Aus der Reihe getanzt.

私が通った田舎の学校では、教師が生徒を洗脳しようと、あらゆる手段を用いていました。
教師が生徒を殴る、蹴るなんて日常。
どうして、両親が学校に抗議しなかったのが、不思議で仕方ありません。

子供心に、
「抵抗しても殴られるだけ。」
と悟り、ドイツに軍事占領されたフランスのように、水面下でレジスタンス活動に専念。

こうした経験の為か、洗脳には免疫が付きました。
高校でも教師が、自分の価値観を押し付けてきます。
特にひどいのが、現代国語。

日本の文学作品を読むのはいいんですが、教師が
「これは、こういう意味だ!」
と、自身の見解を押し付けてきます。

そしてテストではこの教師の意見をそのまま繰り返さないと、点数がもらえません。
大体、文学というのは、表現の自由、意思の自由の場。
自由がない時代に生まれて苦しんだ先人が苦しんだ、その記録です。
なのに、教師の意見を押し付けたのでは、その悲劇の繰り返し、大政翼賛会です。

だからすっかりやる気をなくして、教師の話を聞く代わりに、「我が闘争」を読んでいると、
「西、お前はもう授業に出なくてもいい!」
ってんで、次回から現代国語の授業は図書館で過ごしました。

言うまでもなく、国語の点数は2点。
ドイツでは1点が最高点ですが、日本ではあまり威張れたものではありません。
どうして日本では、ひとつの価値観しか認められないのでしょう。

10人居れば、10個の意見があるのもの。
なのに、既成概念から外れた意見を言って「村八分」にされるのを恐れ、誰も真っ先に意見を言いません。
まるで自分の意見、それも他の人と異なる意見を持つことが、犯罪であるかのような扱いです。

この為、ちょっと他の人と違う言動をしただけで、指を指されてしまいます。
正直、日本での生活は息が詰まりました。
そこで、密かに日本脱出を計画。

どうせ行くなら、誰でも留学に行くメジャーな米国やオーストラリアよりも、マイナーなドイツ。
第二次大戦で一国で世界を敵にして戦ったその根性、周囲の意見に巻かれない気質が、なんとなく気に入りました。

なので大学受験では、独文科に出願。
運良く、南山大学の独語独文科にひっかかりました。
大学時代に留学できればよかったんですが、交換留学生試験で同級生に負けてしまいました。

その同級生、直前になって、
「やっぱ、行くの辞~め~た。」
なんておっしゃいます。

じゃ、試験を受けて欲しくなかったです。
あるいは試験を受けても、留学候補を辞退して欲しかった。
まあ、一番悪いのは自分の頭なので、全部、同級生のせいにするわけにいきません。

そこで日本脱出計画を大学卒業後に変更。
それには留学資金が必要です。

他の学生がするように就職活動をしても良かったんですが、会社に勤めると、既成概念ばかりか、愛社精神まで押し付けられます。
これに馴染めないのは、目に見えています。

高校のように、
「西、お前はもう授業(会社)に出なくていい。」
と、言われるのは時間の問題。

そこで自分なりに考えて、自衛隊に行く事にしました。
ドイツに行けば、ばら色の生活ではなく、サバイバル生活が待ち受けています。
これに負けないように、肉体的、精神的に鍛えられて、お金が貯まれば一石二鳥。
それに背広も持っていなかったし、Tシャツとジーンズで就職できるのは自衛隊くらい。

大学卒業後、愛車のGSX-R750に乗って、自衛隊の募集事務所まで行きました。
すると、
「今日はもう終業時間なので、明日、来てくれ。」
との事。

なので、翌日行くと、
「あれ、本当に来たの?」
なんてとぼけた事を言います。

後から聞いた話ですが。
当事、自衛隊18万人体制ながら16万人しかおらず、人員が
「喉から手が出るほど欲しい。」
時期で、さらにバブル経済の超好景気中に、大卒で
「2等兵になりたい!」
という人は、希少でした。
だから本当に来るとは思ってもいなかったようです。

そんな具合でしたので、一応、テストもありましたが、事実上、その場で入隊決定。
その際、
「2ヵ月後に幹部候補生試験があるでよ。受けてみんか?」
てんで、受けておきました。

本当は、夏は目一杯遊んで、9月くらいの入隊を希望していたんですが、
「7月は(入隊希望者が)集まらんかったでよ~。7月にしてくれないかな~。」
てんで7月入隊に決定。

三重県の久居市で新隊員教育。
体は日ごろから鍛えていたので、訓練はOK。
でも、レベルの低さにちょっと幻滅。

新隊員教育が終わって、
「何処に行きたい?」
って聞かれるので、
「戦車に乗りたい。」
って言うと、北海道の北恵庭駐屯地に飛ばされました。

同期の隊員から、北恵庭駐屯地に飛ばされたのは、私ともう一人。
彼は産まれも育ちも名古屋人。
フランスの外人部隊に入り損ねて、自衛隊に入ったという気合の入り様。
実は彼が、ここで何度か紹介している友人です。

戦車部隊での生活は、訓練はきつくないんですが、上司の嫌がらせにうんざり。
「これは3年持たないかも?」
と、心配していると、幸い、幹部候補生学校への入学が決定。

春先に、久留米に移動。
ここで1年間、鍛えられました。
人生でもっともハードな時期でした。

一時期、
「職業軍人になろうかな。」
とも考えましたが、自衛隊の思想の古さに幻滅。

未だに40ポンドの炸裂火薬をもって敵の戦車の下にもぐり、「自爆」した話が「美談」として語られています。
ドイツでも大戦中、"Wildesau"や"Werwolf"という特攻攻撃がありましたが、これは「犯罪」として語られています。
偉い違いです。

別の機会では、
「ソ連軍が北海道に上陸しても、我が軍はこれを撃退できる。」
なんて真顔で言っています。

まさか、
「西、この40ポンド爆薬で名を立てて来い。」
なんて言う気じゃないんだろうかと、ひやひや。

そんなに死にたいなら、自分で爆薬、担いでください。
靖国神社に飾られるよりは、久留米名産の牛タンと餃子を食べている方が余程、幸せ~。
辛子明太子は言うに及ばず。

でもまだ十分な留学資金が貯まっていなかったので、沈黙。
自衛隊で習った有益な教訓のひとつに、
「企図の秘匿。」
が、あります。

「敵」にはこちらの企図を伏せておくほど、こちらに有利になります。
これはその後の人生でも、度々、役にたってる教訓です。

その後、茨城県の駐屯地で幹部専門教育を受け、兵庫県の伊丹市で武器隊で部隊勤務。
ここの隊長が名物隊長。
毎朝、ものすごい剣幕で怒鳴っています。
壁が揺れるほどの大声の持ち主なので、いつ出勤してきたのか、すぐにわかります。

しかし、いつもとは言いませんが、言うことにはその理有り。
流石、CGS(高級幹部過程)を出た高級幹部だけの事はあります。
彼の部隊掌握の方法は、非常に参考になりました。

当事、まだ関西空港なんてなく、伊丹空港、フル稼働中。
駐屯地と官舎の上を5分おきに旅客機が飛んでいきます。
その飛行機を仰ぎ見ながら、
「あと半年で、あの飛行機に乗って、日本脱出じゃ~。」
と、毎日、指折りの日々。

ある日、意を決して隊長室に入り、
「隊長、少しお話をさせいただいてもよろしいでしょうか!」
と、切り出しました。

「辞めていく者を叱っても仕方がない。」
と思われたようで、幾つか小言を言われただけで、辞職を受領していただきました。

ここで問題は、有給休暇。
40日以上もあります。

「辞める前に全部取りたい。」
と、曹長に言うと、
「何かあった時のために、少し残しておけ。」と、
30日ばかりいただけただけ。

辞職する人間が有給休暇が必要になる、「何か」って何なんでしょう。
よく理解できませんでしたが、日本で理屈を言っても通じないのは、これまでの人生で身にしみています。

自費で買った作業服は、「動員」になった際、すぐに着れる様に日本に残し、1994年の8月に伊丹空港から(片道切符)で、
「いざ、ドイツ。」
飛行機の窓から伊丹駐屯地を見下ろした際、まるで脱走兵のような開放&幸福感に包まれました。

あれからもう、16年。
今でも昨日の事のように、細かい点まではっきり思い出せます。

そうそう、北海道まで一緒に行った同期の友人ですが。
私が、久留米に移動する前、辞職。
タイに移住しました。
今でも遭うたびに、昔の話に花が咲きます。

「曲げなきゃいけないよ。」

ショーペンハウアーの著作の中で、
「馬鹿は秤を使わず目分量。」
という面白い記述がありました。

これまでひき肉を買って帰ると、目分量で200gに分けていたんですが、如何せん、目分量。
何度やっても、かなりばらつきがありました。
そこで、ショーペンハウアーの言葉を思い出し、秤を買いました。

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毎日使うものではないので、流しの下に保管していました。

木曜日に夕食後の洗い物をしていると、おかしな音がします。
排水がまるで、床に流れているような。

「そんな筈はないだろう。」
と、無視。
洗い物が終わって、流しの下を見てみると、配水管が外れて、水浸し。
ブル~。

おかしな音がした時に、洗い物を辞めておくべきだった!
後悔、先にたたず。
お陰で、21時過ぎに大掃除。

流しの下にタイで買った木製の巨大な椀を置いていたのが、不幸中の幸い。
ここに排水が貯まって、大洪水は避けられました。
不幸中の不幸は、この椀の中に、秤を入れていた事。

秤はすっかり水に浸かっていました。
乾かしましたが、やっぱり壊れていました。
ブル~。
この前買ったばかりなのに。

そこでまた、ショーペンハウアーの言葉を思い出し、秤を買う事に。
最初はメトロに買い物に行ったのですが、たがか秤が45ユーロ。
高すぎ。

インターネットでぐぐると、アマゾンで同じ秤(色違い)が28ユーロ(送料込み)。
即注文。
金曜日の午後の注文ですが、早くも土曜日に届きました。

もっとも、アマゾンは
「ご近所に届けたよ。」
というんですが、郵便受けには何も入っていません。

近所たって50世帯もあります。
片っ端からピンポンして回る元気もないので、
「誰に預けたのか、名前を住所を教えるか、新たに届けてちょ。」
と、日曜日にアマゾンにメールを送りました。

すると、2時間程度で返事が来て、
「○○さんに預けられています。」
と、住所までびっちり。
偉い、アマゾン!

日曜日に働いている会社なんて(自分の会社を除けば)ここくらい?
おまけにクレーム処理の早いこと、又、その回答の正確な事。
普通、(ドイツの)会社にクレームしても、まずは無視されます。
同じドイツ人なのに。

さて、肝心の秤ですが、買ったのはこれ。

waage01.jpg

たかが秤なのに、取扱書の他にCDまで入っています。
秤なんぞ、電池を入れるだけだと思ったんですが、、。
そのCDは、よっく見ると取り扱い説明書ではなくて、料理のレシピでした。

又、秤の裏面にはkgとPfundの切り替えボタンも付いているので、計算機要らず。
時々、お年寄りのドイツ人に遭うと、Kgの代わりに、
「○○を1Pfund。」
なんて言っています。

ドイツは以前(戦争前)、Pfundを使用していたんでしょうか。
ご存知の方、教えてください。

さて、秤を見ると、いつもドイツに留学当初の苦難時代の体験を思い出します。
いつもは肉しか食べないのですが、
「今日はカリフラワーでも食べてみるか。」
てんで、カリフラワーをもってレジに行きました。

日本なら野菜はきれいにパックされて(保存がいい)、値段も載っていますが、ドイツではパックも値段の記載もありません。
でも日本でもキャベツとか、単価なので、値段が載っていないこともありますよね。
だから、
「ドイツもそうに違いない。」と思っていました。

ところがレジの恰幅のいいおばちゃんが、
"Sie muessen es biegen."(曲げなきゃいけないよ。)
って言います。

「えっつ、カリフラワーを曲げるの?」
と、思っていると、

"Ja, Sie muessen es biegen!"(そうだよ、曲げなきゃいけないよ!)
ってさらに後押しするので、カリフラワーを手にとって曲げようとすると、

"Neeeeein, Sie muessen es biiiiiiegen!!."(違~う。曲げるんだよ!)
って、言います。

そこでますます力を入れると、
"Neeeeeein BIEGEN.!"(違う!曲げるの!!)

って怒っています。
全く、わけがわかりません。

そのうち諦めたのか、私の手からカリフラワーをもぎ取ると、野菜売り場に戻り、秤の上に置いて、測っていました。
「あっそう~、biegenじゃなくて、wiegen(測る。)だったのか!?」
と、貴重な体験をしました。

日本人の耳には、biegenも、wiegenも同じに聞こえます。
これを聞き分ける事は(多分)無理。
なので、bとwから始まる単語を全部暗唱して、文章の前後関係から、bなのかwなのか判断するしかありません。

ちなみに日本語の「ビ」の発音は、biegenの方。
wiegenの「ヴィ」は、上歯で軽く下唇を噛みながら発声します。

またPfund、あるいはPfadfinder24のPFも同様に上歯で軽く下唇を噛みながら発声します。
一見、面倒に思えますが、これをしないとドイツ人には全く通じません。
一度、お試しください。


これが欲しい!



今日は、Sperrmuell(粗大ごみ)の日でした。
もう使わない古いテレビを運び出し、路肩に放置。
これまた古いラジカセとPCのキーボードを捨てに行くと、もうバンが泊まって、テレビを回収に来ていました。
早すぎ。

言うまでもなく、市の回収業者ではなく、トルコ人です。
電家製品を集めて、修理、貧困層、学生などに売って小銭を儲けているんです。
私も学生の頃、お世話になりました。

ラジカセを路上に置くと、
「あっつ!」
という間に車に積み込まれ、
「キーボードは要らないの?」
と聴くと、
「要らない。」
との事。
なぜか、ガッカリ。

もっともそのキーボードも、今朝見てみると、なくなっていました。
市に粗大ごみを申請して、路肩に出したんですが、必要なかったようです

トルコ人なんかごみを無料で回収してくれるのでいいんですが、困るのはルーマニア人。
興味半分で粗大ごみを路上に散らかして、去っていきます。
まるで嵐が来たようです。

この為、トルコ人やアラブ人は、ルーマニア人が苦手。
ルーマニア人が町の一角を占拠すると、それまでそこに住んでいたトルコ人が、逃げ出します。

「じゃ、ドイツ人は何処に居るの?」
と、聞かれるかもしれませんが、ドイツ人はすでにトルコ人が住み始めた頃に逃げだしています。
つまり、ドイツ-トルコ&アラブ-ルーマニアという順です。
もっともドイツに多く住むルーマニア人はジプシー(ローマ)ですが。

ちなみにポーランド人、ロシア人などもご近所としてはあまり嬉しくない国民です。
大酒をくらって、見境なく騒ぐので。
一度、グルジア人のパーテイに招かれましたが、凄かったです。

うるさいのは言うまでもなく、ものすごい光景&体験でした。
詳細はとてもここでは書けません。

ここから本題。
これまではリュックサックにカメラ、ノートパソコン、LANケーブル、ヘッドセット、計算機や仕事のファイルなど、仕事の七つ道具を詰め込んで移動していました。
着替えなどは2つめのリュックサックに詰め込んで。

自衛隊で叩き込まれた、
「敵に襲撃されても防御できるように、両手は自由に!」
というモットーの為です。

ところが一眼カメラは大きいので、これまでのリュックサックには入らなくなりました。
カメラバッグは持っているんですが、場所を取るので、リュックサックとカメラバッグの両方を機内に持ち込めない可能性があります。
「どちから片方にしてください。」
なんてチェックインカウンターで言われた日には、超ブル~。

さらに、前後にリュックサック(ちなみに語源は、Ruecksackというドイツ語)を抱え、さらにショルダーバックのカメラバックでは、身動きできず、強盗、摺りに対して防護できません。
又、そんな状態では、折角カメラを持ってきたのに、写真も撮れません。

そこで、新しいカメラバックが必要になりました。

1.機内持ち込可。
2.ノートパソコン(15.4)収納可。
3.カメラとレンズ収納可。
4.仕事のファイル収納可。
5.仕事の七つ道具、収納可。

という無謀な条件を満たすバッグは、2つしか見つかりませんでした。

そのひとつは、Lowepro のCompuPrimus AW
ちなみにドイツで買うと120ユーロ程度。
日本で買うと何故か3万円。
でかいです。
高さ60cm。重さ3.5kg。

これなら全部収まりますが、几帳面なドイツ人に見つかると、
「これは規定サイズを超えているので、持ち込めません。」
なんてチェックインカウンターで言われた日には、超ブル~。

もうひとつは、Vanguard UP-Rise 38
ちなみにドイツで買うと、(まだ新しいので)130ユーロ程度。
何故か、ロンドンで買うと70ポンド程度。

これなら機内持ち込み可能で、ファスナーを開けて幅を広げれば、(多分)仕事のファイルも収納可。
おまけに1.5kgと軽いです。
カメラを入れないときは、お買い物バッグとしても使用可。

ただ、買う前に見る事ができません。
おまけにこれをドイツで販売している店は、ひとつだけ。
競争がないので、高値安定。

アマゾンで取り扱っていないので、これまで使った事にない店にネットで注文することになります。
気に入らない(仕事のファイルが入らない)ので、返送したとき、トラブルになると休暇の前に超ブル~。

「タイで買うか?」
とも思いましたが、新製品なので売ってない可能性あり。
バンコクに住んでいる方、教えてください。

バックが揃ったら、レンズを入れるスペースがまだ余っているので、これも欲しい。

Tamron.jpg

タムロンの望遠レンズ。
手ぶれ補正に超音波モーター付き。
9月に販売(予定)。
もっとも人や風景を撮るばかりで、望遠は滅多に必要としませんが、あると便利。

カメラと言えば、2年おきにケルンで開催されるPhotokina(フォトキナ)、写真、カメラの見本市です。
おかしな名前の語源は不明。
多分、ここで上述のタムロンのレンズや、ニコンのD90、キャノンの50Dの後続機種が発表されます。

ちょうどこの9月に開催されます。
見に行きたいですが、ちょうどタイで休暇中。

まあ、どうせ雑誌で汲まなく紹介されるだろうから、27ユーロの入場券を払って見に行くよりも、あとで雑誌を買えば、ストレスなくゆっくり鑑賞できます。
でもちょっと残念。

ナンバー10

「美」、ドイツ語では"Schoenheit."
誰でも理解できる概念ですが、どうして
「これは美しい。」
と、思えるんでしょう。

何処かで読んだのか、それとも自分で考えたのか、それさえもはっきりしませんが、
「美は瞬間的なもの。比較的短期で消える運命にあり、悲哀が加わり美しく見える。」
のではないでしょうか。

花火が1年中存在していたら、誰も見向きもしないと思います。
ごくありふれた物、例えば月でも、1年に一度、それも決まった瞬間にしか見れなければ、
「なんて美しい、、。」
と、思えるに違いありません。

また美というのは主観的な概念でもあります。
女性の多くは、花を見てその造形に見惚れると思います。
しかし、男性は「花よりだんご。」

男性(の多く)は実際的。
古代から、男性は食料を手に入れるのが職務でした。
この為、この職務を果たす工具(武器)に関する関心が高くなっているのだと思います。

実際、男性は車、オートバイなどを見て、
「なんて美しい。」
と、惚れ込んだりします。
これは女性には少ない傾向だと思います。

そこで(?)今回は、休暇先で「発見」した「美」を紹介したいと思います。
それも過去10年間の旅行で貯めた(貯まった)貴重な写真ファイルから、上位10位を紹介。
写真を見つけた順番で紹介していくので、紹介順位とランキングは関係ありません。

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まず先陣を切るのは、シエムリエップのお土産屋のお姉さん。
カンボジアの大地(赤土)が伝わってくるような、クメール顔。
アンコール遺跡に刻まれた「顔」との共通点(目、鼻)が、目に付きます。

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次は早くもタイに戻ります。
バンコクのナイトバザールでお買い物をした際、お店で働いていた女性です。
でかい体格なので、合うサイズがありませんでした。
「サイズがないな~。」
と言うと、一緒に働いている男性が、
「ちょっと待って。」
と言うので、自分で取りに行くのかと思いきや、一緒に働いていた女性を走らせました。

流石タイ。
この国で本当に働くのは、女性です。
こうして「ダッシュ」をした後なので、少し汗ばんでいる様子が伝わると思います。

身長140cmくらいで、タイでもかなり小柄の女性でした。
お店の売り上げを管理するのも、女性の仕事。
なので、お金の入ったバッグを体に「巻きつけている」のは見えます。

タイは一見、
「なんて呑気で、平和な国なんだ~。」
と見えますが、安心していると、痛い目に遭います。

観光客は泥棒、強盗のいい鴨です。
現地人を見習って、最低限の安全措置は自分で取りましょう。

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この写真は、チャットゥ チャック、タイ人が言うと、「チャトゥチャー」と聞こえますが、で取りました。
万国に住む友人が、
「チャットゥ チャックは暑いよ。」
と、言います。

「タイは暑いに決まっているのに、なぜ、当たり前のことを言うのだろう。」
と、その趣旨が理解できませんでした。
でも、現地に到着して、すぐに理解できました。

まるで温室の暑さ。
汗だくになって水分を失い、ヘトヘト。
木陰のジュース屋で水分補給をして一息つくと、隣に座っている女性が美人である事に気がつきました。

人生、一期一会。
一番美しい時を永遠に残すのは、カメラマンの職務。

なんて前口上はどうでもよく、写真を撮っていいか尋ねると、快諾。
写真を撮らせていただきました。

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次は、ウドンタニーで泊まったホテルで働いていた女性です。
「実物」はもっと美人でしたが、如何せん、写真を撮る腕がまだ未熟。
それでも上述の友人には、大好評。

タイ人にしては珍しく、隅々まで新聞を読んでいるのが、目に付きました。
就職先を探していたんでしょうか。
半年後に行くと、もう姿が見えませんでした。

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パタヤでいつも行く、中華系レストランのお姉さんです。
クメール人とタイとのハーフ、プリラム出身。
1月で仕事をやめるのも珍しくないタイで、4年間も勤務していました。

「何処の店?」
なんて聞かれても時遅しです。
すでに退職(それともタイ職?)済み。

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ウドンタニーのデパート、ロビンソンで時計を売っていたお姉さん。
かなり若く見えますが、18歳。
すでに自営業。
う~ん、立派。
タイ人には、日本人、ドイツ人にない企業心があると思います。

もっとも1年後に行くと、もう姿は見えませんでしたが。
去年、1年ぶりにウドンタニーに行きました。
暇潰しにカメラを抱えて歩きまわっていると、
「じ~」っと、こちらを眺めている女性が居ました

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よく見ると、どこかで見た顔。
「あ~」
ロビンソンで時計を売っていた彼女でした。

流石は田舎町。
今はセンターポイント(マーケット)で化粧品を売っているとか。
今年、ウドンタニーに行っても、また逢いそうな予感がします。

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お次は、マッサージ屋のお姉さん。
泊まっていたホテルの居心地が良かったので、宿泊を延長しようとすると、
「満室です。」
と言われ、追い出される羽目に。

そこで翌日からのホテルを探すため、日中、歩き回った際に撮った写真です。
健康的な笑顔が素敵です。

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同じ環境下、ソイ ブッカオで撮った写真です。
上述の友人曰く、
「こっちの方が好き。」
との事。

この日は3時間くらい歩き回りましたが、いいホテルが見つからず。
しかし最後に行ったホテル(サービス アパート)では、通常4500バーツ/泊のスイートが、3000バーツ/泊のキャンペーンをやってしました。

当時、まだユーロも高かったので、ここに10日間泊まることにました。
折角の休暇、デラックスにリラックスしたいです。
「お支払いは、現金(前金)で。」
と言うので、バンコク銀行のATMを探しに、また放浪。

20分くらい彷徨って、やっとATMを見つけました。
現金を持ち帰り、ニコニコ現金払い。
明日からの宿泊券を書いてもらい、記念撮影。

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愛想が非常によく、部屋も快適でこれまで一番快適に滞在できたホテルです。
プールがとっても大きく、宿泊客はまばらという宿泊客には理想の、ホテルには最悪の環境。
暇があれば、別の機会に紹介します。

最後は、過去7~8年通っている南パタヤ、モスレム地区にあるジュース屋のお姉さん。

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3年くらい前から、店で働いています。
去年行くと、歯の矯正中。
歯の矯正がタイでは流行っているんでしょうか。

何処に言っても、矯正をしている女性が目に付きました。
別の見方をすれば、美に意識を向ける余裕が出てきたと解釈できるのかもしれません。

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今年の春先に行くと、歯の矯正は終了していました。

いよいよ来月は、待ちに待った休暇です。
今回は、タイのイサーン地方を歩いて、写真を撮ってこようと思います。
乞うご期待。

留学詐欺サイト 発見!

最近、うまくいかない事が多いです。
まず会社のホームページのドメイン料金を払おうとしたのですが、
「只今、このカードはお取り扱いできません。」
とエラーが出て、支払いできません。

カードを発行している銀行に尋ねると、
「カードには問題ない。店の問題だ。」
というので、日本のドメイン会社に尋ねると、
「カード会社にお尋ねください。」
と、双方、双方のせいにしています。

それくらいで諦めるなら、ドイツで仕事はできません。
「銀行は支払いシステムの欠陥だと言っているので、何故、使用できなのか調査してください。」
と、ドメインの管理会社にメールを送ると、
「支払いシステムは、別の会社に一任しており、問い合わせはそちらまで。」
と、日本らしい丁寧ながら、全く役に立たない返事。

「あなたと話しても時間の無駄です。上司に苦情を入れたいので、名前と連絡先を教えてください。」
と、メールを送ると、
「弊社にて、支払い会社に調査をお願いしました。」
と、返事が来ました。

自分できることを、言われるまでやろうとしないのは、日本もドイツも同じです。
さて、お次はカード会社。
電話をして調査を頼むと、
「支払いがキャンセルされています。」
と、言い張ります。

「だから電話しているんです。その原因を調べてください。」
と言えば、
「支払いがキャンセルされているって言っているでしょう。」
ってドイツらしい返事。
堂々巡りで、話ができません。

こちらもドイツらしく、
「あなたじゃ話が通じないから、部署の上司に繋げてください。」
って、上司とつながりました。

「どうして支払いできないか、調べて連絡してください。」
と頼むと、快諾されました。

そこまでは良かったんですが、あれから1週間音沙汰なし。
もちろん、2~3日置きに電話で催促していますが、「居留守」を使って逃げています。
流石、ドイツ。

お陰でドメインの支払いはおろか、ホームページの料金さえも支払えません。
う~ん、やっぱりクレジットカードは2つ必要ですね。
もっとも2つ目のカードなら使えると決まったわけではないですが。

さて、前置きはここまで。
ここから「本題」です。

ドイツにも、日本と同じように、詐欺は多いです。
ドイツの詐欺の方法、その種類はこちらで取り上げておきました。
一度、チェックしておくと、詐欺に遭う確立が低くなると思います。

でも、詐欺の見分け方って結構簡単です。

1.値段が他より安い
2.会社の所在地を記載していない。(あるいは空想の住所)
3.会社の責任者の氏名が記入されていない、(あるいは空前の人物。)

ドイツ人がよくひっかかるのは、ドイツ人の大好きなマヨルカ島のアパート。
ご存知のとおり、ドイツ人はまとめて3~4週間休暇を取るので、ホテルに滞在すると高くつきます。
そこで、現地でアパートを借りて住むわけです。

何もこれはマヨルカ島だけでなく、ドイツ人の多い場所なら、どこでもドイツ語でアパートが借りられます。
例えばここではタイのパタヤのアパートが借りられます。

言うまでもなく、こうした「物件」には詐欺物件が含まれています。
インターネットでどこかのホテルの部屋の写真を頂戴してきて、自分の所有物でもないのに、勝手に「貸しに出す」わけです。

詐欺物件は、一等地(ビーチ沿い)なのに、料金が他より安いので、すぐに見分けが付きます。
大体、一等地の物件なんて、宣伝をしなくても借り手が多いので、値段を下げる必要はありません。
なのに、不審に思う代わりに、
「これは掘り出し物!」
なんて嬉しくなって、予約してお金を送金すると、お金とアパートを見ることは二度とありません。

又、「掘り出し物」を貸し出している会社、個人の名前が記載されていないのも、よく見かけます。
あるいは名前/住所が書かれていても、空想の産物で、そんな住所は存在していないのが通例。

詐欺を働くのに、自分の本当の名前、住所を公開して、「自分で縄を縫う」ような真似はしません。
こうして「掘り出し物」を手に入れたドイツ人が有頂天になってマヨルカ島にいくと、目に隈を作って休暇が終わるまで、アパートを探し続ける事になります。

おまけにスペインの警察は、大事な観光収入が詐欺事件で減るのを恐れ、真面目に調査してくれません。
その前に、警察に被害届けを出そうにも、スペイン語ができない、先方の名前、住所もわからないのでは、何もできません。

こうした利点があり、西欧で活躍(暗躍)する詐欺師は、スペインに住んでいることが多いです。
そのスペインに本拠を置く、怪しい留学サイトを発見!

だって会社案内のページに、
「本部はスペイン、バルセロナに位置しています。」
だけ。
危な~い。

こういう会社は最初の数ヶ月、「真面目」に仕事をして、ある程度、信用を築きます。
すると、客の数も増えるので、一番おいしい時期を見計らって、
「いざ鎌倉!」
と、ホームページを消して、とんずら。
相手の住所もわからない上、外国、しかもスペインなので訴えることもできません。

まあ、それはまだ許せるとしても、タンデム ケルン校の写真、勝手に私の会社のホームページの写真を盗んで使用している点は許せません。

ドイツに会社があるなら、
「著作権違反」
で訴えて、写真を撤回させますが、
「住所不定」
では訴えるわけにもいきません。

これも詐欺をしているいい証拠。
だって詐欺の為に、わざわざドイツまで写真を取りに来るわけにいきません。
ペイしません。
そこでインターネットで写真を盗み、学校の紹介として使用しているわけです。

もっとも今思い返せば、同じように怪しげな留学の手配をしている会社がフランクフルトにもありました。
名前は忘れてしまいました。
確か2005年くらいにひょっこり現れて、2007年に倒産。

と、思ったら、今度はドレスデンにて復活。
と思っていたら、2008年には再び倒産。

幸い、ゲートウエイ21やサクシーオのようにお客の数が多くなかったので、誰も気が付かなかったと思います。
もっとも、だから倒産したのかな。

又、「倒産したからもう安全では?」
と思いきや、一つ潰れると、今度は二つ現れるという始末です。
上述の例のように、往々にして、同一人物が名前だけ変えて「営業」しているケースが多いですが。

そんな詐欺に遭わないため、詐欺を見分ける三原則、

1.値段が他より安い
2.会社の所在地を記載していない。(あるいは空想の住所)
3.会社の責任者の氏名が記入されていない、(あるいは空前の人物。)

をお忘れなく!


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