理想と現実

日本で人気のある(金になる)のが、インターンシップの仲介。
タイで働いている自衛隊時代の同期生が、
「インターンシップって、いい商売になるんだよ。」
って言うんですが、意味がわからないので
「インターン、何だって?」
って聞き直しました。
何のことはない、企業研修のことらしいです。



理想だけで
「○○の仕事に尽きたい!」
って考えて、実際に就職してみると、
「予想(期待)していたのとは大違い。」
ってケースが少なくないので、まだ選択の余地がある内に研修してみるのは意味のないことではありません。

ただ、研修をして意味があるのは、仕事を理解できるだけの事前知識がある事が条件です。
別の場所でも書きましたが、以前、働いていた旅行代理店に「研修生」が派遣されてきました。

日本で金儲けにめざとい業者が、
「デュッセルドルフで海外研修してみませんか?」
との謳い文句で30人くらい集めました。

問題は研修先。
この業者、商工会議所にコネがあったようで、商工会議所から
「○日○月から研修生を送ります。」
と、一方的な通知がありました。
会社は商工会議所を敵に回したくないので受けたようです。

ところで、商工会議所に対して、あまりいいイメージを持っていません。
以前、自衛隊に勤めていた頃、商工会議所から猛烈な抗議電話があり、
「大砲を市民に向けるのか!」
と、喧嘩をふっかけてきます。

自衛隊は遊園地じゃないので、そこら中に仕事道具、榴弾砲や戦車があり、どこに向けても結局は
「市民に大砲を向ける。」
事になります。
商工会議所の人間は、窓の外から自衛隊の駐屯地を見て苦情電話を入れるくらいしか仕事がないのでしょうか。

さて、その研修生ですが、旅行代理店に派遣されてきても、仕事がありません。
まず旅行業ではホテルの予約からチケットの予約まで全部、専用のプログラムを使うので、これを熟知してないと、ホテルの予約さえ取れません。

それでも旅行業には「雑用」が一杯。
ところが研修生、「日本企業での研修」なので、日本語しかできません。
勿論、英語を習ったことはあるのですが、仕事でドイツ人を相手に交渉できるレベルではありません。

結局、正面にてチケットなどのピックアップに来られる(日本人の)お客様の接客が主要任務になりました。
これって、日本でもできますよね?
高い金(研修費に30万も払ったらしい。)を払って、これでは意味がありません。

また知人から聞いた話ですが、
「サッカー留学が儲かるよ。」
との事。

なんでも、
「ドイツにサッカー留学」
という文句で、何も知らない人から大金を取ると、蛸部屋に押し込んでいるそうです。

肝心のサッカーですが、ドイツの10部リーグのKreisliga。
これ、誰でもその場で参加できちゃいます。

「現地でアルバイトを紹介!」
との謳い文句は、
「ここにアルバイトの募集が載っているから、勝手に応募してね。」
で、済まされているそうです。

「西さんも、サッカー留学手配してみませんか。儲かりますよ。」
と、誘われましたが、断りました。
寝覚めが悪いので。

弊社で募集している数少ない研修にも時々、お問い合わせをいただきます。
その際、毎回、問題になるのが、ドイツ語能力。

お客さんは研修がしたくて「うずうず」しています。
でも、大方のケースでは、皆さん、ドイツ語を習い始めたばかり。

上述の例のように、研修を手配して儲けるが目的なら、
「意思があれば、ドイツ語能力なんて問題ではありません!」
と、言ってお申し込み料金をいただいてしまいます。

でも、貧乏自費留学生だった頃の昔の自分の姿が思い起こされて、できません。

この為、真面目に
「お客様のケースでは、研修が可能なレベルに達するまで半年はかかります。」
と返事をすると、
「計算間違いではありませんか?」
とか、
「飛び級するなどして、半分になりませんか。」
と、ご相談をいただきます。

嘘を言いたくないので、
「短期習得は難しいです。」
って返事をすると、大概、お客さんは
「意思があれば、ドイツ語能力なんて問題ではありません!」
って返事をする会社に移っていきます。

どんな研修になるのか、もう目に見えていますが、ここで余計なアドバイスをすると苦情になりかねないので、そっと見守ります。

そこで、ドイツでの研修をお考えの方に一言。
「初に言葉ありき。」
とも言う通り、まずは言葉です。

言葉ができないと彼女もできないし(持参する場合は別)、自分の権利を主張することさえできません。
就職、研修、結婚、目的は何であれ、まずは言葉を学んでください。
そしてこれには時間がかかります。

私を例に取るのは間違いかもしれませんが、独文科卒業後、ドイツで大学入学レベルに達するまで1年かかりました。
勿論、自衛隊での3年間のブランクはありましたが。

別の例。
一緒にドイツ語を学んだクラスに、日本人の秀才(女性)が居ました。
性格はともかく、すばらしい頭脳。
普通はドイツ語の習得が早いユーゴスラビア人やスウェーデン人よりも、テストの点数がいいんです。

「逆立ちしても叶わない。」
とはこの事で、悔しいやら、うらやましいやら、ねたましいやら。
その彼女でさえ、飛び級などせず、決められたカリキュラムで進んでいました。

シュリーマンのような語学の天才でない限り、カリキュラムを越えて進級するのは無理です。
研修をされる前に、ドイツ語習得の十分な時間を計算してください。
言葉が自由に操れるようになると、彼女ができるだけでなく、これまでは見えていなかった、思わぬ可能性が見えてきます。

折角、ここまで書いたのでさらにドイツ語の授業タイプについて一言。
時々、
「大学に行くので、私の目的にあったコースを。」
とか、
「ブンデスリーガのトレーナーになりたいので、そのような希望を持った人が集まるコースを。」
とか、
「観光業に興味があるので、これを教えてくれるコースを。」
など、いろんなコースのご希望をいただきます。

私はこうしたコースの存在意義に関して懐疑的です。

「そんなことを言っても、『観光業のためのドイツ語コース』なんて、あるじゃないですか。」
って言われる方もおられると思います。

その通りです。
でもコースがあるから、これが必修というわけではありません。

皆さん、お買い物に行って、
「いろんなものが売られている。」
からと言って、全部買うわけではなく、自分に必要な物を選びますよね。

そこでまずは観光業のためのドイツ語コースの中身を見てみましょう。
包装紙を剥がして、中身を見ると、なんの事はない、ドイツ語の授業です。
観光業だろうが、サッカーだろうが、就学だろうが必要になるのはドイツ語なので、中身は変えられません。

わかりやすい例を挙げます。
お菓子にしても袋ラーメンにしても、中身は同じでも、「衣替え」しますよね。
こうして販売促進を狙っているわけです。
でも、中身は前と同じです。

これと同じように、「大学入学準備コース」、「観光業のためのドイツ語コース」、「ビジネスドイツ語コース」
など、販売促進の衣替えです。

私自身、大学に通い、旅行代理店で勤務して、今では旅行代理店を経営していますが、習ったのは普通のドイツ語だけ。
ドイツ語を上級レベルまで習得すると、自然に仕事、就学に必要な語彙はついてきます。

大体、上にも書いたように、旅行業なんて予約(ブッキング)はすべてPC上で行います。
このプログラムは英語。
なのに、旅行業のドイツ語もなにも、あったもんじゃないです。

唯一、こうした特殊なコースで意味があるのは試験対策コース。
過去の試験で自分の実力を試したり、毎回試験で問われる質問形式を繰り返し練習してこれに備えるのはやはり必要です。

その他の特赦なコースは、
「他の人と同じコースじゃ我慢できない!」
って言う人に向けた商品です。


夏到来!!

出張中に歩き回ったのが悪かったのか、帰宅してからぎっくり腰。
ドイツ語では、Hexenschuss(魔女の仕業)と言います。
中世の頃は、だれかがぎっくり腰になったら、魔女が責任を取らされたわけですね。

一人住まいのマイナス面は、動けなくなっても、一人で切り抜けるしかない事。
2日間四足で歩いて、3日目にやっとホモサピエンスに進化。
やっぱり糧食は大事ですね。

本題に入ります。
仕事をいただく側の勝手を言えば、毎日、均等してメールが届くのが理想的。
でも、現実と理想がかけはなれているのは人生の常で、かなり極端です。

メールが少ない時は、1日、2~3通。
多いと、いきなり朝から15~16通。
そして1通返事を書くと、2通届くと言う有様で、18時過ぎまで、延々とメールが入ってきます。

「みんなで申し合わせて、メールを送っているじゃないか?」
と、疑いたくなるほど。

で、金曜日は、暇な日でした。
天気もいいので、デュッセルドルフの写真を撮りに出かけることにしました。
まずはライン河にかかった橋の上から撮影。

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ちょくちょくパンフレットでも見かける有名な構図ですね。
まるで修正したような、「雲ひとつない青空」ですが、これは本物です。

ライン川の川辺には夏になると、キルメスと呼ばれる移動遊園地がやってきます。
ここでお財布を掏られる日本人の多いこと。

ハンドバックにお財布を入れていたり、ズボンのポケットにお財布入れていると、
「どうぞ、取ってください。」
というお誘いです。

人込みで金品を無事に確保するには、文字通り身につけるしかありません。
お財布などを使わず、現金は生でポケットにねじ込んでおけば、危険度は減ります。

キルメスは来ていなくても、ここは市民の憩いの場。

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時々、何を勘違いしたのか、トルコ人一家が総出でバーベキューをしています。
Ordnungsamtから叱られて、罰金をいただいていますが、反省する様子がありません。
アラブ人、トルコ人は、何処にっても、人の迷惑を考えないで、好きな事をします。
ある意味、うらやましいです。

ここで写真を撮る際、ちょっと気になるのが、下着姿で日光浴をしているドイツ人女性。
いきなりズボンを脱ぐと、(過激な)下着姿で横になります。

「写真を撮るので、どいてもらえませんか。」
とか言えないので、葛藤します。

撮ってもいいんでしょうか?
一人二人ならともかく、そこら中に居るので、広角で撮ると、端っこに入ってしまいます。
こういう撮り方をすれば、入りませんが。

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さて、この時期、向かいの川辺はビアガーデンに早代わりします。

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お酒が好きなドイツ人には、まさに天国ですね。
太陽が燦燦と照り、ライン川沿いでビールを飲む。
金曜日の15時なのにすごい人手。

ドイツでは残業はありません。
ドイツ人は1時間でも残業をすると、これを理由に、金曜日は1時間早めに退社します。
ですから、金曜日でもこの人手。

私もこれを以前勤めていた会社でやったら、非難轟々でした。
同じ会社のドイツ人がやってることを、日本人がやると、同僚の日本人から叱られます。
「なんで駄目なの?」
と聞くと、
「お前は日本人だろう。」
との事。

未だにこの理屈が理解できていません。
同じ(低い)お給料なのに、どうして日本人だけサービス残業をしないといけないんでしょう。

デュッセルドルフで知り合った某大手航空会社のセールマンの○○さん、日本では旅行会社勤務だったそうです。
「○○さん、なんでドイツに来たの?」
と聞くと、
「西さん、まあ、聞いてよ。」って語ってくれました。

なんでも日本では残業の毎日だったそうです。
日本での地上手配をお願いした旅行会社さんから、ドイツ時間の17時にFAXが入ってくるくらいですから、日本の旅行業はすさまじいです。
ドイツ人の同僚はこの時間、すでに帰宅しています。

ある日、22時を過ぎて残業をしている横で、10年の先輩が同じように残業をしていていたそうです。
それを見て、
「10年経っても、同じこと(残業)をしているのか。」
と、思うと空しくなったそうです。

そこで、旅行代理店を辞め、ドイツに留学、現地で募集のあった航空会社に就職したそうです。
この為、事あると、
「西さん、残業しているの?」
「馬鹿馬鹿しいよね~。」
「残業なんか絶対しないよ。」
と、口癖のように語られていました。

彼の気持ちがよく理解できました。

ドイツで現地採用として勤務される方、就職の面接の際にこの辺、明確にしておくことをお勧めします。

話がまた脇に逸れてしまいました。
この日は今年初めての(ほぼ)夏日で29℃もありました。

この前までは
「寒い、寒い。」
と言っていたのが嘘のよう。

この暑さと花粉が飛びまくる中、休みなく歩くと、頭痛が始まりました。
腰痛がやっと引いた後だけに、これ以上、無理をしない方がいいです。

時計を見ると、もう5時過ぎ。

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3時間以上も歩いています。
たくさん写真も撮れたし、今日はこれでおしまい。

ミュンヘンで食べるの巻

ミュンヘンのホテルに着いたのは(確か)18時前。
まずはメールのチェック。
フロントでもらったパスワードとユーザーネームを入れると、すぐにインターネットに繋がりました。
おまけに結構、早いので、快適。

19時にはメールの返事も書き終わり、外を見ると、まだ少し日が残っています。
カメラを抱えると、急いで外出。
(5月は22時頃まで明るいです。)

まずは最寄り駅の偵察。

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駅の名前になっているSendlinger Tor ですが、言うまでも無く、昔の城砦の一部です。
当時はここから内側が、「市内」だったわけです。

(写真中)門の中心に小さい尖塔が見えます。
泊ったホテルはちょうどこの辺り(向かい)にありますので、道に迷ったら、この塔を目印に歩いていけば、ホテルまで帰ってこれます。

ここまで来ると、(遠くに)すでに有名な市庁舎の塔が見えています。

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ミュンヘンは、旅行代理店勤務していたことから、何度か仕事で来ていたので、決して、見知らぬ街ではありません。
でも、やっぱり地図は苦手、、。
市庁舎が見えたことで、やっと頭の中で整理がつき、方向感覚がつかめました。

ところでこの有名な市庁舎って、富士山のようなもの。
数え切れないくらい写真に撮られているので、「新しい写真」って撮れないです。
全体像で撮ると、端が切れます。
かといって部分だけで撮ると、つまらない写真になります。
近くのビルの屋上に上って、撮影するのが一番ですが、20時前なので、もう入場禁止。

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いろいろ悩んで、空をバックにしました~。
20時過ぎでこの明るさです。

ところで、面白い「屋台」を見つけました。

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オレンジジュースの屋台です。
オリジナルはタイかもしれません。

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10数年前に初めてタイに行った際、観光客なんて絶対歩かないソイで、ジュース屋の屋台を見かけました。
「なんでこんな所で商売しているの?」
「誰も通らないでしょ?」
って聞きたかったんですが、タイ語ができなかったので、聞けませんでした。
でも始めて飲んだジュースの味は、美味。
「砂糖、入れたんじゃない?」というくらい甘いです。

以来、タイ旅行の楽しみになりましたが、なかなか見かける事がありませんでした。
ところが今や、いい商売になる事が知れ渡り、そこら中で見かけます。

商売の例に漏れず、いい場所、例えばバス停の前(後)にあると、完売閉店になります。

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ちょうど泊っていたホテルの前にあったのですが、買い物から帰ってくると、いつも完売。
悔しい思いをしました。

まさか、ドイツでも同じ屋台を見かけるとは。
もっとも今のところ、まだミュンヘンだけですが。
他の都市でも登場するようなら、真似しちゃおうかな~。

さて、歩きつかれて腹も減ったので、1日のメインイベント、夕飯です。
本当はネットで評判のイタリア料理屋も調べていたのですが、慣れない地下鉄で道を聞きながら行くのはちょっと面倒。
最寄駅の近くにあるドイツ料理屋で済ませることにしました。

「(また)まずいんじゃなかろうか。」と心配していましたが、階段を下りていくと、店はほぼ満席で、一安心。
まずい飯屋なら、こんなに込むことはないです。

頼んだのは10年ぶりのシュバイネハクセ。

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味は、特においしくもなく、特に不味くもなく、やっぱりドイツ飯。
次のシュバイネハクセも、10年後かな。
翌日も肉屋で昼飯にドイツ飯を取ると、1日中、喉につかえて下りいきません。

「このままドイツ飯を食べ続けると、死んじゃう!」と思ったので、最後の日は日本食に決定。
ネットでミュンヘン、レストラン、日本食と(ドイツ語で)検索すると、近くにすし屋がある事がわかりました。

なんだ、知っていれば、昨日行ったのに、、。
そこで、カメラを抱えてそくそくと出かけて行きました。

店の場所はゲーテのミュンヘン校の近く、強引な言い方をすれば、斜め裏。
寿司、1個1ユーロとの事。
いざ、店に入ると満員御礼。

他の店に行くか、それとも待つか?
またドイツ飯を食べたら窒息死しそうなので、待ちました~。
30分くらい待ってやっと席が空きました。

席に着いたら、机の置いてあるメニュー適当に数字を書き込んで、アルバイトのお姉さんに渡しました。
合い席したドイツ人のカップルと話に熱中していたので、どのくらい待ったのか、覚えていません。
届いてから見ると、こんなにたくさんありました~。

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大きな容器に入りきれないので、2つに分かれていました~。
「ちょっと、多かったかな。」
と思いましたが、難なく、胃袋に収まってしまいました。
又、不思議なことに、喉に詰まっていた物が取れました。

肝心の味ですが、タイのしゃぶしといい勝負。
しゃぶしには、鮭の他は蟹カマとか、きゅうり巻きの安いものばかりです。
こちらにはイクラやウニもあったので、品数の多さで、ドイツの勝ち。

留学生活で日本食が恋しくなったら、どうぞ~。

ミュンヘンで泊るの巻

レーゲンスブルクで仕事が終わったのは、午後2時過ぎ。
この日はこれからミュンヘンに移動です。
学校から中央駅までは徒歩10分程度との事なので、歩いていくことにしました。

中にはレーゲンスブルクの中央駅に到着して、学校まで移動される方もおられるので、歩いておいても損はありません。
駅まで歩いていく途上、ドームの前を通りました。
昨日は厚い雲だったのに、今日はいい天気で青空が見えています。
ここで、あそこで写真を撮りながら歩いていると、すぐに道に迷ってしまいました。
何度か駅までの道を尋ねましたが、その都度、ちゃんと教えてもらえたので、助かりました。

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レーゲンスブルクの中央駅。小奇麗な駅ですね。
最近、リノベーションされたようです。

ドイツの中央駅や空港駅には Reisezentrum というドイツ鉄道のカウンターがあるので、ここで電車のチケットを買います。

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運が悪いと長蛇の列が出来ているので、その日にチケットを購入される場合は、早めに到着した方がいいです。
デュッセルドルフの中央駅のReisezentrumは、悪名高く、順番が来るまで10~15分待ちます。
これを解消するためにDB(ドイツ鉄道)は、自動販売機を設置しましたが、使い勝手の悪い販売機で、ドイツ人でも使用を避けています。

さて、ミュンヘンまでのチケットは、"Bayern-Ticket" というチケットを購入。
1日乗り放題チケットで22ユーロなり~。

途中、雨も降り出し、ミュンヘンの天気はあまり良くなさそうです。
窓から外を眺めると、黄色い絨毯が広がっています。


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ドイツでは、Bio Diesel、菜種を使ったガソリンの代用に補助金が出る為、あちこで菜種が栽培されています。
この時期、飛行機でドイツに(昼間に)到着されると、上空から似たような光景を眺める事ができます。

さて、今回ミュンヘンで泊るホテルは、Carat Hotel。
部屋でインターネットが使用可能(アパートは無料)で、地図で見る限り最寄り駅(Sendlinger Tor駅)まで近いようなので、ここにしました。
ホテルの部屋は写真で見るからに狭く、ベットなんか手足を伸ばせないくらい狭いのですが、隣接するアパートの部屋は広く、ベットも大きそうなので2日くらいなら、我慢できそうです。

さて、Sendlinger Tor駅に着いて見回すと、ホテルのある「Lindwurm通りはこちら」と標識が出ていました。

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ちなみに、ミュンヘンのゲーテに通う場合も、この駅での下車になり、標識にあるSonnenstr.の方向に歩いていきます。

地上に出ていつも迷うのが、
「右に行くか、左に行くか。」

決心がつかないので道を尋ねると、見事に無視されてしまいました~。
やっぱりミュンヘンは都会だ!

悩んで左に行きましたが、これが見事に間違い。
また駅まで戻って、右に曲がると、3分ほどでCarat Hotelが見えてきました。

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レセプションは愛想もよく、予約もちゃんと入っており、合格点。
目覚ましコールを頼んでも嫌な顔をせず、又、ちゃんと指定した時間に電話がありました!

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部屋は広いとは言えませんが、狭くもありません。
浴室には、(私には)ちょっと小さいが浴槽も有り。
テレビは小さくて、リモコンも調子が悪かったですが、許容範囲。

それよりも寒い!
5月の中旬なのに、ハイツング(暖房)を目一杯、回しました。
この時期になると暖房を切っているホテルもあるんですが、ちゃんと暖房が作動しました。

朝食(食い放題、お上品に言えばバイキング)込みで99ユーロ/泊は、合格点。

唯一の難点は、壁の作りが薄いのか、上下四方からの騒音がよく聞こえたこと。
ただし、ツインで誰かと一緒に宿泊すれば、会話で音なんか聞こえないと思いますので、それほど大きなマイナス点ではありません。

外食を削って費用を抑えたい方には、ちゃんとキッチンもついていたので、料理あるいは外で買ってきた料理を温めて部屋で食することもできます。

ホテルの部屋はわかりませんが、アパートの部屋は、合格点。
「ミュンヘンでは、何処に泊ればいいの?」という方、ご参考に。
有名な市庁舎までも徒歩15分、地下鉄で1駅です。

ミュンヘンは、、。

唐突ですが、田舎の人の方がやさしい気がします。
と、書くと都会出身の方からお叱りを受けそうですが、まあ、まずは話を聞いてください。

中国の片田舎に行った際、仕事の為にインターネットに繋ぐ必要がありました。
ホテルのレセプションで使っているケーブルを引っこ抜いて、ノートパソコンに繋いでみたのですが、繋がりませんでした。
多分、IPアドレスの入力が必要なんですが、全部中国語なので、どこを開けばいいのかわかりません。

ホテルのレセプションのお姉さんに聞きましたが、ニコニコ笑って首をふるばかり。

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「中国の片田舎では、英語は通じませんよ。」と、会社をご利用いただいた中国人のお客さんに言われていたのですが、本当でした~。
(英語で)何を言っているのか、全然理解できていなかったようです。

これがドイツなら、恰幅のいい中年のおばさんに、
" Wie? Was? Bitte?"
って、怒鳴られます。

しかし、中国(の田舎)では、理解できなくても笑顔で答えてくれるので、嫌な感じがありません。

しかし、これではホテル内でのインターネット使用は不可。
そこで、市内のネットカフェを紹介してもらうことにしました。

レセプションの横で働いていたお姉さんに、身振り手振りで、
「インターネットが使いたい!」
と伝えると、ホテルの前に出て、タクシーを止めています!

「えっつ、そんなに遠い場所なの?」と思っていると、そのお姉さんが、タクシーに乗り込んで、「おいで、おいで。」をしています。
言葉が全く通じないので、わけがわかりませんでしたが、タクシーに乗車。

するとタクシーはのろのろと進んで、3分後に停車。
お金を払おうにも幾らかかったのか、全然わかりません。
躊躇していると、ホテルのお姉さんが支払いをさっさと済ましてしまいました。

ますます戸惑っていると、タクシーから降りたお姉さんが私の手を引いて、ネットカフェまで連れていってくれました。
さらにそこで、店員に何やら説明してくれています。

すると店員が「ここに座って。」と手振りをします。
言われた通りお座りすると店員が、PCからLANケーブルを引っこ抜いて、手渡してくれました。
これをノートパソコンに繋いで、PCを立ち上げると、
おおお!
ちゃんとネットに繋がり、メールが全部、ダウンロードできました~。

感謝感謝。
ホテルから一緒に来たお姉さんは、ネットが繋がるまでじっと待っていて、メールがダウンロードできたのを見届けると、安心して帰っていこうとします。

チップを含めたタクシー代を渡そうと、後を追っかけるのですが、お姉さんは手振りで、
「要らない。」と言い、逃げていきました~。

以前、ドイツで泊ったホテルで(有料)インターネットに接続しようとするのですが、電波が入ってきません。
レセプションで、「どうなっているの?」と聞くと、

" Woher soll ich das wissen?" 「私の知ったこっちゃない。」と、怒っています。

ドイツでは怒るのは客じゃなくて、ホテル側なんですね~。
流石、ドイツ。

こうした経験があっただけに、ホテルのお姉さんのサービスに感銘を受けました。

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おまけに美人だし。

さて、中国まで来たはいいが、食事が目的なので、日中は暇~。
テレビも全部、中国語(当たり前)なので、全然理解できず、する事がありません。
暇に耐え切れず、レセプションまで下りていくと、同じように暇をもてあましている従業員は、何やら楽しそうに談話の真っ最中。

そこで性懲りも無く(全然理解できないのに)、談話に参加することにしました。
すると、昨日、散々お世話になったお姉さんが、すぐに席を立つと、ホテルの前で営業しているジュース屋で、ジュースを買ってきてくれました。

昨日もお世話になったし、又、お世話になるわけにもいきません。
ポケットからお金を出して渡そうとするのですが、断然と断って、受け取ってもらえません。
手振りから理解した限りでは、
「あなたはホテルの客だから。」と、言っているようでした。

そのホテルですが、一泊80元。
つまり8ユーロ。
ユースホテルの半額以下。
そんな金で泊っている客に、そこまでサービスしていいんでしょうか。

だって、一泊8ユーロのホテルで働いているお姉さんのお給料なんて、たかが知れています。
少ない給料なのに自腹を切って、客にジュースを買ったり、タクシー代を払ったりして、大丈夫なんでしょうか。

なんだか、ものすごく感激してしまいました。
ジュースを買ってもらったのが嬉しいのではなく、質素な生活をしていながら、損得勘定で考えない人に遭えて、いたく感銘を受けました。

根が清くないと、そこまで潔く生きる事はできませんが、仕事の多忙に追われても、忘れないように心の片隅に刻み付けておきたいです。

さて、話をドイツに持ってきます。
今回、レーゲンスブルク(田舎)とミュンヘン(都会)に滞在しましたが、この町に住む人を比較するいい機会でもありました。

自慢にはなりませんが、私はよく道に迷います。
3次元の思考が苦手な証拠です。
この為、レーゲンスブルクでは訪問先の語学学校から中央駅まで歩いていく際、何度も道を聞きました。
その都度、皆、親切に道を教えてくれました。

ミュンヘンに着いて、まずはホテルの場所を探すのですが、何処にあるのかわかりません。
地図を見ても迷うくらいの道迷いの迷人ですから、自分で探さずに、ちょうど通りかかったドイツ人に、
「○○通りは何処に?」と聞くと、無視されました。
流石、都会。

その後、中央駅でも、
「空港に行くには、このホームでいいの?」と聞けば、
「上の標識を見ろ。」と、ドイツらしい回答。

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こうした兆候は、街中ほど顕著ではありませんが、訪問先の語学学校でも感じることができました。
田舎では、「折角来たんだ、飯でも食っていけよ。」と、お誘いしてくれます。
都会では3校を訪問したのに、そういう声は一切、かかりませんでした。

こう書くと、「食事だけで判断して、意地汚い。」と思われるかもしれませんが、その態度が嬉しいです。

というのも、仕事の合間に訪問者が来ると、仕事が滞り、残業決定です。
(お金を払う)客ならともかく、代理店の訪問は、金にならない時間の無駄です。
ところが、そういう損得勘定をしないで、
「飯でも食っていけよ。」
と、誘うには、本当に誰かを歓迎しないとできる事ではありません。

又、都会で訪問した学校の中には、見られたら都合が悪いのか、授業を見せないように振舞う学校もありました。
ミュンヘンまで来て、
「ああ、そうですか。」
と納得するようでは、ドイツでは仕事はできません。

勿論、その場で交渉して、授業の写真を撮ってきました。
すると、今まで授業を見せるのを嫌がっていたのに、「その写真のコピー、貰えないかな。」なんて調子のいい事を言ってきます。
流石、都会人。

いい機会なので、ドイツ語の授業についても、ここで述べておきます。
時々お客さんに、
「(安い)値段だけで学校を決めると、あまりよくないですよ。」
と、案内するのですが、信用していただけない事が多いです。

というのも、これまで大学などでドイツ語の授業を受けただけだと、いい授業とそうでない授業の区別をつけようにも、比較の対象がありません。

また、授業を受けた事がない方に、
「その学校は授業がよくないので、行かない方が、、。」
と、アドバイスしても、
「他の学校は、高いじゃないですか。」
と、値段しか見ていただけないケースがあります。

中には冒険精神旺盛で、自分でインターネットで検索して見つけた学校に申し込みされるケースもあります。
授業はおろか、学校も見ないでの申し込みになるんですが、
「安いから。」
という理由で決められる事が多いようです。

以前、そういう方から「怒りのメール」をいただいた事があります。
いざ、学校に行ってみると、あまりに小さい学校の為、初級1~上級まですべて同じクラスで授業。
先生と学校長は同一(唯一)の人物で、授業の際に電話がかかってくると、授業を抜けて電話に出ていたそうです。
「全く勉強になりませんでした!」と、メールにありました。

中にはすでに1年前に倒産した(安い値段で有名な)学校に、
「まだ申し込みできますか。」
と、お申し込みの相談をいただいた事もあります。


(お客さんが希望されても、会社ではそのような学校の取り扱いは行っておりません。念のため。)

「安ければ、悪くても売れる。」というのは商売の鉄則ですが、語学学校も例外ではないようです。

私が語学学校を訪問すると、まず教師の椅子に座っている時間に注目します。
教師の経験が長くなると、立つのさえ面倒になり、授業の最初から最後まで椅子に座ったまま、授業を行う教師が居ます。
これはすぐに授業の質に左右するわけではないですが、教師の熱意が冷めていることを示し、要注意サインです。

次に、生徒に均等に発言する機会を与えているかどうか。
私が通ったゲーテの先生は、何かあると自分の意見を語らずにはおられない先生で、15分くらい独白が続きました。
まず何を言っているのかわからないし、先生ばかり発言して、ストレスが溜まる一方でした。
さらには、アルバニアからの生徒ばかり発言して、慎ましい日本人には一向に発言をする機会がありませんでした。
先生たるもの、生徒が均等に喋る機会を与えるようにバランスを取る事が、必修課題です。
これを行っていない先生を見つけると、あとでこっそり学校長にいいつけていま~す。

さらには、生徒にわかない単語が出てきた場合、どうやってこの単語を生徒に説明するか。
よくない先生は、すぐに英語の単語を出してきます。
いい先生は、ドイツ語でその単語が表す現象を説明します。
さらにいい先生は、新しい単語、用法が頭に残るように、生徒一人一人に例文を口頭で作らせます。

又、日本では「大学のドイツ語コース(DSHコース)は、立派な内容に違いない。」と、確信されている方が少なくないと思います。
私が通ったフライブルク大学とデユッセルドルフ大学のドイツ語コース、当時はまだPNDS準備コースと呼ばれていましたが、は、ひどい内容でした。
まず、先生は授業の始めにプリントを配ります。
配り終わると、1時間、生徒はこれと格闘。
残り30分で「先生」が、回答を読み上げるという、まるで自習のような授業。
DAFセンターの責任者の授業でこの様ですから、あとは推して知るべし。

ドイツ語の授業は、学校、そしてこれを行う教師により、雲泥の差があります。
しかし、日本に居ては、学校の授業を見てから、学校を決める事ができません。
又、授業を見ても、これを見極める目がないと、いい授業なのか、そうでないのか、判断できません。

この為に、お客さんに代わってわざわざ出張に行って学校の授業を定期的にチェックしていますが、
「本当に行っているのか、わかったもんじゃない。」
と、疑い深い方もおられるので、証拠写真を使用して、ここで出張の様を記述しています。

「そんな写真は、ネットで拾ってこれるわい。」
と、未だに疑い深い方、都会のご出身ではありませんか?

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