押し売り

ドイツに住んでいた頃、
「ピンポ~ン」
と鳴ると、もうパブロフの犬。

「あ、アマゾンからもう届いた!」
と期待を込めてドアを開けるんです。
ところが実は押し売り。

これほど
「がっかり。」
する事はありません。

てっきり、アマゾンに注文した品物が届いたのかと思ったのに!

驚きだったのは、日本人による幸福の押し売り。
外国にまで出かけて宗教勧誘してるんです。
凄~い。

「間に合ってます。」
とすぐに追い返したので、何の宗教なのか不明。

誰か知ってますか。

ある時は、近くの小学校で何か催し物をするらしく、
「金を寄付してくれ。」
と二人組みのドイツ人。

日頃、外国人を散々差別しておきながら、
「寄付しろ。」
とは都合が良すぎるぞ!

「外国人なので、勘弁してちょうだい。」
とお引取り願いますた。

ある時は、
「出前サービス」
の押し売り。

なんでも出前サービスを始めたので、
「注文してくれ。」
とアラブの美人なお姉さん。

「アラブ料理は口に合わない。」
と言えば、
「アジア料理もあるよ。」
と結構、押しが強い。

美人に
「買ってよ。」
なんて迫られることは滅多になく、
「うっかり」
注文しそうになっちゃった~。

でも、
「一回買うと、次も来る。」
と思うと、心を鬼にして断りますた。

あと掃除機の訪問販売もしぶとかった~。
「要らない。」
と言うのに全く帰ろうとしない。

二人がかりで説得してきます。
「金がない。」
と言えば、
「ローンを組め。」
と言うんです。

興味がないと言うのに、実演。
「どうだ、凄いだろう!」
とドイツ人。

やってることは、ブラックマネー詐欺団と変わらない。
1時間以上粘られて、楽しみだったテレビ番組を見逃した~。

今更ですが。
そういう場合は、警察に連絡するのが一番です。

「トイレに行きます。」
と逃げ込んで、こっそり110番。

すぐに来て、
「押し売り」
を連行してくれます。

そうそう。
以前バンコクで夜中にお買い物。

店内でナイジェリア人に、
「お前日本人か。」
と聞かれ、
「是非、見せたいものがるので、ここで待っててくれ。」
と言うので大急ぎで逃げました。

「日本人はいい鴨。」
と海外でも大人気。

いつも声をかけられます。

以来、タイ滞在中は
「ドイツで仕事をしているシンガポール人」
で通しています。

これが結構好評。
皆、真に受けます。

ドイツでは特に、
「ここは高そうだ。」
というアパートに入居していると、頻繁に押し売りが来ます。

ドアを開けるとろくなことにならないので、
「ぴんぽ~ん。」
と鳴ると、外に黄色いトランスポーターが止まっているか、確認。

止まっていれば、アマゾンの配達。
止まっていなければ、押し売りなので無視。
これで大概の災難は逃れることに成功。

「ドイツで詐欺にかからなかったので、日本なんてちょろい。」
と油断していたら、先日、やられました。

日本では郵便配達さんが、マンションの玄関まで郵便物を届けてくれるんです!

「音声サービス」
と違い、これは真の世界一のサービス。

ちなみにドイツでは、
「階段を上がるのが面倒じゃ。」
と、すぐに不在票を投げ込みます。

特に、DPDはひどい。
何度、逃げていく配達員を後ろから追いかけたことか!

先日、ピンポ~ンと鳴ったので、
「郵便物かな。」
と思ったんですがが、
「インターフォンの件で来ました。直接、会ってお話できませんか。」
との事。

管理会社かな?
と思い入り口を開けて待っていると、なんと”AU"の販売員。

「インターネットの契約を(NTTから)うちに変えてくれ。」
と言うんです。

「嘘」
の理由を挙げてマンションに入ってくる販売員にも腹がたったが、
「こんな初歩的な手口に騙された!」
と自分自身に滅茶苦茶腹が立ちました。

きっと岡山市内、同じ手口で徘徊している事でしょう。
ご注意あれ。

ドイツ20年の経験も、
「日本はいい国、詐欺なんかない。」
と油断していると騙されるという、いい教訓です。

ちなみにドイツでは、
「テレコムがこの地域の回線をわが社に売った。」
と詐欺師がやってきます。

「わが社との契約に買えないと電話も使えません。」
と脅して、契約を取るんです。
ご注意あれ。

先日も、ピンポ~ンと鳴ったので、
「郵便物かな。」
と思ったんですがが、
「そこには見たことがない中高年女性。」

間違いなく押し売りだと思ったので、
"Ja, wer ist da?"
と聞くも返事が戻ってこない。

声の調子を高めて、
"Sagen Sie mir, was Sie wollen?"
と聞くも返事が戻ってこない。

そこで、
"Auf Wiedersehen"
でさようなら。

「騙してやるぞ!」
といい気になっている販売員が、いきなりドイツ語を聞かされて、
「へっ?」
とあっけにとられている顔がたまらなく快感。

セールス電話もドイツ語で
「接待」
すると二度とかかってきません。

この押し売りもきっとこれに懲りて、二度と来ないでしょう。

でも、もしドイツ語を喋る人が居たら?
その時は、考えてもいいっす。

2時間くらい引き止めて、
「無理やり」
話をして何も買わずに、
「さようなら。」

自業自得じゃ~。

誤解

ドイツで乗っていた車、

mercedes (12)-2.jpg

燃費が悪かった~。

ジムに行った帰りに、メトロでお買い物。
するともう1メモリ減っている。

欧州車は大陸横断用。
ガソリンタンクに80リットルも入ります。
でも、3週間も持ちません。

「ドイツは高速無料でステキ!」
と言われますが、高速代金はガソリン代金に上乗せ。

当時、1リットルが1.68ユーロ。
100ユーロじゃ満タンにならないっ!
満タンにするとほぼ2万円。

これが3週間持たない。
1ヶ月、4万円のガソリン代。

だから、
「あそこの店の方が20セント安いわ。」
と店を変えるなんて論外。

ガソリン代と時間が無駄になるだけ。

去年、日本で車を買いました。
デイーゼル。
夢のような燃費のよさ。

日本車は、
「ちょい乗り」
用。
ガソリンタンクには60リットルしか入りません。

満タンにしても6千円程度。
激安。
ドイツの1/3。

燃費がいいので、1年で4回しか給油しなかったぞ!

まるで軽四。
しかし175馬力で出足が素晴らしい。

しかしサスペンションが硬すぎ。
BMWだって、こんなに堅くない。

そして低すぎる車高。

駐車場の段差で、
「ガン!」
と鼻の下を擦ります。

そして意味不明のメッセージ。

岡山と言え、中心部の道はいつも渋滞。

すると、
「もっと加速しましょう。」
とメッセージが出ます。

たまに田舎に行き、車が少ないので加速。

すると、
「無駄な加速を避けましょう。」
とメッセージ。

子供じゃない。
無意味なメッセージ、要らない。

ところが、日本人はこれを
「親切」、
最近では
「おもてなし」
と考えてる様子。

世界広しと言えど、
「明日は暖かくしてお出かけください。」
と天気予報で着る物まで指図するのは日本くらい。

日本人には、
「明日は暖かくしてお出かけください。」
と言わないと、真冬でも、タンクトップと半ズボン出かけるの?

それとも、
「明日は暖かくしてお出かけください。」
と言わないと、日本では不親切になるの?

あまつさえ、
「お洗濯指数。」
なんて意味のない物まで発明。

「お洗濯物を干してのお出かけはお控えください。」
なんてやっている。

日本人には、
「お洗濯物を干してのお出かけはお控えください。」
と言わないと、台風が上陸しても、洗濯物を干して出かけるの?

それとも、
「お洗濯物を干してのお出かけはお控えください。」
と言わないと、日本では不親切になるの?

ドイツで、
「明日はマイナス日になります。」
と言えば、
「明日は暖かくしてお出かけください。」
なんて言わなくても、暖かい服装で出かけます。

ドイツで、
「明日は暖かくしてお出かけください。」
なんて言った日には、
「余計なお世話じゃ。」
「子供じゃない。」
と言われます。

そう思えば、思い当たる事が。

「4週間では、このお値段です。」
と書いているのに、
「4週間では、お幾らですか。」
と聞かれます。

「残高証明では、ビザが取れなくなりました。」
と書くと、
「残高証明では、ビザが取れないんですか。」
と聞かれます。

ドイツに居た頃、
「この人、日本人?」
と思っていたんです。

帰国して、理解できました。

日本は、
「誰かが代わって考えて(答えて)くれる。」
社会なんです。

だってお風呂の温度を
「43度」
にすると、
「給湯温度が43度に設定されました。」
なんて音声メッセージ。

自分で設定したんですよ?!
しかも手動で。
そんなもん、言わんでもわかるでしょ。

あまつさえ、
「43度」
って目の前に表示されている。

なのに音声でさらに案内する必要がある?

しかし日本では、この音声メッセージを
「親切」、
最近では
「おもてなし」
と考えてる様子。

ついていくのが難しい。

ドイツのラジオ局で、
"Baumarkt"
の役に立たない店員のサービスをコミカルに描くコメデイーがあります。

毎回、客が買い物に行き店員に尋ねるのですが、まともな回答が帰ってこない。

ある時、客が
"Durchlauferhitzer"(給湯器)を買いに行きます。

すると店員が新製品、
「喋る給湯器」
を勧めます。

「設定した温度が音声で流れるんです。」
と店員。

客は、
"Bescheuert!"(馬鹿馬鹿しい!)
の一言。

「何で自分で設定した温度を、音声で聞く必要がある。」
と全く見向きもせず、何も買わず店を出て行きます。

ところが日本では、
「給湯器の音声サービス付き。」
とまるで利点のように宣伝。

ドイツではコメデイー、日本では大真面目。

「日本の素晴らしさ」
を紹介する
「自画自賛」
テレビ番組が多い日本。

その中で、
「音声サービスがあるのは日本だけなんです。」
と某メーカー。

「そりゃ~、そうでしょう。」
と思っていたら、
「この日本のおもてなしを、是非、世界中に広めたい。」
と期待を語ると、
「日本のおもてなしが、世界を席捲する日も遠くないようです。」
と司会者。

おめでたさ
此処まで来ると
世界遺産。

日本人がドイツに来ると、
「ドイツ人はちゃんと教えてくれない!」
ってカルチャーショックに遭うわけだ。


Kontopfändung 完結編

口座から、
「滞納分の税金」
「罰金」
「日本までの郵送料」
が引き落されて、凍結解除。

「いい結果。」
「悪い結果。」
を問わなければ、一件落着。

これで仕事ができるので、
「許してやるか。」
と寛大な気分になっていたのに、
「メールをもらってから税務署に電話して、コールバックを待っている。」
と税理士事務所からメールが届き怒り沸騰。

すなわち、
「1ヶ月、辛抱強くコールバックを待っているので、俺は悪くない。」
というドイツ人。

ドイツに住んでいる人なら、
「ドイツ人はコールバックしない。」
事を子供でも知ってます。

その子供だましのいい訳を、私相手に使うなんて!

あまつさえ、10万払って、
「コールバックを待つだけ。」
という仕事振り。

ドイツに住んだことがない人ならともかく、
「20年の闘争」
をした私には通じない。

「あなたは何年、ドイツ人をやってんですか。」
と言いたい所、ぐっと堪えて
「税務署がコールバックするわけないでしょう。」
と返信。

「なんであんなでたらめな住所を伝えたの?」
と聞けば、
「なんで日本の住所はあんなに長いんだ。」
と税理士。

住所が長いので、
「勝手に」
短くしたらしい。

これじゃ手紙が届くわけがない。

もっとも税務署が税金と罰金を徴収した今、税理士を責めても状況が変わるわけもない。

あまつさえ、仕事のできないドイツ人は、帰国後に発生した問題じゃない。

お題目、
「雨にも負けず。」
自体、このドイツ人相手の苦労を表すためにつけたもの。

20年苦労していたのに、最後の詰めが甘かった!

なんとかと鋏は使いよう。
仕事ができないドイツ人を見事に使ってこそ、ドイツの達人。

そこで、
「デユッセルドルフでビザの申請をするのに税金通知が必要です。税務署に手紙を書いて、取り寄せてください。」
とお願い。

これ(行間)を読めば、
「声のでかい日本人が、戻ってくる。」
と思えます。

されば、メールや電話のように無視できないので、
「これは参ったぞ!」
と思うことを期待。

税理士からも、
「わかりますた。」
と返事が来ました。

戻ってくるのが嫌みたい。

ただし、安心してドイツ人に全部任せるのは不安。

ドイツ人だって、
"Vertrauen ist gut, aber Kontrolle ist besser."
(信用するのは良いことだが、チェックするのはもっといい。)
って言います。

そこで、
「税金申告の際、通知は税理士事務所に送るように書いた"Vollmacht"を同封していた。」
「これを無視、税務署が勝手に手紙を日本に郵送、これが失われたのは私の責任ではない。」
「もう一度、手元にある書面を見てから返事を送るべし。」
と手紙をしたため、デユッセルドルフの税務署に送付。

ここで年末年始になり休戦状態。

1月も半ばに、
「税務署から(書面で)連絡が来た。」
と税理士。

「2013年の税金申告は始めからやり直します。」
と書かれているので、
「Kontopfändungもなかったことになる。」
との事。

「なかったことになると言っても、すでにKontopfändungされて罰金まで徴収された後じゃん。」
と言えば、
「罰金は返却されます。」
との事。

そこで、
「返却先の口座を教えて欲しいと税務署が言っている。」
との事。

「口座凍結をして、お金を取り立てた口座に振り込めばいいじゃないか。」
と言えば、
「税務署は振り込めなかったと言っている。」
との事。

「2週間前に税務署がお金を強制取立てした口座に、お金が振り込めないわけがない。」
ので、
「税金申告だけではなく、口座番号も読めないのか、税務署に聞いてくれ。」
と返事。

数日後、罰金と郵送費が返却されますた~。

なんの事はない、デユッセルドルフの税務署が同封した手紙を読まないので、この騒ぎ。

ドイツ人が、
"Außer Spesen nichts gewesen."(意訳:徒労)
というやつです。

税務署は仕事ができない、税理士は仕事ができない、
「俺がやらねば誰がやる。」
がドイツ。

慣れれば、
「またか。」
で済むが、慣れないとしんどいドイツ生活。

トラブルに遭う度に、
「たのんます。」
と奥さん/旦那に相談していると、すごいストレスで夫婦関係ギクシャク。

「まずは始めに言葉ありき。」
とも言います。

ドイツ生活の始めにドイツ語を徹底的にやりましょう。




Kontopfändung 続編

「目の前に座っているんだから、そんな大声でなくてもいい!」
とよく言われます。

元々、難聴の傾向がありますた。
自然に声がでかくなってる。

そこへ自衛隊。

正面に司令官。
後ろに数百人の部隊。

号令は司令官の方を向いてかけるので、部隊には聞き取り難い。

声が細い人が命令を張り上げても、かすれてしまい、
「えっつ、今、なんて言ったの?」
なんてもぞもぞしていたら、
「訓練がなっとらん!」
とお叱りをいただきます。

しかし大声で部隊が命令一下、
「ビシッ!」
と動けば、
「訓練が行き届いている。」
と賛辞をいただきます。

すなわち、
「大声」
は軍隊では、
「美徳」。

何もできなくても、
「声がでかい。」
だけで、
「晴れの舞台」
で堂々と号令を出す役割までいただきます。

しかしその美徳も、
「娑婆」
に出た途端、美徳ではなくなります。

でも、全くの
「無用の長物」
かといえばそうじゃない。

ドイツ人はすぐに自分のミスを正当化するので、でかい声は(たまに)便利。

10数年前、ドイツでもDSLが登場!
早速、テレコムに申し込み。

ところが一向に繋がらない。
しかし料金だけは徴収されます。

テレコムの客なら、
「誰でも」
経験した事がありますね。

有料の、
「ホットライン」
電話するも、
「次はあなたの番です。」
とアナウンスがあった後、延々を音楽が流れます。

流石ドイツ人。
素晴らしい商売の方法を考えたものです。
一向に機能しないプログラムを売り、問い合わせるとさらにお金がかかるんです。

いい加減、堪忍袋の緒が切れますた。

「敵は、シャドーシュトラーセにあり!」
とテレコムの支店に。

同じ悩みを抱えた客が10数名。
辛抱強く、自分の番を待ちます。

やっと自分の番が来たので、
"Ihre schxxxxe DSL funktioniert überhaupt nicht und Ihr kassiert dafür mein Geld!"
"Unverschämte Frechheit!"
(和訳は自粛)
と、かっての曹長が惚れ惚れするような大声でまくしたてました。

店内に居た客は、皆、動きを止めてこちらに注目。
効果覿面。

店員が、
「なんでも聞きますから、大声を出すのはやめて下さい。」
と懇願。

"Dann bringt Ihre schxxxxe DSL in Ordnung und gibt mir mein Geld zurück!!"
(和訳は自粛)
と、連隊の最後列まで届くような大声で訓戒。

他の店員も飛んできて、
「すぐに取り掛かりますので、どうか大声だけは、、。」
と店員。

別の店員は、すぐに電話を取って、何処かに電話しています。

「あ~、快感。」

店員は、
「あなたの接続が間違っている。」
と責任を押し付けようとするので、
「回線を見せてやるから、家まで付いて来い。」
と言えば、
「それだけは。」
と店員。

結局、テレコムの技術者が来てくれることに。

もっとのその前に、電話があり、
「回線が開らかれていませんですた。」
とテレコムの技術者から電話。

これがドイツ人の仕事振り。
金だけはしっかり取るも、回線を開いていないので、使えない。

言う間でもなく、
「不法」
に徴収された金は、
「来月は無料にさせていただきます。」
ということで溜飲が治まりました。

今回は、流石にデユッセルドルフまで出かけていくことはできない。
そこで会計事務所に電話。

「○○○氏に繋いでくれ。」
と言えば、
「今、客と話しているので、繋げられない。」
と言うので、
「俺も客だ。構わんから繋げ!」
というも、
「それはできません。」
と受付嬢。

「そうやっていつも逃げているから、Kontopfädungされたんだよ!」
と言うも、
「担当者が返事をしますから。」
と受付嬢。

「1ヶ月も前から返事がない!」
と言うも、
「必ず担当者が返事をしますから。」
と受付嬢。

「重要度」

「今度こそ」
先方に伝わったようだし、受付嬢には罪がないのでこの辺で撤退。

仮に返事が来るにしても、口座が凍結されてしまっては仕事ができない。

"Nur sicher zählt man auf sich selbst."
(間違いなくカウント/信用できるのは己だけ。)
を座右の銘にしている以上、他人に任せておけない。

そこで今度はデユッセルドルフの税務署に電話。
何回電話を鳴らしても、誰も出ない。
まあ、そんな事は今日に始まった事じゃない。

1時間置きに電話してると、2時間後に繋がった!

こちらの
「税金番号」
を伝え、
「なんでKontopfädungされたのかわからない。」
と伝えると、
「あなたが税金を払わないからよ。」
とごもっともな回答。

「払おうにも、住所が間違っているので、"Steuerbescheid"が届いていない。」
と言えば、
「しかし郵便は帰ってきていない(ので届いている筈だ)。」
と爪の先ほども信用していない。

「税理士事務所に700ユーロも払って申告してもらったのに、600ユーロの税金から逃げるわけがないじゃないか。」
と言えば、
"Das sagen Sie."(それはあなたの言い分。)
と税務署のおばちゃん。

「間違った住所に送った税務署が悪い。」
と言えば、
「税務署に間違った住所を伝えたあなたが悪い。」
とごもっともな回答。

原因を言い争っても前進しない。
ここは理性的に。

「どうすればKontopfädungは解除されますか。」
と聞けば、
「Kontopfädungは90日間。」
「その間に支払いがなければ、強制徴収。」
「でも銀行に支払いを指示して、お金が入金されれば、その時点で解除されます。」
と税務署のおばちゃん。

「じゃ、すぐに支払い指示を出すので、入金されたら解除してください。」
とお願いすると、
「何か困ったら、また、電話してね。」
と税務署のおばちゃん。

少し、信用されたみたい。

不思議なことに、電話の後で奇妙な爽快感。
こんな内容でも、ドイツ語で話せたのが嬉しかった?

日本滞在もそろそろ先が見えてきた?


Kontopfändung

自衛隊、3年で辞めすた。

右翼の人は、
「そんなだらしない精神で、国防が勤まるか!」
と言うでしょう。

ごもっともです。
でも、その国防に1年も貢献していない人に言われる筋合いはない。

宣伝車を出して、
「似非愛国主義」
を語るなら、まずは二等陸士で2年間国防に貢献してから語りなさい。

昔の仲間が、
「手ぐすね引いて」
お待ちしております。

3年で辞めた理由は2つ。

まずドイツに行く資金が溜まったから。

もうひとつは、
「これ以上居たら、自衛隊の枠にはまった考えしか出来なくなる。」
事を恐れた為。

人間はロボットじゃない。
決められたことをするだけだったら、ロボットにやらせば遥かに効果的。
人間の価値は創造性、そして個性。

これを失ったら、ロボットを同じで、大衆の波に消え失せます。

しかし、
「天皇陛下万歳!」

「突撃!」
するのが軍隊。

考えることはタブ~。

噴火したばかりの御嶽山に、
「遺体の回収に向かう。」
なんて命令が出た日には、
「兵隊は民間人の遺体よりも価値がないの?」
なんて考える兵隊が居たらマズイ!

そこで、考える習慣を無くす努力が行われます。

「これ以上居ると、考える能力がなくなる。」
ので、3年が潮時。

ドイツに行くと、
"Du bist originär!"
と最高の賛辞をいただきますた。

その瞬間、
「この国ではうまくいきそうだ。」
と漠然ながら感じました。

日本では、
「お前の頭はどうかしている。」
だから偉い違い。

じゃ、ドイツ人は皆、独創的で個性があるかと思いきや、そうじゃない。

いい(悪い)例が公務員。
もうロボットです。
しかもそのプログラムが悪い。

会社員だった頃、
「年末調整をしてないと年金が下りないらしい。」
という日本人社会の噂に騙されて、年末調整。

すると税務署から、
「追徴金」
のお知らせが届きますた。

その額、31ペニッヒ。

「はっはっは、冗談がウマイ。」
と無視していたら数ヵ月後、
「追徴金」
のお知らせが届きますた。

その額、31ペニッヒ。
えっつ、冗談じゃかなったの?

当時、手紙の郵送費が50ペニッヒくらい。

すなわち31ペニッヒ徴収するために、手紙を2回、1マルク(ユーロの前のドイツの通貨)も浪費してるんです!
無駄な作業時間は言うに及ばず。

なんという出来の悪いプログラム。
人間技じゃない。
これが公務員。

自衛隊の思想と相思相愛です。
辞めてて良かった~。

2013年、帰国。
でも2013年はドイツで仕事。

今後、
「やっぱり駄目ですた。」
とドイツに帰還する可能性もあるので、しっかり税金を納めておきたい。

2014年早々、
「確定申告お願いすます。」
とデユッセルドルフの税理士事務所に統計データを譲渡。

10年以上も使っているのに、
「まずは請求書を清算してくれ。」
と税理士事務所。

「日本に居るから、請求書を踏み倒される。」
と危惧してる。

外国人のせいか、10年来の客なのに、信用されてない。
ちょっとがっかり。

しかも請求額がこれまでよりも高いっ!
足元をみられている?

しかし今更、税理士事務所を変える訳にもいかず。
すぐに送金すますた。

2014年の会社経費で落そう。

「日本まで確定申告のお手紙が来るの?」
と聞けば、
「こちらで結果報告を受けて、これをチェック、間違いなければ、日本に送る。」
との事。

そこで、果報は寝て待つことに。

ところが11月になっても、全然、返事がない。

流石に不安になり、
「税務署に尋ねてよ。」
と税理士事務所にメールを送るも、無視。

2週間くらいメールを送り続けるも、無視。
10年使って、10万円払っても、ドイツ人の仕事振りがコレ。

12月になって、税務署から手紙が届いていました!
でも住所が滅茶苦茶。
よくもこれで届いたもんだ。

日本の郵便システムは、世界一優秀です。

「税理士事務所が、税務署に連絡してくれたんだ。」
と早合点して手紙を開封すると、
"Kontopfändung"
って書かれてます。

「へっ?」

"Kontopfändung"
とは、借金を払わない人の銀行口座をお役所が凍結、ここから強制的にお金を搾り取る方法です。

これをやられると、信用度ゼロ。
滞在ビザの申請も危うい。

なんで、私がこんな目に?

お手紙を読むと、
「2013年の税金残額580ユーロを払わないので、口座を凍結しちゃいます。」
と書かれている。

払わないのじゃなくて、お知らせも何も届いてないじゃないか!
一体、どうなってるの?

これでドイツ帰還の夢も壊滅?


明日はどっちだ!?


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