越境

ラオカイ発、ハノイ行きの電車は20時過ぎ。

ホテルから国境まで徒歩10分。
越境に30分。
タクシーで5分でラオカイ駅。

つまり、ホテルから駅まで1時間もあれば、十分(な筈)。

今回は、
「やり直し」
ができないので、倍の時間を見積もり。

17時30分、ホテルをチェックアウト。

幸い、この時間帯には出国レーンは人もまばら。
あっさりと出国。
問題はベトナム側。

滅茶苦茶、愛想が悪い。
英語が全く通じない。
同じ共産国でも、えらい違い。

あきからに中国の方が教養高し。

入国管理には2つの列が。
どちらかが外国人用。

英語の記載がないので、
「どっちに並ぶ?」
と、しばし一考。

「中国人の後ろに並べばいいだろう。」
と思ったものの、順番が来ると、
「向こうに行け。」
と顎で指示されて、腹辰則。

また15分待って、やっと順番が。
国境警察官が面倒そうにパスを開いて、一言も言わずに、
「ポン!」
とスタンプ。

やっとベトナム再入国。

この頃には汗だくだく。
折角、シャワー浴びてきたのに、、。
明日の夕方、パタヤに着くまでシャワーなし。
着ければいいが、、。

泥棒が多いので、すぐにタクシーに乗ろうとすると、
「おい!」
とベトナム人が怒鳴ってきます。

「はあ~?」
と言うと、
「そちらの出口に行け。」
と命令されちゃいました。

知らない国では、腹が立っても、じっと我慢の子。
これをしないと、痛い目に遭います。

ベルリンで友人の誕生日を祝っていたタイ人。
酔ぱらった友人のために、タクシー探し。

ここで現地人からちょかいを受けたタイ人。
「余計なことすんな。」
と言ったもんだから、袋叩き。

ドイツ人は何もしないで見ているだけ。
病院に運び込まれたものの、死亡

人通りの多い、アレクサンダープラッツでこの様。
ベトナム国境で袋叩きにあっても、誰も助けてくれません。

大人しく、命令された出口に向かうと、
"Money change!"
とベトナム人。

「それを言うなら、"Money Exchange"だろう。」
と言いたいのを、じっと我慢の子。

ここで両替にみせかけて、お札をごまかすんです。
そんな手には乗らないぞ。

無視して、国境の建物を出ると、
"Money change"
と、後ろからまだ響いてきます。

さぞ、がっかりした様子。

幸い、タクシーが数台、待機中。

一番まともな服装をしている運転手に、
"Let's go Laokai Station.!"
と言いい、ドアを開けて荷物をタクシーの中に投げ込み、一安心。

駅について時計を見ると、18時30分過ぎ。
ちょうど1時間少々かかったみたい。

出発までたっぷり1時間半。

「ハノイで買ったチケットを、乗車券に変えなきゃ。」
と駅の構内に行くも、

urtra01.jpg

「あっちに行け。」
と指でさされるだけ。

あっちに行くと、
「そっちに行け。」
と指でさされ、

そっち行くと、
「あそこに行け。」
と指でさされて、駅の周辺を3往復。

流石、ベトナム。
観光客に冷たい国。

「困ったな~。」
とキョロキョロしていると、
"Livitans Train"
と書かれた看板発見。

「ここか~。」
と思ってドアを開けようとしたら、閉まってる。

仕方ないので、ドアの前で座り込み。
30分くらいすると、鍵を持った兄ちゃんが出現。

「下のベットにしてくれ。」
と手振りで頼み込み、乗車券ゲット。

そうこうするうちに、構内は大混雑。
「混雑に紛れて、貴重品を盗まれては大変。」
とカメラとコンピューター、現金が入った鞄を抱え込み。

20時過ぎてから、やっと乗車開始。
今度の寝台は、

urtra02.jpg

初めて、本当に、下の寝台。
"Huraaaaaaaah!"

早く駅に来た甲斐があったぞ!

「同乗者が教養あるファランだったらいいな~。」
と思っていたら、そこまで人生は甘くない。

ベトナム人の兄ちゃん。

「幸い、二人だけ?」
と思ったら、車掌が、
「ここは空いてるのか。」
と怒るような口調で聞いて来ます。

しばらくすると、赤ちゃんを連れたベトナム人のカップルが出現。
空いている寝台に席を取ります。

車掌には25万ドンの賄賂が支払われます。

真面目にチケットを買うと、60万ドン。
こうして空いている席は、満席になり、車掌は小銭を稼いで満足。

満足じゃないのは、間抜けな観光客。
赤ちゃんが泣いて、うるさくて仕方ない。
泣き止むと、夫婦とベトナム人が携帯電話で大声でお話中。

辛抱たまらんわ~。


偵察

明日は、無謀な移動日。

まずは国境越え。
駅まで移動して寝台電車に乗車。

これがちゃんと発車する(ラオカイまで来てる)ことを祈るのみ。
去年は台風(大雨)で休航。

無事ハノイ駅に着いたら、タクシーで空港まで。
エアアジアに乗って、バンコクまで。

バンコクからバスでパタヤーまで。

パタヤーのホテルは予約済み。
キャンセル不可。

「ハノイで一泊するほうがいい。」
と、皆さんからアドバイス。

私だって、そうしたい。
しかし、旅行日程は3ヶ月前に決定、決済済み。
今から変更できません。

強行軍、あるのみ。
そこでまずはレコン(偵察)から。

国境に向かって人民路を下っていると、

hekou35.jpg

小龍包店発見。

ベトナム語と中国語の両方で、
「メニュー」
が書かれています。

まるでロゼッタストーン。

残念。
食事はちょうど済ませたばかり。
次回の楽しみかな。

その先に両替商。

hekou36.jpg

これで次回から、ベトナムで両替してくる必要なし?
もっともユーロが両替できるか、そこは不明。

国境近くになると、

hekou37.jpg

国境らしい風景が。
積荷はベトナム産マンゴーです。

hekou38.jpg

こちらは、個人輸入業者。

hekou39.jpg

ベトナムでトイレットペーパーを買うと安いんでしょうか?
山のようにトイレットペーパーを積んだ車や倉庫を見かけます。

hekou40.jpg

ちなみにドイツでは砂糖が安い。
隣国のチェコは嗜好品。
そこでチェコから大量に砂糖買出しにやってきます。

コーヒーを買うならオランダ。
税率が低いので、ドイツより安く買えます。

もっとも本来は国境で差額の税率を払うべき。
これをしないと密輸です。

見つかっても書類送検されないように、適度の量にしておきましょう。

町の外れに、駅発見。

hekou41.jpg

ガラ~ンとしています。
電車、出てるのかしらん?

線路はベトナムまで繋がっているようです。

hekou42.jpg

よ~く見ると、

hekou43.jpg

親父が携帯電話で話しながら、国境を堂々と越えてきています。

国境で、

hekou44.jpg

「いつ閉まりますか。」
と聞くと、
「○○時まで。」
との事。

正確な時間、忘れちゃいました。
「これなら全く心配する必要ないな。」
と言うくらいの時間でした。

こちらは国境にかかる橋。

hekou45.jpg

橋の向こうはベトナムです。

果たして明日は無事、ハノイまでたどり着けるのか?
明後日は、パタヤーで休息できるのか?


乞うご期待。

我欲日中友好

「服を洗濯に出さなくっちゃ。」
とクリーニング屋探し。

洗濯物を抱えて歩いていると、どこからともなく音楽が聞こえてきて、

Hekou33.jpg

おお~、
「ラジオ体操」
ですね。

ドイツ人が見たら、
「目を丸く」
するでしょう。

と書くと、
「何故?」
と思うのは、日本人。

ひとつ逸話を紹介。

バンコクで蝋人形館がオープン

見出しのひとつが、
"Mein Fueher"
事、アドルフ ヒトラー。

そこまではいい。
主催者がヒトラーの姿を、滅茶苦茶でかい宣伝に印刷。
これを道路わきに張り出して宣伝。

言うまでもなく、イスラエル大使館から大抗議。
国の面子を大事にするタイ政府は、
「ヒトラーを隠せ!」
と主催者に命令。

以後、ヒトラーを塗りつぶし。
そこだけ白くて、目立ったそうです。

タイに住む友人曰く、
「そんなにタブーなの?」
と驚いた様子。

ヒトラーなんて、タブー中のタブー。
アジアでは、これが理解不足。
なので、ちょくちょく問題になります。

「ラジオ体操と、ヒトラーの関係がわからん。」
と、おっしゃる方も多いでしょう。

日本に住んでいると無理もありません。

ナチス時代、
「集団体操」
が大流行。

"Triumpf des Willens"
でも、しっかり収録されています。

つまり、
「ラジオ体操=ナチス」
なので、ドイツ人には極度に不快感を与えます。

大体、
「個人主義」
の西欧人に、
「全体主義」
の思想はマッチしません。

このような風景は、アジアならでは。
というわけで、感心。

そうそう、上述のDVD、ドイツには持ち込みが禁止です。
空港で見つかると、没収+罰金です。

鉤十字も同様。
これが付いていると、その場で没収、罰金+書類送検されます。
ご注意あれ。

しばし歩いて、洗濯屋発見。

Hekou32.jpg

中国語では、
「服装洗干店」
って書くんですね~。

案の定、英語は通じませんが、
「これ洗ってよ。」
って洗濯物を出すだけ。

言葉なんぞ必要なし。

飯時になると、

Hekou34.jpg

そこら中で、
「焼豆腐屋」
が出現。

豆腐なんて、
「味のないもの」
を食べるのも、中国人と日本人だけ。

こんなに共通点の多い両国なのに、喧嘩ばかり。

日本大衆は、日本の政治家、メデイアの扇動に乗らされて、
「中国が悪い。」
と言い出す始末。

中国大衆は、中国の政治家、メデイアの扇動に乗らされて、
「日本が悪い。」
と言い出す始末。

これじゃ、いつまでたっても平行線。
両国関係が悪化する報道を見るたびに、心が痛みます。

我欲日中友好かな。

中国辺境で過ごす夜

21時頃から、あちこちに屋台が出現。

hekou25.jpg

物は試し。
いろんな肉を選んで、焼いてもらいました。

hekou26.jpg

中国人らしい、大胆な焼き方。
(大股開きの事。)

完成。

hekou27.jpg

70元なり~。
中国にしては高い。

これが見事な人口調味料の嵐。
舌がしびれて、おいしくなかったです。
残念。

その先では、ガラクタ市。

hekou28.jpg

ただでも欲しくない物ばかり陳列。
これに人だかりができるんだから、中国はすごい。

余程金が余っているのか。
それとも、趣味が日本人と違うかのか。

もっとも、西欧でも
「たかが携帯電話」
のために、徹夜で店舗の前に並ぶ人も居るくらい。

ソクラテスは、
「私の興味を引かないものが、随分とあるものだ。」
と夜市を歩きながら感心したそうです。

深~く同感。

タイに行くと、
「何処から来たの?」
と問われます。

ど~みても、タイ人には見えないのが原因。

もっとも、
「アメリカ人?」
とか聞いてくるタイ人。

一体、どういう見方をしているんだか。
「コン イープン!」
と言いうと、
「お母さん、アメリカ人?」
などと、どうしてもアメリカ人にしたいらしい。

面倒なので、
「シンガポール人。」
で誤魔化してます。

で、中国に来ると、
「本当に」
中国人に見えるらしく、中国語で話かけられます。

川沿いのメインロードを歩くと、中国語でセールスの嵐。

「中国語はわかんないよ。」
と言っても、諦めないで、携帯電話に何か打ち込んで、
「これでどうだ!」
といきなり値段交渉。

誰も、
「買う。」
なんて言っていないのに。

凄いぞ!中国人。
その商売根性、見習わなくっちゃ。

hekou30.jpg

獲物を探す、中国人。

その先では、国境を越えて来たベトナム人が索敵中。

hekou29.jpg

わき道に入ると、

hekou31.jpg

攻撃準備中のベトナム軍の小隊が。

「これはどうみても供給過剰じゃないのか。」
と余計な心配。

心配無用。
観察していると、次ぎ次にでかいSUVが道脇に止まって、
「商談中。」

交渉が成立すると、
「乗客」
を乗せると走り去っていきます。

一種の、
「特別産業地区」
に指定されているようです。

ホテルに帰還すると、ここも大繁盛中。
商売が終わって、帰っていく人。
これから商売をする人。
客を待っている人。

ホテルのレセプションは一応、営業中ですが、見て見ぬフリ。
しばし立ち止まって観察。

不思議だったのは、
「商売中」
みたいなお姉さんが一人でエレベーターに乗ると、ホテルの中に消えていく事。

カンボジアの
「ホテル」
みたいに、ホテルの中に
「マッサージ」
あるのかしらん?

「一緒にエレベーターに乗れば、何処に行くのか突き止める事ができる!」
と思ったものの、
「虎の穴」
にはまることを恐れて、断念。

結局、この謎は最後まで解明されず。

あれだけ
「訪問者」
が多いので、部屋の鍵をしっかりかけて就寝。

幸い、中国人は夜が早く、静かに寝れて一安心。
結構、にぎやかだし、飯には困らないし、住みやすい町かも?




幸せを探せ!

「旅行とは、異文化との交流だ。」
と威張るドイツ人。

それだけでは済まず、
「日本人は飯にしか興味がない。」
と、誰かを非難せずには我慢できない性格。

そのドイツ人、何を考えたんだが、マレーシア旅行。
「で、どうだった。」
と聞くと、
「ブスばっかだった。」
と怒ってるドイツ人。

「異文化との交流が目的なら、ブスだろうがレデイボーイだろうが、どうでもいいでしょ。」
と言えば、
「お前は、何もわかっちいない。」
と気分を害したドイツ人。

子供みたい。
興味もないのに、お題目を唱えるから、辻褄が合わなくなり、恥をかくんです。

そんなドイツ人は放っておきましょう。
自分の旅行なのに、おかしなドイツ人の講釈を聞く理由はありません。

旅行と言えば、飯。
それも自宅では食べれない飯。

ドイツ人はパタヤで、クラウト(キャベツの事。ドイツ人の別称。)でも食っていればいいんです。

先陣を切るのは豚マン。

hekou11.jpg

お上品には、
「肉饅頭」
とも言います。

もっとも、時々、具のないただの
「ふかし饅頭」
だったりするので、要注意。

幸い、これには肉入り。

hekou12.jpg

美味~。
たったの5元。
80セント。

冷めるとまずいので、ちゃんと湯気が出ている
「豚マン」
を買いませう。

お次は、
「越南小巻粉。」

hekou13.jpg

美味~。
一個1元。
10個なので、10元。

「つるつる」
と、幾らでも食べれてしまいます。

ちなみに、
「タレ」
は、自分の好みで和えます。

hekou14.jpg

青いのは、
「バクチー」

韮。

たっぷり入れて味満点。
幸せ~。

お代わりしたいのを、じっと我慢の子。
本場の餃子を注文。

hekou15.jpg

中国では、蒸餃子か、水餃子。
野菜餃子は7元。
1ユーロ。
でもおいしくない。

なので、肉餃子にしましょう。
10元でした。
ちなみに5年前は5元。

ちょっと食べ過ぎ。
夕食を遅らせて20時過ぎに、徘徊。
多くの店はすでにお掃除中。

「困ったな~。」
と思ってると、まだ客が居る店を発見。

hekou16.jpg

(翌日写真を取り直し。)

ウドン屋みたい。
壁に張り出されている写真を見て、

hekou17.jpg

「これ。」
と注文。

いきなり、
「ドン ドン!」
と音がしたので、振り返ってみれば、

hekou18.jpg

なんと、注文が入ってからうどんを作ってます。

これが見事な手さばき。

hekou19.jpg

腕裁きに見とれていると、

hekou20.jpg

「あっ!」
と言う間にうどんに変身。

hekou21.jpg

出来上がった、うどんを、

hekou22.jpg

鍋に入れて、仕事完了。

hekou23.jpg

ここからまだ中学生みたいな娘さんが、仕事を請け負います。
煮あがったうどんをキッチンに運び、ここで奥さんが焼きうどんに仕上げます。

hekou24.jpg

超~美味。

中華料理には、人口調味料が入っていて
「舌がしびれる。」
ことが多いんですが、このうどんは調味料なし。

これがたったの12元。
1ユーロ80セント。
幸せ~。

以後、夕食は毎日ウドン屋。

夜行電車に乗って、中国まで来た甲斐があったぞ!
すっかりお気に入り。
来年も、ここに来ちゃおうかな~。


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