賞味期限

"fallen"
というドイツ語。

動詞で、
「落下する。」
という意味。

これに、
"ver"
が付くと、
「荒廃する。」
「落ちぶれる。」
と意味がちょっぴり変わります。

この過去分詞形は形容詞として使用され、
「退廃した。」
「腐った。」
という意味になります。

これに日付が付いて
"Verfallsdatum"
は言うなら
「腐る日。」

日本語の
「賞味期限」
に相当します。

その一方で、
"Mindesthaltbarkeitsdatum"
って長いドイツ語があります。

これは、
「最低でも保つ日。」
なので、これを過ぎても構いません。

食品には、
"Verfallsdatum"
ではなく、
"Mindesthaltbarkeitsdatum"
が記載。

これが原因で
「あ、あと数日で食べれなくなっちゃう。」
と勘違い。

残り日数が少ない食品は、売れ残り。
結果、数千トンも食べれる食品が廃棄処分。

今後は、
「別の表記方法を取るべきだ!」
と議論の真っ最中。

デユッセルドルフで日本の食料品を買うと、
「賞味期限」
が切れていることが多いです。

ドイツで売られる食料品には、ドイツ語で食品に含まれている成分を明記する事が義務。

「これは日本でも売れているから、ドイツにもってきて売っちゃえ!」
というわけにはいきませぬ。

そこでドイツ語で書かれたステッカーを張ります。

「何処に貼ろうかな?」
と考えた挙句、
「賞味期限」
の上に貼ることに。

まあ、それは合法。

合法じゃないのは、賞味期限が
"Mindesthaltbarkeitsdatum"
に変わると、数ヶ月、時には半年も伸びている事。

「あれ、日本語の賞味期限は何処に書かれているの?」
と疑惑を持ったら、ドイツ語のステッカーをはがしてみてください。

そこにはすでに過ぎ去った日付が書かれています。

ドイツで日本食良品を買おうとしたら、これは仕方がなかったり。

料理酒なんて、(海外産の)清酒よりも高いから、米国産の日本酒を一升瓶買います。

ところが全部、賞味期限が切れている。
半年なんてのはまだいい方で、
「2年」
も前に賞味期限が切れてるものも。

豆腐なんか、3ヶ月も食べれる
「代物」
が売られています。

もう生物じゃない。
化学薬品を食べているみたい。

そんなわけで、20年間、日本食品とはお別れ。

日本食を食べれたのは、
「全部、会社経費」
という出張か、休暇先のタイで食べる日本食。

なのに(タイに住む)友人が、
「じゃ、今日はドイツ飯でもいくか?!」
なんて言った日には、
「後生だからやめてください。」
と懇願。

日本に帰ったら、
「このパンがおいしんだ。食べてみろ。」
なんて言われると、
「後生だからやめてください。」
と懇願。

お勤めを終えて、20年振りに監獄から出てきた人に、
「このレストランでは囚人の飯が食えるんだぜ!」
と誘っているようなもの。

全然、珍しくも、嬉しくもありません。

そこで日本に帰ってから、日本食三昧。

スーパーで大量に買った餃子。

何かの機会に賞味期限を見ると、
「14.10.○○」
って書かれています。

ドイツ(語)では10月14日のこと。
あっれ?
すでに今日は10月15日。

「日本でも賞味期限が切れているものを売ってるの?」
と軽~いショック。

ドイツに比べれば、
「かわいい。」
けど。

「膳は急げ!」
と晩飯は、餃子5パック。
ごっつあんです。

全部、食いました~。

で、ゴミを捨てる際、
「14.10.21」
って包装に書かれてるのに気づき、、。

2021年????
餃子がそんなに保つわけがない。
考える人。

これって2014年10月21日のこと?

ひょっとしてドイツで、
「賞味期限が2年も過ぎてる!」
と思っていたのはこれが原因?

ちゃんちゃん。



望郷

ドイツでも
「熱帯夜」、
"Tropennacht"
があります。

もっともドイツでは、
「気温が20度を割らない」
と熱帯夜。

当時、
「寝ずらいな~。」
と辟易。

ところが日本では最低気温が30度。

プールで過ごす休暇ならともかく、日常生活なんてできる温度じゃない。
仕事なんぞ、言うに及ばず。

これに追い討ちをかけたのが、マンション工事。

bau.jpg

目の前の空き地で工事開始。

朝7時から、
「カーン、カーン、カーン。」
とハンマー音。

「うるさいっ!」
と窓を閉めるので、さらに暑い。

数日後、マンション右側の空き地でもマンション工事開始。
最後には、目の前の道路を掘り返して水道管工事。

暑さと騒音で最悪の居住環境。

「もう駄目っす。」
と諦めかけた7月。

「8月は生き地獄。」
と思ってたら、西日本には台風が続けざまに。

最高気温が27度の日もあり、
「ありがたや~。」

ところが台風が逝ってしまうと夏復活。

ここ3日、
「雨」
の予報ですが、見事に外れ。

全然、降っていません!

今朝も曇り。
なのに朝の9時、マンションの室温が32度。
やってらんない。

コーヒーを作っているだけで、額からしたたり落ちる汗。
たまらんす。

去年までは、
「当たり前で珍しくもない。」
と思ってたドイツでの生活がいと懐かし。

ハイネに言わせれば、

„Die Stadt Düsseldorf ist sehr schön, und wenn man in der Ferne an sie denkt, und zufällig dort geboren ist, wird einem wunderlich zu Muthe.

「異郷にありてデユッセルドルフを思えばとても綺麗な町に思えてくる。その町で生まれた人なら、望郷の念に襲われるに違いない。」

Ich bin dort geboren und es ist mir, als müsste ich gleich nach Hause gehn.

「そこで生まれた私には、すぐにでも故郷に帰りたくなる。」

Und wenn ich sage nach Hause gehn, dann meine ich die Bolkerstraße und das Haus, worin ich geboren bin …“

「そして私が故郷に帰るといえば、私が生まれたBolkerstraßeの生家の事である。」

亡命先のパリで故郷を偲ぶハイネの言葉に、こちらまでもらい泣き。


ドイツのいい所?
まず涼しい。

そして周囲に縛られない自由。

そして論理性。

日本で
「何故なの?」
と質問したら、
「ごちゃごちゃ言うな。」
とか、
「そういう決まりだ。」
で終わり。

意味がある決まりなのかどうか、それは二の次。
大事なのは、その決まりが守られること。

本末転倒なり。

ドイツで、
「何故なの?」
と質問したら、
「○○だからだよ。」
とその意味を教えてくれる。

具体例。

日本では
「ゴミを綺麗に洗って出してください。」
って書かれています。

ゴミですよ、ゴミ!
なんでゴミを飲み水を使って洗う必要があるの?

その一方で、
「資源を大切に。」
とか、
「節水にご協力ください。」
と繰り返されるスローガン。

スローガンを唱えただけで、資源を節約した気分になっている。

ドイツでは、
「大小便を飲み水で流すなんて、とんでもない資源の無駄使い。」
と言われているので、
「ゴミを飲み水で洗ったりしないでください。」
と注意されます。

ところが日本では、
「ゴミを綺麗に洗って出してください。」
と書かれていると、皆、それで納得。

意味がある決まりなのかどうか、それは二の次。
大事なのは、その決まりが守られること。

だかが
「ゴミ」
でこの違い。

日々、あらゆる場面で
「何故なの?」
と不思議で仕方がない。

もっと不可解なのが、
「何故なの?」
と誰もその意味を聞かないこと。

その代わり、
「○○が流行っている。」
と周囲の動向ばかりを気にする国民性。

ドイツ人は良しも悪しも、
「俺はこう考える。」
と決めたら、周囲にはわき目も降らず、そこから足の幅さえも譲らない
"Betonkopf"(コンクリート頭)。

日本人は良しも悪しも、
「周りはこう考える。」
と自分で考えることを放棄して、これをお上に委託。

当然、
「敵は本能寺にあり!」
と政府がやれば、
「一億総玉砕!」
と猪突猛進。

ちょっと自分で考えてもいいんじゃない?

この時期、
「戦争は二度と起してはならない。」
としきりに言ってますが、
「どうして戦争に突入したのか。」
という肝心な部分には触れない。

国民が自分で考えることを辞め、
「鬼畜米英」
などという政府のプロパガンタを信奉したのがその元凶。

あれから70年経った今でも、
「中国が。」
とか、
「韓国が。」
と政府お抱えメデイアの報道を信じて、
「中国はけしからん。」
という人が余りにも多すぎ。

その一方で、かっての
"Erzfeind"(宿命の敵)
だったフランスとドイツは固い友情で結ばれています。

これがドイツ(人)と日本(人)の違い。

ちょっと自分で考えてもいいんじゃない?



語学の学び方

「息子をドイツにサッカー留学させたい。」
という親御さんからの問い合わせが結構、ありました。

ドイツがワールドカップで優勝する前から。
優勝したので、今後、ますます増えそう、、。

テレビで活躍している選手を見て、
「ウチの息子にもすごい才能が隠れているんじゃなかろうか。」
と勘違いするようになり、
「予選で敗退するような日本じゃなく、優勝するドイツで。」
という気持ちはわかります。

子供が居たら、同じように考えるかも。

ただし、
「中学生の息子を一人でドイツに送ろう。」
なんて絶対、思わない。

私がドイツに留学中に知り合った、岡山出身の田中さん。
全然、頭がよかった。

当時、バブル景気。
いい大学を出ている田中さん。

本人が希望すれば、いい会社に就職できたろうに、
「ドイツの大学で学びたい。」
と自衛隊の将校(a.D.)と机を並べてドイツ語を学ぶ羽目に。

出来が違うので、進歩が早い。

半年で
”ZMP"
合格。

その後、大学にも入学された田中さん。
心労の連続。
最後に挫折。

理由。
カルチャーショック。
ドイツ(人)に適合できなかったんです。

彼は日本人に多い、
「辛抱すれば、いつか春が来る。」
という辛抱型。

ドイツでは自分の意見を言った者の一人勝ち。

じっと待っていると、
「君はどう思う。」
なんて誰も聞かない。

自ら発言しないと、
「何も意見がない人。」
と見下されちゃう。

日本は、
「お前が意見を言うなんて10年早い。」
と揶揄される社会。

「意見を言わなきゃ、わかんないでしょ!」
と思うんですが、
「出る杭は打たれる。」
とまで言われる閉鎖社会。

だから、我慢する人が多し。
ドイツではこれは駄目。

しかし、ドイツ語ができない中学生に一体、何が言えるのか?

大学生や社会人でも、
「駄目だった。」
と挫折する人の方が多いのに、中学生に、
「一人で頑張ってこい。」
なんて可愛そう。

学校の授業にはついていけない。
ドイツ人生徒からの人種差別はあるし、これはしんどい。

友達でもいれば気がまぎれるが、ドイツでたった一人。

早い話が子供の島流し。
そんな事、するもんじゃない。

例外は、
「うちの子は海外で生まれたので、バイリンガルです。」
という場合。

これだっら、現地で友達もできるので、(多分)大丈夫。

と思っていたんですが、
「息子(中学生)が1年、ドイツに留学するので、ドイツ語を教えて欲しい。」
と頼まれちゃいました。

話を聞けば、
「無理だったら、帰国も可能。」
とのこと。

だったら、人生経験にもなるんじゃなかろうか。

そこで初めたドイツ語の家庭教師。
お金にはなりません。
会社の仕事をしていたほうが楽で、収入も桁が違う。

しかし、
「社会に少しお返ししていてもいいんじゃないか。」
という反省から。

「9月にドイツに行く。」
とのこと。
5ヶ月しかない。

おまけに週1回レッスン。
これじゃ効果が薄い。

その少ない時間で効果を高めるため、授業はドイツ語。

当初は何もわからない。
しかし、ドイツへ行くと、いきなり現地の学校に入学。
誰も説明なんかしてくれない。

まずはこれに慣らすのが大事。

本人が、
「多分、こういうことを言っているんだな。」
と推測するまで繰り返し。

まずは耳をドイツ語に慣らすこと。

これで、
「知っている単語」
が聞き取れるようになります。

ひとつの文章に、これが2~3個も出てくれば、なんとなく推測できます。

できるだけ同じ表現方法を繰り返します。
すると、
「何を言っているのかわからないが、こういうことを聞かれている。」
とわかるんです。

その後、文法をすると、
「ああ、これを言っていたのか!」
と悟ります。

まずは耳で理解して、その後、意味を理解すると忘れない。

3ヶ月で、簡単な会話ができちゃいます。
う~ん。
先生もいいが、若い生徒は覚えが早いっ!

4ヶ月経つと、日付も言えるし、時間も言える、買い物もできる。
何よりも、ドイツ語での授業への抵抗感がなくなってきた。

週1回の授業でここまで進歩した中学生。

しかるに日本では6年も英語を習って、
「話せません。」
という人が多すぎ。

原因は明白。
授業が悪い。
日本語で授業なんかして、英語が話せるわけがない。

英語/ドイツ語で話す快感を生徒に与えないと、やる気が続かない。
そんなやる気は無視の日本の英語教育。

言語は採点の手段ではなく、意志伝達の手段として教育すべし。

されば英語なんて、中学校の3年でぺらぺらに喋れます。
どうしても文法をしたければ、高等教育でやればいい。
生徒からやる気を奪い取る日本の外国語教育は、最悪の方法です。


日本人にはコーヒーの味がわからない?

朝飯は、いつもコーヒー。

まるでフランスの外人部隊。
そう、外人部隊でも朝飯はコーヒーなんです。

ただし、こちらは
"Ex-Soldat"
なので、エスプレッソ。

それも我流。

まずはエスプレッソメーカーを準備すます。

kaffee (17).jpg

「客に見せびらかしたい。」
という見栄がなければ、安物で十分。

エスプレッソメーカーの命は、
"bar"
と書かれている圧力です。

安物を買っても15bar。
高級品を買っても15bar。

違いは、
"drum und dran"
すなわち、周囲です。

プラスチック製か、金属性か。
味は変わりません。

ドイツ人はコーヒー大好き。
AEG,クルップ、ジーメンス、フィリップスなど、いろんなメーカーが目白押し。

「コーヒーならイタリア製かな?」
と上の写真のエスプレッソメーカーを購入。

デロンギ製。
消費税19%+送料込みで、たったの80ユーロ。
安いっ!

ところが、なかなかの出来栄え。
特にフィルターがいい。

5年以上愛用。
帰国の際、泣く泣く、モロッコ人に譲って帰りました。

日本はお茶の国。
エスプレッソメーカーと言えば、デロンギ製しか売ってない。
選択肢がない。

が、デロンギのエスプレッソメーカーがあるなら、文句は言えない。

ネットで注文。
消費税5%なのに、ほぼ2万円。
高い。

日本は家電がドイツより高いんです。
消費税が(今は)8%なのに。
日本の小売業、よく儲けてるな~。

エスプレッソメーカー到着。
開封してびっくり。

エスプレッソの味を決めるフィルターが!

filter.jpg

これっ!

アルミを型で凹ましただけ。
手抜き製品。

15barもの圧力でコーヒーにお湯がかかっても、
「素通り」
します。

その結果がこれ。

kaffee (8).jpg

ただのコーヒー。

エスプレッソが
「ただのコーヒー」
と違うのはその出し方。

15barもの圧力で、コーヒー豆の中に含まれている
「香油」
を押し出します。

これが、
「クレマ」
と呼ばれる泡です。

これがクリーミーな味わいを出すんです。

あのフィルターじゃ圧力が逃げて、エスプレッソにならない。

ドイツで買ったら、立派なフィルターが標準装備。
日本で買うと、手抜きの安物フィルター。

「日本人には、コーヒーの味はわからない。」
と考えて、この手抜き?

と言うのも、
「おいしいエスプレッソが出来ました!」
とコメントして喜んでいる。

デロンギに抗議。

すると、
「専用の豆を使ってください。」
とか、
「ちゃんと暖めてから使用してください。」
と客の責任に。

流石、大企業。

その後、デロンギのコーヒーメーカーで、
「ドイツのフィルター」
標準装備しているエスプレッソメーカーを発見!

デロンギに、
「このエスプレッソメーカーのフィルターちゃぶだい。」
と言うと、
「日本では販売しておりません。」
とのお返事。

全くやる気がない。

「デロンギの直売サイトでも、販売してる機種ですが。」
と言えば、
「それは勉強不足ですみません。」
とやっと販売を認めるデロンギ。

「そのフィルターが欲しい。」
と言えば、
「お客様のエスプレッソメーカー用のフィルターではありませんので、合いません。」
とデロンギ。

試行錯誤の上、ようやく立派なフィルターを作成。
しかるにわざわざ、日本市場向けには安物のフィルターを導入。
何故?

それは儲けを増やすため。
味を犠牲にして儲けを増やしている会社が、機種毎にサイズを変えるわけがない。
そんな事をしたら儲けが激減。

「欧州ではこれが標準装備なので合います。」
と注文。

たかがフィルターが1944円。

届きました~。

kaffee (4).jpg

手抜きフィルターを並べてみると、

kaffee_filter.jpg

違いが、

kaffee (1).jpg

一目瞭然です。

まるで計ったように、サイズもぴったり。
欧州ではこれが標準装備なので、計って作ってるんです。

そして肝心のエスプレッソは、

kaffee (7).jpg

美味~。

クレマが、
「これでもか!」
というくらいに出ています。

デロンギのエスプレッソメーカーをお持ちで、
「これがエスプレッソ。」
と思っている方、是非、このフィルターをお試しあれ。

全く別の代物になります。

あるいはこちらのエスプレッソメーカー。



あとは、好きなコーヒー豆を見つけなきゃ!

コーヒー屋で、
「アラビカ豆はどれですか。」
聞けば
「はあ?」
と、外国人と話しているような店員の顔。

「コーヒー豆ったら、ロブスタか、アラビカでしょ。」
と言うも、全く通じない。

最後には、
「レギュラーですか。」
と店員。

レギュラーって一体、何?

ドイツ語でレギュラーと言えば、
”Regulär"

使用例。

特殊部隊ではなく
「一般兵」
を、
"reguläre Soldaten"
と呼びます。

すなわち
一般コーヒーの事?

さっぱりわからん。

日本はお茶の国。
専門店の店員がアラビカ豆も知らない。
道理で、デロンギが手抜きするわけだ。

ドイツでは毎年、バリスタのマイスターシャフトが開催されて、
"IHK"(商工会議所)
では、バリスタのセミナーまで開催されているんです。

当然、街中にはバリスタが経営するコーヒー店は目白押し。
豆から選べるんです。

当然、
「レギュラーコーヒー」
なんて言っても通じません。

ドイツに行かれたら、是非、お試しください。

保証金を取り戻せ!

帰国前に写真撮影&挨拶周り
灼熱の36度
あのドイツで

ドイツに行く前、
「欧州は湿気が高くないから、暑くても過ごしやすい。」
なんて言う人が居ました。

ウソです。
36度もあって、過ごしやすいわけがない。
言い例えるなら、ペストとコレラ。

「ペストに比べれば、まだコレラの方がいい。」
という程度。

どっちも御免蒙りたい。

そして今年は岡山で36度。
暑い。

湿気が高いので、さらに不快指数上昇。

朝からクーラーかけてるが、仕事場は角部屋。
マンションの壁に猛烈な直射日光の照射。
部屋はカーテン引いて暗いが、全然冷えない。

夏暑く、冬寒い日本のマンション。
は~。

夏はやっぱり休暇です。
無理して仕事をするのは辞めよう。

だから今回は手短に(多分)。

去年、デユッセルドルフのアパートを9月末で解約。
6月でいいのに、5月には大家に書面で通告。

「日本に帰ります。」
というと、
「じゃ、9月に保証金を返すよ。」
と言っていた大家。

9月にアパートの鍵を返すと、
「保証金は部屋のレノベーションが終わったら返します。」
と前言を翻す困った人。

部屋のレノベーションを9月末までに済ませるはずが、
「ここが悪い。」
「そこが悪い。」
とやり直し。

お陰で修繕工事が10月突入。

本来なら、
「10月分の家賃もいただきます。」
と言われますが、
「(家賃を大幅に上げたので)まだ借りる人が見つかっていない。」
との事で、10月分の家賃は勘弁してもらえました。

融通の利く大家でよかった。

ところが12月になっても、大家から連絡がない。
勿論、保証金も返ってこない。

12月に、
「アパートちゃんと修繕したのに、何故、保証金が返ってこないの?」
と手紙で催促。

無視されたので、1月に
「アパートちゃんと修繕したのに、何故、保証金が返ってこないの?」
と電話で催促。

すると、
「2013年の雑費の明細がまだ出ていない(ので返せない)。」
と前言を翻す困った人。

いつも4月末に、
「雑費の年末調整」
が届くので、
「これは5月だな。」
と長期戦を覚悟。

ところが6月になっても、大家から連絡がない。
勿論、保証金も返ってこない。

「アパートちゃんと修繕したのに、何故、保証金が返ってこないの?」
と電話で催促。

大家曰く、
「それはすまなかった。すぐに息子にやらせるから。」
と素直に謝ったので、溜飲が治まった。

そこから2週間待ったが、音沙汰なし。
勿論、保証金も返ってこない。

改めて、
「何故、連絡がないの?」
と電話で催促。

「それはすまなかった。今度は本当に息子にやらせるから。」
と大家。

流石に、この辺になると
「どうせ言い訳だろう。」
と思ってたら、案の定、連絡がない。

三度、
「何故、連絡がないの?」
と電話で催促。

「それはすまない。息子に大至急やらせるから。」
と大家。

流石に、この辺になると
「どうせ言い訳だろう。」
と思ってたら、案の定、連絡がない。

こうして1週間おきに大家に催促電話。
大家からは、電話もメールも手紙も一切なし。

流石の大家も、
「もう催促電話に耐えられない。」
と思ったようで、7月に
「お待たせすますた。」
と放蕩息子からメールが来ました。

8年も保証金を預けていたのに、全然、利子がついていない。
一体、どういう口座に入れていたの?

と文句を言って、返却されたのが1800ユーロ程度。
ちなみに保証金は2100ユーロ払ってました。

アパートのレノベーションに払った費用が1600ユーロ。
これだけ苦労して差額が200ユーロ。

そんな事と知ってたら、
「保証金でレノベーションしてください。」
とアパートを出ちゃえばよかった。

次回の教訓に。
次回、あるかな?


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