を夢見ながら、空港に向かっていました。

あらかじめ言い訳をしますが、デュッセルドルフ空港駅は二つあります。
ひとつは空港の地下にあり、移動も短く、至極便利。
もうひとつは離れています。
この為、モノレールに乗って空港まで移動しなければなりません。

S-7の電車は空港の地下の駅に着くのですが、「デュッセルドルフ空港駅~。」のアナウンスと共に、電車が「別の」デュッセルドルフ空港駅に着きました。

一瞬、電車を降りようかと思いましたが、
「次の停車駅は、(別の)デュッセルドルフ空港駅だろう。」と再考、降車しないで席に戻ると、電車は急激に加速、空港を後にして、見たこともない田園風景を突っ走っていきます。

「あっれ?!」と驚き、初めて電車の表示を見ると、「ドルトムント行き」と書かれています。
壁に貼っている電車網を見ると、S-7だと思って(確認せず)乗車した電車は、実際にはS-11、(言うまでもなく)ドルトムント行きでした~。

S-7が廃止になったか、それとも何かの理由で、S-11に変更されていたのか、理由は未だに不明。
電車に乗る機会がなかったので、全く気づきませんでした。

自衛隊での3年間で何か習ったかと聞かれれば、大型特殊免許(カタピラ限定)と、ミスをしても、パニックにならないこと。
自制心を失うと、生ごみに群がる蝿のように教官に囲まれて、容赦なくいじめられます。
だから、どんなにあせっていても、涼しい顔をしている事が大事。

それに何か失敗をしてパニックになると、謝った判断をして、損害はさらに拡大します。
そこで、努めて冷静になり、ない知恵を絞った結果、

1.急ブレーキで電車を止める。
2.次の駅で降りてタクシーで空港に向かう。
3.乗り遅れたら、(チケットを買いなおして)次の飛行機でタイに飛ぶ。

(田んぼの真ん中で電車を止めても意味がないので)、上述選択肢の中から、2番を選択。

「止まれ~、止まれ~、早く止まれ~。」と、思いながら急ブレーキの赤いレバーを見つめていると、電車が減速を初め、デュッセルドルフ空港駅から12~13分ほど離れた無人駅で停車しました。

普通、S-Bahnの駅前にはタクシー乗り場があるものなんですが、田園地帯の無人駅、タクシー乗り場などなく、殺伐としています。

計画変更。
電車の発着掲示板で調べると、空港行きの電車は15分後に来る(予定)。
空港までさらに12分かかり、モノレールでの移動にさらに10分、待ち時間も入れると40分ほどかかります。

時計を見ると、(早めに出たお陰で)出発まで1時間少々あります。
他に方法もないので、ホームを隅から隅まで歩くことで、人生で一番長い15分を待ちます。
そしていよいよ、電車が遠方に見えた時、どんなに嬉しかったことか。
11時間の飛行を終えてバンコクに着いた瞬間と同じように、嬉しかったです。

幸い、デュッセルドルフ空港に戻る電車では、急ブレーキを引く不届き者もおらず、空港には12分程度でスマートに到着。
走りたい気分を抑え、スマートに早足で歩いて、モノレールの駅に向かうと、Just in Timeでモノレールが来ました。
悪い事の後には、いい事が続くもの?

お陰で空港には出発の30分前に到着。
出発ゲートまで行くと、ちょうど搭乗が始まり、待ち時間なし!
まさにJust in Time!

でも、次回はちょっと早めに着いて、出発を待ちたいです。

デュッセルドルフ空港に戻る途上、証拠写真を撮っていれば、「いいブログ」になったと思いますが、心理的に余裕がありませんでした。
この為、バンコクに着いて、初めて写真を撮ることができました~。

just in time.JPG
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