やっぱりドイツ?

今年の初めに、
「今年はフランクフルト(近郊に)引越しします。」
と、書きましたが、別にフランクフルトに住みたいわけじゃない。

あくまでも個人的な見解ですが、町はデュッセルドルフよりも殺風景。
外国人(アラブ、トルコ人)が多く、犯罪率では毎年、全国トップを驀進。
そのくせ、銀行が多く、家賃が高い。

そのデュッセルドルフだって、フライブルクから引っ越してきた際、
「緑のない、コンクリートだらけの町。」
と、思ったくらい。

おまけにドイツの引越しは、費用が馬鹿にならない。

まず、住んでるアパートのレノベーションに1500ユーロ。
引越業者に1000ユーロ。
不動産屋の手数料が2000ユーロ。
敷金2500ユーロ。
それに最低、1ヶ月は両アパートの家賃をかぶって払うので1000ユーロ。
少なく見積もっても8000ユーロの当座の資金が必要です。

そんな金があれば、タイで5っ星のホテルで1月、豪華な休暇が取れちゃいます。
にもかかわらず、住みたくもない
「フランクフルトに引越しする!」
ってのは理由があります。

以前は、航空チケットを販売していたので、会社をデュッセルドルフに置いていました。
しかし、航空会社がドイツ発券の日本発のチケットを廃止。
つまりデュッセルドルフに居る意味が消失。

この為、当初は、
「仕事もあるし、いっそ日本に帰って、、。」
と、長い間考えていました。

だって、日本食が毎日食べ放題。
日本なら車も要らないから、オートバイ買って、週末、峠で膝ガリガリするのも悪くない。

そう考えて、故郷の岡山で自営業を営んでいる身内に、
「市内のアパートとオフィスの家賃など、経営費用を教えて。」
と聞くと、
「帰って来ない方がいいと思うよ。」
という返事。

しばらく合わないうちに、嫌われたのかしらん?

その一方で、
「ドイツの車を安く買いたいから、個人輸入したらどのくらいかかるか見積もりを送れ。」
というメールは届くんです。

「留学の見積もりなら出せるけど、車の輸出費用なんて知らない。」
なんて返事を送ると、
「お前は役に立たん!」
と、ますます嫌われます。

そこで、いろいろ調べて、
「アウディノのQ7は○○○万円くらい。でも仕事料、10万くらいちょうだいね。」
と、返事を送ると、
「辞めたからもいいいよ。」
という返事。

幾ら身内でも、
「計算してくれてありがとう。」
くらい書いて欲しかった。



そこで、岡山県庁に勤める高校時代の同級生に、
「市内のオフィスとアパートの家賃を教えて。」
と聞くと、
「自営業者に物件を紹介している課があるから、そこからデータをもらって送ります。」
という実に頼もしい返事。

データをもらって市内のオフィスの家賃、アパートの賃貸費用、日本の高い所得税などを計算してみると、会社の運営費は日本の方が少し大目にかかりそう。

その分、日本は健康保険、電気代、水道代金が馬鹿安。
又、車が要らないので、健康な限り、総費用はほぼ同じ。

これで帰国案が第一候補になりました。

不安なのが年金。
ドイツと日本は年金制度で協定を結んでいます。
つまり、ドイツで払った年金は、日本政府のプレゼント。

これは辛い。
これまで500万円くらい払い込んだのに、日本じゃ、
「25年払い込んでいませんから。」
と、政府が没収。

こんなシステム、日本くらい。

「じゃ、タイに行くか?」
と、代案が浮かびます。

日本に帰らない場合、ドイツで払った年金は、

ドイツを離れて3年後に全額返却されるか、タイで年金需給が可能です。

しかし、住むのはいいが、タイじゃ郵便事情が悪いし、就労ビザが取れるかどうか、微妙。
タイの友人は、
「90日置きに、ビザツアーをすればいいよ。」
とも言うんですが、正直、90日置きにカンボジア国境まで出かけていくのはしんどい。

というわけで、タイ案はロングステイビザが取れる年齢になるまでお預け。

日本帰国案の妨げになる年金ですが、
「いっそドイツ国籍を取るか?」
という案が上昇。

ドイツ国籍なら、日本に帰っても、ドイツの年金がもらえます。
もっとも、ドイツ国籍だと、日本で自営業の許可取得に悩まされそう。
それとも税金さえ納めれば、マイペンライ?

などと考えているうちに、ユーロ危機。
言っちゃ悪いが、日本の財政赤字は世界一。

あのギリシャでさえ、消費税を上げ、年金需給年齢を上げ、一応、財政赤字問題と取り組んでいます。

なのに日本はデフレを抑えるため、次々と経済活性化政策にお金を注ぎ込み、赤字拡大の一方。
その日本の財政を支えているのは、国債。
日本の国債が売れ残ったり、利率が8%を超える状況になったら、日本円の崩壊の始まり。

困ったのは、ギリシャと違い、EUからの財政支援はなし。
唯一、IWFからの財政支援のみ。

10年程前に国家破産を果たしたアルゼンチン。
IWFからの助けで、国家財政の建て直しを図っていますが、未だにボロボロ。
ドイツ人夫妻が交互に大統領になるという離れ業も、この国の状況を物語っています。

今、会社を日本に移すと、第二のアルゼンチンになりそうで、とっても心配。
結局、ドイツに残るのが、現在のユーロ危機にも関わらず、一番の安全策?

日本が財政を立ち直せば、それはそれで会社の売り上げが増えてよし。
日本経済がぽしゃった場合、仕事がなくなっても、ユーロがあれば日本でいい生活できそう。

そう考えた結果、仕事に都合のいい町に引っ越すことに決定。

ちょくちょく、語学学校にお客さんの空港ピックアップを頼みます。
学校はこれを下請けの業者に流すんですが、これが

1.遅れて来る。
2.完全に忘れている。

のどっちか。

「昨日着きましたが、空港には誰も居ませんでした。」
なんてメールをいただくことが多くあります。

この為、
「明日、お客さんが来るので、ピックアップの手配を確認して下さい。」
とメールを送れば、
「手配はできてる。俺は馬鹿じゃない。」
という怒った返事が届きます。

で、月曜日には、
「昨日着きましたが、空港には誰も居ませんでした。」
なんてメールをいただくんです。

学校に、
「何がうまくいかなかったの?」
と聞くと、
「間違った日付を伝えていた。」
なんて、しゃあしゃあとおっしゃいます。

「ごめん。」
なんて一言もなく、
「客には、学校がヘマをしたって言ってくれればいいよ。」
って、威張っています。

失敗して威張っているのは、ドイツ人くらい。
あのタイ人だって、まずそうな顔をするのに。

これに疲れたので、フランクフルトに「駐在」する事に。
フランクフルトに居れば、
「いざ、鎌倉!」
となっても、すぐに非常呼集をかけて出動可能です。

なんとか今年中に引越しを済ませるか、これが無理な場合でも、せめて引越し先の住所を決めて、タイで新しい名刺を刷っておきたい。
(タイで名刺、会社のスタンプ等、調達するととっても安い。)

来年に留学される方には、自衛隊で鍛えられた几帳面さで空港ピックアップが提供できますので、乞うご期待。

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