不思議な日本人

ここ2ヶ月、日夜使っての感想です。
ウインドウズ7、使えません。

雑誌では、
「優れたプログラム。」
なんて評価ばっかり。

「話半分でも、ビスタよりはマシ。」
と思っていましたが、なんてことはない。
ビスタと大差なし。

何が気に入らないかと言えば、まずその膨大なファイルの容量。
ウインドウズ7+ウインドウスオフィスだけで、なんと70GB。
70GBですよ。

その欠点は、明らか。
バックアップを取るのに、ほぼ2時間かかります。
毎回。

アップデートがあると、これが頻繁にあるんですが、滅茶苦茶な量。
うっかり間違って、
「アップデートをインストール」
をクリックすると、1~2時間はパソコン使えません。

プログラムの量が多いので、デフラグも頻繁に必要になります。
これに毎回、毎週、2時間かかります。

ノートパソコンを買った際、ローカルディスク(C)を、107GBまで縮小。
余った領域に、370GBもあるローカルディスク(D)を作りました。

ところがローカルディスク(C)は、購入2ヶ月目にして、すでに80GB超え。
もう20GBしか余っていません。

ローカルディスク(C)は、1/3~1/4程度、空いているのが理想的。
これを超えると、作動環境が遅くなります。

ちょうど引き出しの中が、一杯に詰まっているとの同じ。
そんな引き出しじゃ、欲しいものを探すのに時間がかかります。

夏の留学の手配もほぼ終わったので、メールの数も激減。
今のうちに、(C)を容量アップする事に。

この日の為に買っておいたパラゴンのハードデイスク マネージャー。
先見の明?

リサイズをクリックしたんですが、
「リサイズできる領域が見つかりませんでした。」
と、エラー。

結構、ショック。
「(D)に、データがあるから?」
と思い、これをフォーマットして空にしたんですが、同じ結果。
う~ん、ようわからん。

悩んだ挙句、ウインドウズのコントロールパネルを覗いてみると、
「領域のサイズアップ。」
なんて便利なプログラムがありました~。

「灯台下暗し。」
これで簡単に、(C)を160GBまで容量アップ!

多分、不必要にフォーマットしてしまった領域、(D)と、(E):HP_TOOLS、(F):HP_RECOVERYを復活するのに、手間取ってさらに3時間。

メールのフォルダーを領域(D)に移していた為、メールの設定もやり直し。
何故か、メールがうまく復旧できず、四苦八苦。
これで、丸1日無駄になりました。

もうひとつ不満な点がスピード。
早い作動環境を期待、最新、かつ最速のパソコンを購入。
なのに、ソフトがブレーキになって、全然、早くない。

速度は体感でXPと同じ。
なら、量が少なく取り扱い易い、XPの方がいい。

趣味でノートパソコンを使っている分には、多分、気にならないでしょう。
ビジネスにはこのプログラム、向いていません。

来年、すでにウインドウズ8が出るそうなので、
「軽くなっているといいな。」
と言うと、ドイツ人の親父が、
「お前、マイクロソフトに何を期待しているんだ!さらに重くなるに決まっているだろう!」
と、あっさり。

ううう、悔しいがその通りかもしれない。
その親父は、
「使い物にならないノートパソコンは、マイクロソフトに『不良品』と書いて、送りつけてしまえ!」
って大笑い。

二言目には、
「マックを買え!」
という典型的なマックの信者。



で、その親父が、
「なんで日本人は、放射能で汚染されている区域に派遣されて、嫌だ!行きたくない!って言わないんだ!」
と、尋ねてきます。

日本人はこのような「外国人」の発言を見て、優越感に浸るケースがあります。
何処何処の新聞で、日本人がこのように描写されているとか、そんな記事が一杯。

実際には、外国人が、この場合はドイツ人の親父ですが、日本人に畏敬の念を抱いているわけじゃなく、
「上司が犯したヘマの罪償いをおしつけられて、何故、怒らない!」
と、違和感を覚えています。

もっとはっきり言えば、
「屠殺場に送られる家畜のようだ。」
と、日本人の思考過程が疑問視されています。

そのドイツ人(半分イタリア人)はもっと容赦なく、
「何も考える能力がなく、教皇を崇めるイタリア人と同じじゃないか。」
って言うんです。

軍隊では、
"Mir Nach!"
(俺に続け!)
と、まずは将校が先頭に立って、突撃するもの。

なのに、日本では(軍隊でも)
"Nach Ihnen."
(お先にどうぞ。)
絶対、おかしいです。

部下を放射能に汚染された危険な場所に派遣する前に、まずは上司が現場に潜入、放射能を図るべきでしょう。
なのに上司は安全な場所から指図を出すだけ。
放射能に汚染されて、癌で死ぬのは下請け会社の従業員。

で、癌になってから、
「作業中に被爆した。」
と言えば、
「証拠がない。」
と責任を回避されて、犬死。

なんで日本人は、
「俺は行かない。」
って言わないのでしょう。

まだ日本に居た頃、
「西三尉、週末は黒川隊長の引越し作業があるから、空けておくように。」
と、命令。

「私が引っ越しをするときは、黒川隊長は助けてくれるんですか。」
と、聞けば、
「そんなわけないだろう。」
と、上司。

上司なんかいい給料もらっているんだから、引越し業者を雇って自分でやればよろしい。
そう思いませんか。

ところがそう思うのは、私だけらしいです、、、。
何処で働いても日本的な職場環境に馴染めず、職を転々。
結局、自分の会社を作ってしまいました。

あれから17年。
今回の災害では、かっての(自衛隊の)同僚は、被災地派遣。

締めに一句。
あの夏に、辞めててよかった、自衛隊。
お粗末。


ドイツ賃貸事情

しばらく前の話になりますが、
「仕事も軌道に乗ったし、もっと快適な所に引越しするか。」
と、アパート探し。

最初に見つけたのが、デュッセルドルフの北にあるRatingenという町の物件。
何が気に入ったかと言えば、とっても大きな浴室。
18㎡くらいあります。

話は飛びますが、長時間フライトでしんどいのが飛行機のトイレ。
日本女性なら問題ないでしょうが、体重が3桁まであとわずか。
あんな狭い場所では、出るものも出ません。

おフランス系のホテル、メルキュールに泊まると、
「飛行機のトイレを、そのまま埋め込んだんじゃないか。 」
と、錯覚するくらい超狭い。

肩をすぼめてトイレに入るのは、辛抱たまらん。
12時間ならまだ我慢は出来ても、アパートじゃそうはいかない。
広~いWCは必要不可欠。



で、アポイントを取って見学に行きました。
驚いた、そしてガッカリした事に、見学に来ていたのは3家族。
「こりゃ~取り合いになる。」
と、早合点。

「借りたい。」
と(ドイツ人)大家に言うと、
「えっつ? 」
と、困った表情。

明らかに外国人ではなく、ドイツ人に借りてもらいたかったようです。
もっともドイツに10年も住めば、その程度の
「人種差別」
は、日常茶飯事。

いちいち気にしていたら、ドイツでは生活できません。

「他の家族の返事を見てから、連絡するよ。」
って言っていたのに、まるっきり音沙汰なし。
ドイツ人の得意技です。

ドイツ生活が間もない日本人は、
「借りれますか。」
なんて電話をするものですが、するだけ無駄。

貸したければ、すぐに返事をします。
返事がないのは、
「貸したくない。」
という意味です。

なので、さっさと次の物件を探して見学に。
今度はデュッセルドルフ市内、西の端っこ。
隣町のErkrathまで車で5分。

この大家さんが、デュッセルドルフ市内で人材派遣会社を経営している社長。
二言目には、
「俺は金持ちだ。」
と、言わないと気が済まないお方。

本人がそれでいい気分になるなら、言わせておいた方が得策です。
幸いだったのは、日本企業と一緒に働いたことがあり、また、戦前の生まれだった為、
「日本人に対して偏見を持っていない。」
事。

なので、
「借りたい。」
というと、
「ありがとう。」
と、即OK。

翌日、社長の事務所まで出かけて、賃貸契約。
翌日からタイに休暇。
ぎりぎり間に合った~。

一ヶ月の休暇から帰ってきて、引越し準備していると電話が鳴って、
「アパート空いているから、借りてくれ。」
との事。
「へっ?」
と聞けば、
「まだアパートを借りてくれる人が見つからず、2ヶ月空いたまま。」
との事。

そこで、
「あの日本人が、借りたいって言っていたっけな。」
と思い出し、電話がかかってきたんです。

「もう他の物件を借りたから、要らない。」
と言えば、
「その契約を解約して、俺のアパートを借りないか。」
と、いかにもドイツ的な自己中な考え方。

「契約は契約だ。」
と言えば、
「アパートを借りたい日本人を紹介してくれ。」
と、あきれるくらい自己中。

この前は、
「日本人は嫌だな。」
だったのに、2ヶ月家賃の収入がないとローンを返済できないので、日本人ファンに。
ドイツ人って、とっても現金。

もっとも、今後、どこかで会うことになるかもしれないので、
"Woher soll ich es wissen?"
(俺の知ったことか。)
と言わず、
「デュッセルドルフにある日本人クラブで、賃貸の掲示を出すといいよ。」
と、アドバイスしておきました。

ドイツの賃貸事情はこんなもの。
外国人は圧倒的に不利です。

ドイツ語に不自由なく、(小さいながらも)会社を経営して資金的に余裕のある私でさえ、こんな体験をします。

ドイツ語が喋れず、お金を稼いでいない留学生がアパートを借りるのがどんなに困難か、よくわかります。
インターネットで賃貸物件を見て、
「貸してください。」
って、ドイツにメールを送られた方もおられると思います。

まず、返事が来なかったでしょう。
直接会って、交渉しても借りられないのが、ドイツのアパート。
なのに、メールを送っただけで借りられるものではありません。

もっとも、これはお互い様。
以前、ドイツ人が
「長崎に長期出張する。」
と、泣きついてきました。

「何が問題なの?」
と聞けば、
「誰もアパートを貸してくれないんだ。」
との事。

そこで一肌抜いで、長崎市内にある不動産屋にメールを幾つか送りました。
全く無視されました~。

「返事を送って来ないのは、ドイツ人の得意技。」
と思っていたんですが、これは日本人も同じ。

日本でも、ドイツでも、外国人は差別されるんです。
ですから、ドイツでアパート借りられなくても、
「ドイツ人嫌い!」
って、ドイツ嫌いにならないでください。

ドイツ人だって、日本に行く際は同じ体験をしているんです。


Tamron 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)

自営業をしていて嬉しいのは、
「会社経費で落としちゃえ!」
と、臨機応変に決定ができる事。

例えば、自分で料理するのが面倒になり、
「今日はお寿司。」
と、決定。

すし屋でたらふく食って、領収書をもらい
「接待」
で、落とすわけです。

ドイツの税務署はチェックが厳しいので、
「二人前」
食べていることが条件です。

一人前だと、
「これはお前が一人で食べたんだろう!」
と見なされて、会社経費で落ちません。

その点、大食いの私は、二人前どころか、三人前食べちゃいます。
まさに自営業にうってうけ。

自分の会社を作ったら、
「会社経費で、腹一杯食べてみたい!」
って、思いませんかぁ?

ドイツの税法は、世界でも例をみない複雑怪奇な代物。
素人が、それも外国人が理解できるものじゃない!
なので、税理士さんに決算報告書の作成をお願いしています。

その税理士さんの所に決算を持って行くと、まずは「支出項目」のチェックを受けます。
税務署もまずはここをチェックするので、税理士さんが厳しい目でチェック、
「会社の運営費」
とあると、
「これは何だ。」
と聞かれ、
「これは電気代で、ここは電話代金、それはホームページの運営費。」
と、説明。

「接待」
とあると、
「キラリ」
と、税理士さんの目が輝き、
「何人で食べた?」
と聞かれ、
「一人で食った。」
と正直に言えば、メニューひとつひとつを読み上げて、
「本当に、これ全部一人で食ったのか?」
と、疑うくらい。

税理士さんが(一人で食べたと)疑うくらいだから、税務署も納得。

その税理士さんから、
「会社の机と椅子はもう経費で落ちたから、新しいものを買ってもいいよ。」
と、アドバスを受けました。



当時、IKEAにて240ユーロで買った椅子。
個人的には、高い買い物。
でも、やっぱり安物。

カバーはあちこち擦り切れて、スポンジが硬くなって、ぼろぼろと崩れてきました。
「おっしゃ、今月は椅子を新調!」
と、インターネットで椅子探し。

でも数が多くて、どれがいいのか全然わかんない。
「面倒だけど、外出してみるか。」
と、椅子の専門店に行ってきました。

デュッセルドルフのBerliner Alleeに、マックの専門店がありますよね。
マック、マクドナルドではなく、アップルの方です。
その先、20mに椅子の専門店があります。

「椅子なんぞ、座れるだけ。全部、同じ。」
って思っていたんですが、椅子により、結構、違うんですね~。

一番気に入ったのは、台座が360度、姿勢に合わせて自由に動く椅子。
Rovoというドイツの会社製。
自衛隊で潰した椎間板(3枚)に優しい椅子です。

唯一のマイナスは背もたれと、台座が固定されており、
「リラックスする体勢」
が、取れないこと。

見積もりを出してもらうと、なんと750ユーロ。
予算の二倍。
幾ら会社経費でも、少し、悩んじゃう。

駄目元で、デュッセルドルフ市内の高級家具屋にて見学。
全く、期待していなかったのに、ありました!

台座が360度動く上、
「リラックス」
すると、背もたれが心地よく、後ろに動いてくれます。

これ最高!
と値段を見ると、
「599ユーロ。ニコニコ現金払い。ピックアップ価格。」
と、ありやす。

まだ予算オーバーだけど、こっちの方が安くて快適。
感激していると、売り子の(ドイツでは貴重な)親切なドイツ人が、
"Kann Ich Ihnen behilflich sein?"
と聞いてくるので、
「これ何処のメーカー?」
「他の色もあるの?」
と聞くと、嫌な顔をせず、調べてくれて、
「Topstarの椅子ですね。他の色を注文すると15%の割り増し料金+届くまで8週間かかります。」
との事。

それじゃ、結局、700ユーロ近い料金になっちゃいます。
おまけに8週間は長すぎ。
とっても親切で愛想のいい対応だったので、慇懃にお礼を行って、その日は帰宅。

寝る前にインターネットでチェック!
なんとネットでチェックすると、同じ椅子が370ユーロ!
おまけに、お届けまで
「2~3週間」
と、あります。

2週間はご愛嬌としても。3週間は許容範囲。
おまけに370ユーロで送料込みは、安いっ!
即注文。

無駄足と思って、足(車)を運んだのが、正解でした。
ここで悩むのが、
「節約した金の使い道。」

インターネットで前から欲しかったタムロンの望遠レンズの値段をチェックすると、急落中。
販売当時、500ユーロを越えていたのに、半年後には350ユーロ。
先月ニコンのフラッシュを買った際、10ユーロの商品券をもらいました。

半信半疑ながら商品券の番号を入れると、ちゃんと認知されて、合計340ユーロ。
即注文。

3日待っても音沙汰なし。
待ちきれず、
「ピックアップに来ました。」
と、店頭におしかけると、
「はい、これ。」
と、ちゃんと手渡してくれました。

もっともその後、2日して、
「ピックアップの用意ができました。」
と、メールで連絡があったのは、少し興ざめ。

「もう一度、ピックアップに行くと、もうひとつもらえるのかしらん。」
と、興味もありましたが、ここはドイツ。

「騙されて」ピックアップに行くと、
「もう自分でピックアップした後じゃないですか。一体、何、考えいるんですか?」
と、言われるのがオチです。

なので、細かい点は突っ込まず、買ったレンズに注目。

70-300 (1).jpg

正式名称は、
タムロン 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)

と、とっても長い名前です。
VCは手振れ補正、USDは超音波モーターです。
Diは何の事だから、知らんです。

70-300 (5).jpg

フードが長いっす。
早速、試し撮り。

望遠の効果がわかりやすいように、まずはタムロンの17-50で撮りました。

70-300 (13).jpg

つまらん景色なのは、我慢してください。
ベランダからの眺めですたい。

写真中、ほぼ中心にあるキャンピングカーを300mmで撮ると、

70mm.jpg

おお~。
凄い。
(画質を落としていないオリジナルでは)車のナンバープレートまで読めます。

17mmの画像中、キャンピングカーの左上にテレビ塔が写っています。
もっともほぼ点で、識別できません。
300mmで撮ると、

70-300 (11).jpg

ちゃんと識別できます。
緑が潰れて、綺麗な画像とは言えませんが、ここまで寄れれば立派。

心地良いのが、超音波モーター。
「キュ、キュ」
と、ピントが気持ちいいくらい素早く合います。

これまでは、
「普通のモーターで十分。」
と思っていましたが、超音波モーターの効果はやっぱり凄い。

これで340ユーロは安いっ!
早速、タムロンのホームページで製品登録して、5年間保障をゲット!
次回の休暇が楽しみ~。




ドイツお買い物事情

「どうしていつもインターネットで買うんですかぁ。」
と、尋ねられる事が多いです。
特に、日本にお住まいの方から。

理由は簡単。
店頭でのお買い物には面倒な事が多いので、インターネットで買っちゃいます。

例えば、食料品などの日用品。
学生の頃は、Realというスーパーマーケットに買い物に行っていました。

鬼門なのが、レジ。
なんと20mくらいの行列。
延々と待ちます。

「長く待たせたら、客が他所の店に行ってしまう。」
と、日本人なら考えるでしょうが、
「レジのおばちゃんを雇うと、人件費が上昇して儲からない。」
と、ドイツ人は考えます。

この為、客を延々を待たせるわけです。
しまいには、
「15分待って、5ユーロ獲得!」
なんて、垂れ幕まで出る始末。

で、実際に15分待たされたので、
「5ユーロ頂戴。」
と、お金をもらいにいくと、
「そこに並んでください。」
と、長蛇の列。

辛抱たまらんです。



最近は、駐車場が大きくて、品数豊富なメトロに買い物に行きます。
(Realもメトロに買収されたので、同じ会社です。)

不思議なのが、いつも同じ食品が売り切れになっていること。
日本人なら、
「この食品はよく売れるから、次回からたくさん仕入れよう。」
なんて考えるものですが、
「余計なことをしても、お給料が上がるわけじゃない。」
と、考えるのがドイツ流。

この為、空になった棚は、翌月になるまで補充されません。

「いつになったら、届くの?」
なんて聞くと、
"Woher soll ich es wissen?"
「俺の知ったこっちゃない。」
と、店員。

「ひどい店員!」
と思うのは、日本在住の方。

広大なホームセンターに行くと、店員さえ居ません。
延々と探しまくって、店員を捕まえると、
「その棚は、俺の担当じゃない。」
と、相手にしてもらえません。

「じゃ、担当者は何処に居るの?」
と聞くと、
"Woher soll ich es wissen?"

こういう状況をドイツでは、
"Cholera oder Pest"
「コレラがいいか、ペストがいいか。」
と、言います。

とってもドイツ的な表現。

このところ、EHEC(エーヘックと読みます。)の感染が流行っているので、生野菜を避けて、冷凍物。
ブロッコリーを買ったのはいいが、値段がない。
レジのおばちゃんが冷凍食品売り場に問い合わせて、やっと値段が届きます。

翌週、また同じものを買うと、まだ値段が入っていない。
日本人なら、
「ちゃんと値段を入れておいてよ。」
と、担当部署に言うものでしょうが、
「俺がやらなくても、誰か他の人がやるだろう。」
と、考えるのがドイツ流。

やっと買い物を終えて店を出ようとすると、ルーマニア人が待ち構えていて、萎れた薔薇を顔に突きつけてきます。
攻撃かと思い、あやうく殴り返す所でした。

普通は、アル中や浮浪者が店頭で、浮浪者新聞、
”Fifty Fifty"
を、売っています。

外国人だろうが、ドイツ人だろうが、
「買ってくれ。」
と、勧誘されます。

散々苦労して、やっと人並みの生活ができるようになったのに、何も努力しない人間に、払う金はない!

さまざまなハードルを乗り越えて、やっと車まで戻って来ると、
「ちょっとすみません。」
と、話しかけてくる輩が居ます。

大概は、
「泥棒にあって、全部盗まれてしまった。キールまで帰る電車代をカンパしてくれないか。」
なんて、下手な嘘を言ってきます。

なので、見知らぬ人間に話しかけられたら、
"Ja, bitte?"

ではなく、
"Nein, danke!"
と、言いましょう。

話を聞く前に。
話を聞いてしまうと、断り難いので。

又、駐車場にはドアのロックを忘れた車から、貴重品を盗む機会を狙っている輩の宝庫。
車を停める際、誰か監視していないか、チェックしてから車を離れましょう。

道端に車を停める場合は、要注意です。
貴重品、例えばサングラスでも外から見えると、ガラスを割られて、盗まれます。
ガラスを入れ直すと、300ユーロ。
Teilkaskoの保険は、欠かせません。

何を隠そう、私もやられました。

einkauf01.jpg


く~。
ナビを壊されて(盗むのに失敗)、大損害。
当時、ナビが1000ユーロ以上もしたんです!
ガラスの入れ替えと、ナビの買い替え、埋め込みで1500ユーロなり~。

駐車場には、上述のように「鴨」を待っている輩も居るので、駐車場で「ウロウロ」してる輩が寄ってきたら、車に逃げましょう。

ドアを叩いて、
「開けてくれ。」
なんて言ってきますが、絶対、開けてはいけません。

しっかりドアをロックして、速やかにその場を離れましょう。
それでも諦めないようなら、迷わず110番。

こんな事を経験すると、自然にインターネットで注文するようになっちゃいます。
どうせ店員が居ないのなら、ネットで買って届けてもらった方が快適の上、安いっす。
おまけに盗難、詐欺に遭うこともなし。

ドイツでインターネット販売の利用率が高いのは、ドイツのお買い物事情の成せる業です。

ドイツでは、

日本に住んでいる方は、
「ドイツでは、○○なんだぞ。」
という言葉を、一度は聞いたことがあると言い切ります。

私の場合は、
「ドイツでは温泉治療(Kururlaub)が、ただでできるんだぞ。凄いだろ!」
と、威張るお医者さんに会ったことがあります。

「仮に本当だとしても、なんで、あなたが威張るんですか。」
などと、突っ込まず、
「そうなんですか。」
と、人間関係を優先して、お茶を濁しておきました。

で、実際に来てしまったドイツ。
医者に行ったついでに、
「温泉治療、ただで行かせてよ。」
と頼むと、
”Sie traeumen wohl."
(寝ぼけてるの?)
と、言われてしまいました。

国民が皆、税金で温泉治療に行けるなら、国の医療システムは費用の爆発で、崩壊しちゃいます。
聞いたときから、
「そんなうまい話が、、。 」
と、健全な疑いを抱いていたのですが、案の定。

こういう誤解、かなり多いです。
例えば、魚による角質治療。
そこら中に、
「ドイツでは、保険適用の医療行為として認められています。」
って書かれています

勿論、ガセネタです。

針治療でも、
「医学的根拠がない。」
と、この前まで保険適用になりませんでした。

針治療が保険の対象になったのは、やっとここ4~5年です。

ドイツでは医療費が毎年、増大。
費用の爆発にブレーキが効かず、倒産する医療保険会社が出て社会問題になっています。
そんな中、お魚治療が、医療保険の対象になるわけがない。
自分で軽石で削れるのに、保険が効くわけありません。

皆さん、きっと身近に居る、
「自称、ドイツ通」
の人から聞かれた、
「ドイツでは、、。 」
という話を聞いたことがあると思います。

良かったら、教えてください。



別の機会では、お客さんから、
「日本人とドイツ人は、似ていると思いませんか。」
というメールをいただいた事があります。

ドイツ人と日本人は、陰と陽、マイナスとプラス、昼と夜、正反対です。
ドイツ人とタイ人の方が、まだ似ています。
何かミスをすると、責任を取らず、まずは逃げようとする所なんか、瓜二つ。

ところが、日本では
「ドイツ神話」
が流行っている為に、
「それは違います。」
と、ホームページで10年前から書いているのですが、
「話半分」
程度にしか思ってもらえません。

で、実際にドイツでトラブルにあってから、
「ホームページに書いてありましたが、やはり○○なんでしょうか。」
というメールが届くんです。

そこで、ここではドイツでトラブルに会わないように、留学(渡独)の心構え(初心者編)を紹介します。

1. 金は貸さない。
2. 見知らぬ人から話かけられたら、無視する(逃げる)。
3. 自分の意見は、白黒のどちらかに決めて、はっきり言う。

ドイツ人の知り合いがお金に困っていた為、人のいい日本人がお金を貸した例を知っています。
案の定、お金を返してもらえないばかりか、逆恨みされて、悪い噂を言いふらされる始末。
お金を貸して窮地から救ったのに、この様です。

また、駅などでは、
「両替して。」
などどジャンキーが声をかけてきます。

うっかり先にお金を出してしまうと、逃げられるだけ。

どんなによく知っている相手でも、お金がからむと人が変わります。
お金を貸すことは、厳禁です。
金を失うばかりか、悪い噂まで立てられて、目も当てられなくなります。

日本人女性は、ドイツで大人気。
これまで日本で異性に縁がなかった人でも、
「もういい加減にして。」
というくらい声をかけられます。

ちょうど20時以降のパッポンを歩いているようなもの。
(月曜日を除く。)

これをねらい目にしているケースを除き、
「今、何時。」
とか、
「火を貸して。」
とか、
「ちょっと尋ねてもいいですか。」
などと、ドイツ人が接近してきたら、

「知らない。」
あるいは、
「嫌。」
と、はっきり答えて、パートナーを探してない旨、しっかり伝えましょう。

日本人は人がいいので、うっかり
「○時です。」
なんて言えば、次の日も同じ場所に立って、待ち受けています。

遭えてドイツ人を弁護すると、誤解を招き易い日本人の言動にも責任があります。
「嫌。」
と言うと、相手が怒る、気分を害することを気にして、笑って誤魔化すケースが多いんです。

ドイツ人にしてみれば、
「笑っているから、まんざらでもない。」
という風に理解します。

又、ステイ先などで、
「○○は要る?」
と聞かれて、本当は欲しいのに、
「どっちでもいい。」
などという、日本人でしか考え付かない回答をすると、いい印象を与えません。

本当は、
「もう一回聞いてくれないかな。」
あるいは、
「もっと強く勧めてくれないかな。」
と、日本人は期待しているケースが多いんですが、
「どっちでもいい。」
という返事を聞くと、ドイツ人は、
「じゃ、面倒だからしない。」
と、ドイツ人らしく判断します。

その後、
「やっぱり欲しいです。」
なんていい出と、
「要らないって言ったじゃない。」
と、ドイツ人は怒り出し、
「日本人はよくわからない。」
という結果になります。

日本とドイツは、陰と陽、マイナスとプラス、昼と夜、正反対です。
この国では、はっきり自分の意見を言うことが好まれます。
逆に、「どっちでもいい。」
なんて言い方をすると、
「何を考えているのか、わからない。」
と、攻撃されます。

日本では、自分の意見ばかり言うのはタブーですが、ドイツでは美徳です。
ドイツで語学学校に通えば、この文化の違いにすぐ気づきます。

最初は難しいと思いますが、ドイツに着いたその瞬間から、はっきり自分の意見を言うように、心がけてください。
自分の意見を平気で言える人、それも反対意見を押し通して、自分の意見を通す人は、ドイツで留学するにしても、仕事をするにしても、成功する確率が高いです。

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